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日々の愚問:哀しみの自主申告

2024-07-06 06:29:59 | 日記
怒りの炎

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週の愚問は「ゴルフ料金のハテナ」です。
 先週友人とだべっていたら、その前の週に出かけたゴルフに話題が移りました。
「思ったより安かった」のひと言に、こちらはそんな印象は無かったので
問うと、どうしたことか私の支払額より数百円安いお値段。
 そう言えばその前に行ったゴルフでも料金の違いが話題になりました。
同じプレイをしているのに支払額が違うことに訝りながら、「スコアが
良かった者の特典」の冗談ですっかり忘れた話になっていました。

 ところが昨日その友人からの電話で意外な事実を知らされました。
税金が免除されていたというのです。
 なんでもゴルフ料金にはゴルフ利用税が含まれていて、70歳以上は免除
されるのだとか。
友人は今年の3月に誕生日を迎えたので、今シーズンから免税が適用され、
69歳の私の支払額と差が生じていたのでした。
 領収書にゴルフ税の記載があるのは前から知ってはいました。
700円の時もあれば400円の時もあり。
どうして金額が違うのかと一瞬は思うものの、面倒なので調べもしないで
今日に至ります。
 年金暮らしの数少ない道楽に知らぬうちに課税するとは失礼な話、怒りの
炎が上がって詳細を調べ始めました。

どんでんがえし

 <ゴルフ場開発には道路整備などで税金が投入されるが、その費用は
ゴルフをする人から徴収するべきとの考え方が応益税。
一般的には贅沢スポーツと見られるゴルフをするのは比較的裕福な人だから
徴収すべきとするのが贅沢税。
金額は都道府県がゴルフ場を1~10の等級に分け、1200円~300
円の税を課す>
 注目すべきはそこに免除項目がある点。
<18歳未満、70歳以上、障害者、国民体育大会出場選手、学生や教師
などは全額免除される>
 こうなりゃ早く70になれって気分です。

 ゴルフ場では受付の際に氏名や生年月日の記入が求められますが、それが
こんな形で利用されているとは思ってもいなかった。
あと半年我慢すれば晴れて特典が使えると喜んだのでした。
 ところがそんな喜びが霧消する悲しい事実を知りました。
あれこれの記述を読んでいたらこんな一節が出てきたのです。
 <65歳以上70歳未満の者は利用するゴルフ場に申し出ると税額が
半減される>(引用は全て ゴルフひよこ倶楽部 より)
 こちらは自主申告なので申し出が無い限り引かれないのだとか。
65歳からずっと要らぬ税金を払っていたとは。
納税は国民の義務、なんて概念はすっかり忘れ心底後悔する私でした。
 


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