<正体は3候補のいずれか>
頭虫、ってご存知でしょうか?
春から秋にかけて屋外にいると頭にまとわりつく虫の集団です。
ウォーキングしていると気になりますよね。
子供たちが小学生の頃にどこで覚えたのか「あれは頭虫」と言ったの
を聞いて以来、すっかり慣れ親しんだ名前になりました。
私の子供の頃にはこの言い方は無かった様に記憶します。
毎週水曜日は特にテーマを定めずに記していますが、今日は
「【頭】付近に滞空し、人間の動きに合わせて移動して、特に害は加えないが
存在するだけで鬱陶しい集団で飛ぶ【虫】」を記します。
調べると頭虫の候補には3種類の昆虫がいるようです。
先ずは稲の害虫のウンカ。
確かに畦道などに多い昆虫ですが飛び方が頭虫の緩やかな動きとは違います。
次の候補はメマトイ。
ショウジョウバエの仲間で人の顔にぶつかる習性があるそうです。
その点は特徴が合致しますが形が随分違うように思えます。
個人的には最後の候補のユスリカが頭虫の正体ではと思っています。
ユスリカはよどんだ川や湖、プールなどに産卵します。
幼虫はアカムシと呼ばれ釣り餌として人気があります。
成虫は集団で蚊柱を作ります。
これは一匹の雌を目指して雄の群れが集まっている状態で「群飛」と
呼ばれるそうです。
群飛は付近の一番高い物を目印に飛ぶ習性があります。
だからそこを通りかかると蚊柱が頭の周りに付きまとう様に感じる訳ですね。
防御するには自分より高い物のそばに行けば良いのだそうです。
そうは言っても畦道などのウォーキングコースには周りに高い物は見当たりません。
<水も食事も一切取れない過酷な運命>
交尾したユスリカは産卵した後すぐに死んでしまいます。
余りに短い時間なので成虫には口も消化器も無く、一切餌を取らないと言います。
儚くも壮絶な最後ですね。
それにしても、と思います。
誰が名付けたか「頭虫」。
「まとわり虫」でも「追っかけ虫」でも無くズバリなネーミングです。
ありきたりな終わり方で失笑物ですが、その完成された感性が見事過ぎて、
頭虫共々頭が下がる思いです。
頭虫、ってご存知でしょうか?
春から秋にかけて屋外にいると頭にまとわりつく虫の集団です。
ウォーキングしていると気になりますよね。
子供たちが小学生の頃にどこで覚えたのか「あれは頭虫」と言ったの
を聞いて以来、すっかり慣れ親しんだ名前になりました。
私の子供の頃にはこの言い方は無かった様に記憶します。
毎週水曜日は特にテーマを定めずに記していますが、今日は
「【頭】付近に滞空し、人間の動きに合わせて移動して、特に害は加えないが
存在するだけで鬱陶しい集団で飛ぶ【虫】」を記します。
調べると頭虫の候補には3種類の昆虫がいるようです。
先ずは稲の害虫のウンカ。
確かに畦道などに多い昆虫ですが飛び方が頭虫の緩やかな動きとは違います。
次の候補はメマトイ。
ショウジョウバエの仲間で人の顔にぶつかる習性があるそうです。
その点は特徴が合致しますが形が随分違うように思えます。
個人的には最後の候補のユスリカが頭虫の正体ではと思っています。
ユスリカはよどんだ川や湖、プールなどに産卵します。
幼虫はアカムシと呼ばれ釣り餌として人気があります。
成虫は集団で蚊柱を作ります。
これは一匹の雌を目指して雄の群れが集まっている状態で「群飛」と
呼ばれるそうです。
群飛は付近の一番高い物を目印に飛ぶ習性があります。
だからそこを通りかかると蚊柱が頭の周りに付きまとう様に感じる訳ですね。
防御するには自分より高い物のそばに行けば良いのだそうです。
そうは言っても畦道などのウォーキングコースには周りに高い物は見当たりません。
<水も食事も一切取れない過酷な運命>
交尾したユスリカは産卵した後すぐに死んでしまいます。
余りに短い時間なので成虫には口も消化器も無く、一切餌を取らないと言います。
儚くも壮絶な最後ですね。
それにしても、と思います。
誰が名付けたか「頭虫」。
「まとわり虫」でも「追っかけ虫」でも無くズバリなネーミングです。
ありきたりな終わり方で失笑物ですが、その完成された感性が見事過ぎて、
頭虫共々頭が下がる思いです。
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