ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

ランニング用語

2007-06-21 23:23:29 | ことば・歌

最近出た『マラソン実戦力アップマニュアル』(ベースボール・マガジン社) は、レベル別にトレーニング内容例が具体的に明示されていて、練習のひとつの目安として役立つ良書。

とりわけ、ワシが面白く読ませてもらったのが、巻末の「ランニング用語辞典」。おそらく『クリール』誌の編集長氏の執筆によるものらしいが、独特のこだわりが、「新明解国語辞典」と同様に興味深い。
たとえば「市民ランナー」の項――

「企業チームや学校の部活動などに所属していない社会人ランナー。陸上競技の一般選手(実業団選手や学生選手以外)と市民ランナーとの境界はなく、実は市民ランナーの明確な定義はありません。そもそも、なぜ『市民ランナー』というようないい方でランナーを区分けするのか、ということが議論されることも少なくありません」

なぜか、広く使われている「市民ランナー」という言葉にイチモツ持っておられるようだ。
また、「ジョギング」の項では――

「ゆっくり走ること。……どれくらいがゆっくりであるのかは主観と走力によりますので、具体的にペースで基準を作ることはできません。自分でこれがジョギングだと思えばジョギングです。もちろん、他人と比較することに意味はありません」

なるほど~、ごもっとも。

その他、女子選手で「渋井陽子」「野口みずき」の項目はあるのに高橋尚子がない、と思ったら「Qちゃん」で出ていたり、男子選手名は瀬古選手も含めて全然載っていなかったり、そのテキトーさがなかなか秀逸かも。


朝、しばらくぶりで地下足袋ではなくシューズを履いて、ちょっと速めのジョグで公園外周ロード走10km、50分。ラストはkm4分半ペース、心拍168。

★セラティ・きょうの言葉 (35)
  [オーストラリアの伝説的名コーチ、パーシー・セラティ著『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社1963年刊)より]

これからどうなるだろうかと想像し夢見る人間一般の傾向から、われわれは脱け出さねばならない。

トレーニングにおいても、あるいは他の日常のことにおいても、今諸君が実際にできることを今日やることだ。

“道の果て”を見ようとしてはならない。目的を心の中に描きながら、しかも頭脳は諸君が手や足でもって今日やらねばならないことすべてを解決し、立派になしとげるように志向すべきである。

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梅雨入り

2007-06-14 21:07:46 | ことば・歌

午後から雨になり、今も降り続く。
西日本に続き、関東も梅雨入りしたそうだ。

この「つゆ」の呼び名は比較的新しいようで、古くは「さみだれ」と言っていたらしい。『古今集』の和歌や『源氏物語』にも出てくるそう。
一方、音の「バイウ」は、梅の実が熟する季節に降る雨ということから梅雨、あるいはカビがはえやすい時季ということで黴雨。戦国時代末期の天正年間の書にも「梅雨」の語があるとのこと。

そのバイウ=梅雨に「つゆ」が結びついたのは、江戸時代以降の俳諧の世界で用いられてからのようだ。「露」からの感覚的連想、あるいは物がしめり腐りやすいことから「潰ゆ」(つひゆ)からなど諸説あり。
 (以上、『難読語の由来』中村幸弘著/角川文庫 より)

いずれにせよ、「空梅雨」にならぬよう、さりとて豪雨にもならぬよう、適度なお湿りであってほしいもの。
この時期、雨が降ったから走らないと言っていては走る時がなくなりかねないから、それなりの準備をして雨の中を走る。「梅雨寒」の数日を除けば、かえって雨のランも心地よいかも。

朝、曇り空の下、地下足袋クロカン走1時間。中間とラストに流し3本ずつ、心拍150。平日の朝に1時間走る時間を確保するには、当然のことながらやはり早寝早起きが肝心なようだ。

★セラティ・きょうの言葉 (29)
  [オーストラリアの伝説的名コーチ、パーシー・セラティ著『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社1963年刊)より]

選手はめいめいで自分のコンディショニングとトレーニングに励み、悩みと苦しみにあえて取り組んでいかなければならない。それ以外に方法はないのである。

コーチである私は、選手たちの兄であるにすぎず、すでにその道を旅行した道案内人として、つまずきながら旅をしている弟たちを助け、励まし、支え、応援するだけである。

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青葉城恋歌 30年

2007-06-06 22:54:23 | ことば・歌

夜、NHKラジオ「深夜便」を聴きながら眠りにつくのがオヤジの日課である。
日付が変わる少し前に「ないとエッセイ」という10分ほどのコーナーがあり、今週は仙台在住のシンガー・ソングライターさとう宗幸さんが「私の愛する杜の都 ~青葉城恋歌から30年」と題して、音楽的自伝を語っている。

1977年(昭和52年)4月からNHKFM仙台でDJを務め、リスナーから募集した詩にさとう氏が曲をつけて自ら歌い、大ヒットしたのが「青葉城恋歌」であった。

♪ 広瀬川 流れる岸辺 想い出は帰らず
   早瀬 躍る光に 揺れていた 君の瞳
    季節(とき) はめぐり また夏が来て
   あの日とおなじ 流れの岸
   瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない

……あれからもう30年もたつのか。
ちょうどその年の春、かろうじて大学を卒業し仙台を離れて東京にきたばかりの若き日のワシの胸に、この歌はことのほか痛切に沁み込むようであった。

仙台での下宿暮らしは、3カ所移り住んだ。
最初の2年間は市街地から遠く、「仙台ハーフ」のスタート地点にほど近い苦竹(にがたけ)の自衛隊駐屯地付近。遠い大学に行くよりも、近所のパチンコ屋(まだ手打ちの時代であった) に入り浸ってしまい留年の危機に瀕し、3年時に大学に歩いて通える広瀬川畔の豆腐屋さんへ下宿を移った。当時まだ市中を走行していた路面電車・仙台市電の終点「大崎八幡」のすぐ近く。

朝早く広瀬川の土手沿いを散歩していたら、不意に走りたくなった。まだその頃はジョギングしている人もほとんど見かけず、子どもの頃から駆けっこが遅くて運動会ではいつもビリ。大嫌いだったはずなのに、青春ゆえか、朝走るようになった。

ちょうどその頃に『ランナーズ』誌が創刊されていたことを、ずっと後になって知った。当時読んでいたら、また違ったランニングライフが展開されていたかもしれない。残念ながら別の業種の雑誌と出会い縁あってその出版社に入社することになり、仙台から東京へ。
広瀬川との別れとともに青春のランニングは終わった。再び走り始めたのは25年後、47歳の秋であった。

すっかりオヤジの思い出話になってしまい、すまん。

朝、芝生の公園で地下足袋ジョグ30分(約4km)。中間とラストに流し3本ずつ、心拍157。
夜、卓球練習1時間、汗びっしょり。

 

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負けないで

2007-05-30 21:06:25 | ことば・歌

できるだけ「明るい話題を」と心がけているのだが、多くのランナーの方々のサイトを拝見して、改めてZARD・坂井泉水さん急逝の衝撃の大きさを痛感している。

ほとんど年中無休で走っているリンク走友の大先輩も、ここ数日「走れない」と喪に服しておられる。
逆に、いつも以上に激走する方や、出張帰途の列車で車窓をぼんやり眺めながら『揺れる想い』を聴き涙する人も。
さまざまに追悼を。

とくに、名曲「負けないで」を自分への応援歌として励みにしてきたランナーは数多いだろう。


♪負けないで もう少し 
  最後まで 走り抜けて
    ……追いかけて 遙かな夢を 

  ……負けないで ほらそこに
  ゴールは 近づいてる 


朝、走休。体操のみ。
夜、「ロッキー」同好の士D-01さんから貸与いただいたDVD『ロッキー』のを観ながらステップ運動45分。

★セラティ・きょうの言葉 (22)

残念ながら今まで一度だって規則が選手を自由にし、その希望の羽を十分に伸ばしてやったことがない。

どの規則も“取締まり”の傾向が強く高圧的であり、選手の能力を解き放って今以上の力を発揮させるというよりは、進歩向上の足を引っぱっていると言っても過言ではない。

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位置について

2007-05-28 23:16:37 | ことば・歌
土曜の早朝、小5息子の運動会当日。
体操しながらラジオを聴いていたら、「きょうは何の日?」というコーナーで面白い話が。

昭和3年(1928年)のこの日5/26に東京・神宮で開催された全国陸上競技大会で、スタートのかけ声として「位置について」「用意」……ドン!が用いられ、現在に至っているのだそう。もう80年近くになるわけだ。
それ以前、明治時代には「いいかー、ヒー、フー、ミー」や、「よろしいか」「したくして」などが使われ、定型化されていなかったらしい。
大正デモクラシーの時代になると、"On your mark! Get set! Go!!"と英語そのままも。

そういえば今年の本屋大賞受賞作『一瞬の風になれ』全3巻の各巻サブタイトルは、それぞれ「イチニツイテ」「ヨウイ」「ドン」だった。

本日走休、体操とその場運動のみ。
夕方、土曜運動会の代休で囲碁特訓中(今週末に重要大会予定) の小5息子を迎えに行く。100m走「1位記念」でバッティングセンターに寄って特打ち。

★セラティ・きょうの言葉 ⑳

私の初期の研究は、動物に関するものであった。
幾年間も優秀な競走馬のわきにつき添って観察を続け、名馬の骨格を研究したものである。

競走馬の研究から学び取ったことは、まず何よりも、馬は皆同じ身体の動かし方をするということ。
すなわち、疾走している1頭の馬のシルエットは、そっくりそのまま他のどの馬のシルエットにも重なるということであった。

もうひとつ興味のあったことは、猛烈な勢いで駆けている時にも、馬の体幹部は頭と背中のところで非常に小さい波を見せる程度のリズミカルな動きしかしていないので、小柄な人間がその上に「あぐら」をかいて乗っていられそうなくらいに安定していることだった。
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「大型連休」

2007-04-30 21:49:51 | ことば・歌

気温25℃を超える暑い日。
連休で、きょうは一日中、小5息子と渋谷近辺で過ごした。
土日の2日間、ワシとしてはややハードな練習が続き、「3日続けてスピード練習はしないほうが安全」 とFコーチが常々言われていることであるので、完全休養とした。

AM、「名探偵コナン」映画第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』を観る。
以前は、「親子前売り券」2組分を事前購入、1家4人揃って観に行くのが年中行事化していたものだったが……。
PM、NHK見学など。アニメのアフレコ体験(画面に合わせてセリフを音入れ) もできて面白かった。(子どもは入場無料/一般200円)

ところで、ほとんどのマスコミでは、この連休期間を「ゴールデンウィーク」あるいは字数節約でGWと表記しているなか、NHKだけは「大型連休」で用語統一しているらしく、絶対に「ゴールデンウィーク」とは言わない。

なぜだろう? と疑問に思って調べてみると、「ゴルデンウィーク」は戦後に映画界から発した言葉のようで、NHKとしては特定業界の用語を避けているということらしい。

また、「連休」といっても休めない人も少なくないので、うかつに「ゴールデン」などと呼ぶと、「こっちは休めないのに何がゴールデンだ!」と文句をつけられかねない、との判断もあるようだ。
実際、「大型連休」関連話題の際には慎重を期してか、「……という方もいらっしゃる」とか「中には9連休の方も」といった言い方をしている。公共放送もなかなか大変である。

ついでに、NHK用語では「アルコール依存症」などで使われる「依存」をすべて「いそん」と濁らずに発音する。
一般的には「イゾン」と濁るから、アルコール専門医にNHKアナがインタビューすると、「いそん」と「イゾン」が飛び交い、そればかりが気になって肝心の話の内容が頭に残らなかったりする。

今夜の晩メシは、手巻き寿司。小5息子は好物のイクラ・シラス・梅干しにレモンを添えて、ワシはイカ・キューリ・なめたけを、それぞれ重点に。
2人分なのについ作り過ぎて、腹いっぱい食べてしまう。
ともあれ、オヤジのメシ作り4日目。「3日坊主」に終わらずに済んだ。

そういえば、すし飯を作る際、うちわであおぐのはなぜだろう?
本には「うちわであおぐと、米粒の光沢がよくなる」とだけ書いてあったが……。

★セラティ・きょうの言葉 ⑤

本書には、きちんと組み立てられた練習計画、1日1日の練習スケジュール等については何も書いていない。

さらにつけ加えて申せば、人為的に作ったトラックはわれわれの能力をひとに見せる場所ではあり得ても、陸上競技を進歩させる場所ではない。

われわれは人間であり、機械ではないのである。

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禁句

2007-04-24 21:31:25 | ことば・歌
たまった新聞をまとめ読み。読むのがつらい事件報道が相次ぐなか、身につまされながらもホッとさせられたのが4/21付「日経」の土曜別刷り1面トップ記事「何でもランキング」。

今回は「夫に言われて傷ついた一言/うれしかった一言」。
それぞれの上位5番は……
(全国の20代以上の既婚女性1030人がネット回答)

[傷ついた]
●「君も太ったね」
●(体調が悪いのに) 「ごはんはないの?」
●「家にいるんだからヒマだろ」
●「片付けが下手だ」
●(育児など手伝ってほしいと言ったら) 「仕事で疲れているんだ」

うーむ、やはり相手が気にしていることを無神経に突いたり、一方的に自分の考えを押し付けたり、傲慢さがにじみ出てしまうと反発必至のようだ。
「うるさい」「しつこいな」「誰のおかげで生活できているんだ」「で、結論はなに?」「君には関係ない」なども評判が悪い。

逆に、努力や心くばりをしっかり認め、受け止め、感謝と評価を表明すれば喜んでもらえることになる。

[うれしかった]
○「おいしいね」「ごちそうさま」
○「家のごはんが一番おいしい」
○「いつもありがとう」
○「がんばってるね」
○(夫側の家の行事に参加した後) 「おつかれさまでした」

他にも、「君と結婚してよかった」「よくやってくれる」「えらいと思うよ」「実家でゆっくりしておいで」などが好評。
20代から50代まで喜んでいるのが「きょうは一段とかわいいね」。

やはり、けなすのではなく、ほめて感謝する姿勢が大切ということがよくわかるが、いざ実際となるとなかなか……。
とくに気持ちに余裕がなくなるとむやみに攻撃的になってしまうのがワシの悪いところ。
今も、明日から1週間ロサンゼルス出張の支度をしている妻が、
「あした、雨が降ってると大荷物で大変だなあ」とボヤいたのに対し、つい、
「雨が降るのはワシのせいじゃねえよ」と言ってしまったオヤジである。反省。


朝、地下足袋で芝生ジョグ40分(約6km)、心拍137。
日曜の山歩きで脚筋肉痛、階段下りがいささかツライ。
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谷川浩司九段の言葉

2007-04-21 23:47:23 | ことば・歌
昨夜から今しがたまでかかって、季刊誌120ページ校正をようやく果たしたオヤジである。ふう~。
いつもの土曜午前の皇居走、午後の刀水AC練習会、ともに残念ながら行けず。

結局、一歩も外出せずに、ラジオを聴きながらの自宅作業であった。
他のメディアと異なり、「ながら作業」ができるところがラジオの特性といえる。

で、一日中聴いていた中で、思わずメモを取って拝聴したのが、将棋棋士・谷川浩司九段のインタビュー。
将棋も囲碁も全然問題外のオヤジではあるけれど、谷川九段が「光速の寄せ」と形容されるほど終盤に強い騎士だということくらいは知っている。

「勝負は最後が一番大切です。圧倒的な優勢が一手の緩手で逆転されることは、いくらでもありますから。とくに終盤では、結果を急がないことです」

うーむ、「光速の寄せ」と呼ばれる谷川さんにして、このこころがけ。なんだか、「ゆっくり走れば速くなる」の名言に相通ずるような。

「厳しい、苦しい時には、頭の中で盤面をクルッと回転させて、相手の立場に立って見直してみると、新たな発見を得られることがよくあります。
いずれにしても、
良い時にあせらない、悪い時にあきらめないことですね」

将棋を指し始めてから40年、通算で勝ち星1200勝にも上る一方、負けも600を数えるそう。いちいち一喜一憂していられないこともあろう。

「敗因はもちろんしっかり分析しますけど、負けたという結果はすぐ忘れることにしています。そうでないと、引きずってしまいますから」

なるほど。さすがにプロの勝負師の言葉には深いものがある。


きょうは、仕事の合間に木刀素振りや腰割りなど体操程度しかできなかったので、明日は秩父の山歩きで減量してくる予定。
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豆 富

2007-04-05 23:15:32 | ことば・歌
かねがね疑問に思い続けていたのが「豆腐」と「納豆」。
ともにワシの大好物で、どちらもほぼ毎日必ず食べるのだが、この2つを並べて眺めると、どう考えても名前が逆ではないかと。

四角におさまっているトウフが「納豆」、腐っているわけではないにせよ独特のにおいを放っているなっとうこそ「豆腐」に相応しいような気がする。

そもそも、食べ物に「腐」の字を当てること自体、どうにも納得しがたいものがあった。
で、健康誌『安心』(マキノ出版)5月号を読み、思わず「おー、そのとおり!!」とうなずいた。

健康雑誌だから当然、本文中にトウフが頻繁に登場するのだが、すべて豆富の表記に統一されている。
こだわりと主張を持った執筆者がこの表記を使うのは見たことがあるけれど、1冊の雑誌で統一表記しているのは初見。すばらしい見識である。

脚注に、「豆腐は『腐る』どころか、健康的な食品なので、『豆富』と表記しています」とある。
もっと、タンパク質に富むことを明示するためとか主張を明確に出せばさらによかったかも。
メーカーが積極的に表記に用いれば、「豆富」が定着するのは早いだろう。


花冷えの朝、芝生の公園で地下足袋ジョグ30分。(約4km) ラストに流し3本で締める。心拍146。

夜、プールへ。1時間半ほどかけて3km泳ぐ。
クロール1.5km(46分)+平1.5km(41分)。平泳ぎのほうがクロールよりもラクで速いとは……。

★久々にジョグ俳句

  地下足袋で 花散る道を そっと駆け
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スイスイ

2007-03-10 21:52:46 | ことば・歌

ワシが校正を担当している季刊誌『Be!』(ビィ/ NPO法人ASK刊) の最新86号にステキな詩が載っていた。

ひらおよぎができた
スイスイ スイスイ

で始まり、平泳ぎの初感覚を「そらをとぶよなここち」「まほうみたい」と喜びあふれる表現で全身で伝えている。

「東京少年」というバンドで大ブレイクし、波乱万丈・紆余曲折の歳月を経て、今も音楽活動を続ける笹野みちるさんのインタビュー記事中に出ていた。

校正という仕事は文字の照合が主眼であるから、「読まずに読む」ことが求められる。
普通に読んでしまうと誤字があっても気づかずに読んでしまいやすいのだ。
とはいえ、興味深い内容だとつい読んでしまうのも人情。

「体を水に預けているだけで、すーっと前に進み、息を吸って、水に戻っていく。
それだけのことで涙が出てきました。体が愛おしい。こんな感じは初めてでした。
今まで頭だけで生きていた私に、体が戻ってきたんです」

笹野さんの言葉が胸に沁みる。
ワシ自身も泳げるようになったのは高校に入ってからで、昔なのでクロールではなく平泳ぎから入った。初めて25mプールの向こう岸にたどり着いた時は心底感動した。
今でも、ゆったりと平泳ぎする時の空中遊泳のような感覚は大好きなオヤジである。

 ⇒スイスイの歌詞はこちら。[京都町内会バンド] (4thアルバムの詳細へ)


朝、速いピッチを心がけてジョグ6km、33分。心拍158。
明日のレースに備えて休養に努める。初参加の神奈川「大山登山マラソン」、1600段の階段上りがあるそうで、はたしてどうなることか?

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