ヒナを運ぶ鳥
近くの池で水鳥を観察した話を先月話題にしました。
その中で「カイツブリはヒナを背負って潜水する」と書かれた国語の教科書を
引用しましたが、どうやって潜るのかが気になって仕方ありません。
毎週木曜日はウォーキングの途中で見かけた野鳥を取り上げています。
今年一回目の今日は、鳥の驚きの能力を取り上げてみましょう。
カイツブリのヒナ同伴潜水はどうやら奥が深い様です。
ひざの関節が非常に柔らかいので水中を自由に動け、足の裏側に着いている弁膜を
スクリューの様に働かして素早く移動する、だからカイツブリは潜水の名手だそうです。
しかし、ヒナをどこにしまって潜水するのかは分かりません。
それに関する記述が見当たりません。
カイツブリの潜水は謎のまま残りましたが、調べる内に面白い話に出会いました。
中南米に生息するシギ科のアメリカヒレアシはヒナを運びます。
生まれたばかりの産毛も生えていないヒナを、水辺近くの巣から安全な場所に運びます。
その手段が驚きです。
なんと体に運ぶためのポケットがあるのです。
脇の部分の皮膚が変化して左右一対のポケットになっています。
そこにヒナを1羽ずつ入れて空を飛ぶのだそうです。
残念ながらまだ観察例が少なくてそれ以上の詳細は分かっていません。
水を運ぶ鳥
砂漠で生きるヒナの為に水を運ぶ鳥もいるそうです。
サケイは水を飲む為に毎日水場まで飛行します。
水場が遠い場合には80kmも飛行します。
親鳥は体内のそのう(胃袋の一部)に35mlもの水を貯えます。
しかしそれをヒナに与えてしまっては自身が死んでしまいます。
そこでサケイの雄は、お腹の羽毛に水を吸い込ませて運びヒナに与えます。
ヒナは乳を飲むように羽毛を吸って水分を補給します。
ある調査では、水辺で含ませた水が25~40ml、そこから30kmを30分
掛けて飛行する間に幾分かが蒸発し、最終的に10~18mlの水がヒナに届けられたそうです。
(柴田佳秀氏著 鳥の雑学がよ~くわかる本)
鳥は昔から特別な物を運んでいました。
コウノトリは赤ちゃんを運び、青い鳥は幸せを届けてくれました。
更に私にはブログのネタを運んでくれています。
近くの池で水鳥を観察した話を先月話題にしました。
その中で「カイツブリはヒナを背負って潜水する」と書かれた国語の教科書を
引用しましたが、どうやって潜るのかが気になって仕方ありません。
毎週木曜日はウォーキングの途中で見かけた野鳥を取り上げています。
今年一回目の今日は、鳥の驚きの能力を取り上げてみましょう。
カイツブリのヒナ同伴潜水はどうやら奥が深い様です。
ひざの関節が非常に柔らかいので水中を自由に動け、足の裏側に着いている弁膜を
スクリューの様に働かして素早く移動する、だからカイツブリは潜水の名手だそうです。
しかし、ヒナをどこにしまって潜水するのかは分かりません。
それに関する記述が見当たりません。
カイツブリの潜水は謎のまま残りましたが、調べる内に面白い話に出会いました。
中南米に生息するシギ科のアメリカヒレアシはヒナを運びます。
生まれたばかりの産毛も生えていないヒナを、水辺近くの巣から安全な場所に運びます。
その手段が驚きです。
なんと体に運ぶためのポケットがあるのです。
脇の部分の皮膚が変化して左右一対のポケットになっています。
そこにヒナを1羽ずつ入れて空を飛ぶのだそうです。
残念ながらまだ観察例が少なくてそれ以上の詳細は分かっていません。
水を運ぶ鳥
砂漠で生きるヒナの為に水を運ぶ鳥もいるそうです。
サケイは水を飲む為に毎日水場まで飛行します。
水場が遠い場合には80kmも飛行します。
親鳥は体内のそのう(胃袋の一部)に35mlもの水を貯えます。
しかしそれをヒナに与えてしまっては自身が死んでしまいます。
そこでサケイの雄は、お腹の羽毛に水を吸い込ませて運びヒナに与えます。
ヒナは乳を飲むように羽毛を吸って水分を補給します。
ある調査では、水辺で含ませた水が25~40ml、そこから30kmを30分
掛けて飛行する間に幾分かが蒸発し、最終的に10~18mlの水がヒナに届けられたそうです。
(柴田佳秀氏著 鳥の雑学がよ~くわかる本)
鳥は昔から特別な物を運んでいました。
コウノトリは赤ちゃんを運び、青い鳥は幸せを届けてくれました。
更に私にはブログのネタを運んでくれています。
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