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雑草の日:消える球根

2024-09-10 06:29:49 | 日記
30本のナツズイセン

 何もない地面からある日突然ニョキっと顔を出し、優しいピンク色を
したラッパ型の花を咲かせるのがナツズイセン。
猛暑の花壇で涼し気に、今年も「3輪」咲いてくれました。
 ナツズイセンは古い時代に中国から伝わった花。
この時季に咲き誇りやがて地上部は消えてなくなります。
厳しい長野の冬を地中で過ごすと春に芽を出し長細い葉を伸ばし、それが
消えて無くなった後に花を咲かせます。

 育て方は簡単。
<丈夫で耐寒性にも耐暑性にも優れ、植えっぱなしでも毎年花を咲かせる。
日当たりがよく水はけも良い土地を好む。
植え付け直後にたっぷりと水をやればそれ以降は基本的に降雨だけで問題は無い。
植え付け時に緩効性肥料を与えれば追肥も必要無い。
目立った病害虫の被害も無い>(LOVEGREEN より)
 どの園芸書にも同様の解説が載っています。
無いないづくしの極めて手の掛からない植物なので、素人演芸家の私でも
なんとかなりそうな相手。
実際今年も「3輪」咲いてくれました。
 でも我が家のナツズイセン、実は大きな問題を抱えているのです。

 5年程前に球根を頂き植え付けました。
翌年の8月には植え付けた通りに2列に顔を出し30本余りの花が咲き、
庭先が一気に明るくなりました。
ご近所の評判も良くて内心鼻高々。
 翌年の夏も同じ様に咲いたはず。
去年になると花の数がずいぶん減った印象だったけれど数えてはいません。
それが今年は数えるまでもなくたったの3輪。
放っておいても咲き続ける筈のナツズイセン、何がどうしてこうなったのか、
悩んでしまいます。

5年ぶりの掘り起こし

 <植え付ける際には球根の尖った方を上に向け、10~20センチ間隔で、
10~15センチの深さに据える>(LOVEGREEN より)
 おぼろげな記憶を辿ると球根は座りが良いように尖った方を上に向けていた。
球根同士は広げた掌の親指と小指の間くらいは離したから20センチ間隔は
間違いなし。
深さが15センチ前後だったかの記憶は曖昧だけれど、翌年あれだけ見事に
咲いてくれたのだから常識外の深さでは無かった筈。
となると何が問題なのか、更に悩んでしまいます。

 あれこれ調べたらこんな解説が見つかりました。
球根が大きくなると混みあうので分球すると良いのだそうで。
<3~4年で掘り起こして株分けする。
花が終わった秋が適期。
分球したものは冬を越せないのですぐに植え付ける>(教えて!goo より)
 ならば咲き終わるのを待って掘り起こそう。
3か所は場所がはっきりしているから問題ないけれど、その他はどこに
埋もれているのやら。
 ナツズイセンは葉っぱも花も消えて無くなる植物。
掘り返したら球根も無くなっていたら、さてどうしよう。
コメント
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