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国語のおさらい:読めないページ

2021-07-29 06:29:29 | 日記
骨と心に刻む

 辞書をパラパラしたら困った現実が目の当たりになりました。
これだけ長く生きて来たのに知らない言葉や書けない漢字が多すぎて。
今週もパッと開いたページにそんな言葉が載っていました。

 毎週木曜には国語をおさらいしています。
今週は「鏤骨」のおさらいです。

 新明解国語辞典の終わりの方を開いたら「る」のページ。
鏤骨だ鏤刻だ鏤述だと並んでいて私を悩ませます。
いったい何て読むのだろう?
 正解は「るこつ」と「るこく」と「るじゅつ」だそうで、真ん中の鏤骨を選んで
おさらいです。
 辞書には<るこつ:文章を書く時などに非常に苦心すること。>とありますが、
それじゃまだまだ情報不足。
コトバンクを開くと<①骨に刻んで忘れないこと ②骨を刻むような苦労・苦心を
すること>とありました。
 どうやら私のこれまでの生き方とは縁遠い、真剣な時間や取り組みを指す様です。

 初心者級のおさらいをして次は四文字熟語です。
世の中には「彫心鏤骨」って熟語があるそうです。
<ちょうしんるこつ:心に彫り付け骨に刻む意味。
非常に苦労して詩文などを作り上げること。
また単にたいへんな苦労をすること。
大きな苦労のたとえ。
「心に彫り骨に鏤(きざ)む」と訓読する。>(goo辞書 より)
さりげなく声に出して読めば年相応の教養を振りまけそう。
 <非常に注意を払って詩文を完成度高く練り上げることを推敲と言うが、彫心鏤骨
の場合には「全身全霊を込める」の意味合いを含む。>(マナラボ より)
そんな経験が無いので、はあそうですか、と頷くしかありません。

書き順を知る

 「銘肌鏤骨」なんて熟語もあるそうで。
<めいきるこつ:心にしっかり刻み込み決して忘れることがないの意。
銘肌は肌に刻み込むこと、鏤骨は骨に刻み込むこと。
同じ意味の銘心鏤骨(めいしんるこつ)もある。>(四文字熟語辞典 より)
 ここまではざっと覚えましたが肝心の漢字が分かりません。
老眼には「鏤」の右側が何と書かれているのか良く分かりません。
 あれこれ調べて書き順を教えてくれるサイトを見つけたので、その通りになぞって
細部を確認です。
 先ずは口の一画二画を書いて横棒2本を入れ、その下にもうひとつ口を書く。
次に垂直に棒を引いて下に女を書いて出来上がり。

 音読みは「る」、訓読みでは「ちりば」める、「きざ」む、「かざ」る。
(漢字ペディア より)
<鏤は金+婁の形成文字。
音符の婁は加工した上に更に加工するの意味。>(RakuteBLOG より)
それが「刻む」の由来になりました。
 今週は鏤骨や鏤の字をおさらいしました。
知らなかったことを覚えて少し頭が良くなった気分です。
それをそのまま綴ったのが今週の駄文です。
 時間は掛かりましたが、当然ながら彫心鏤骨の作ではありません。
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