いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

去りし夏のパナマハット

2018-09-02 11:41:30 | ハット
9月に入りました。1年はあっという間ですね。夏の帽子といえばパナマハット。暦の上では秋ですが亜熱帯化している日本ではまだパナマハットは今月いっぱいくらいまでは必要ではないでしょうか。そんな思いもあり慌ててパナマハットを贖いました。パナマの定番といえばボルサリーノ。



パナマの語源は1834年ルーズベルト大統領がパナマ運河を渡った時からと言われています。実際のパナマ発祥の地はエクアドル。パナマ帽をつくる素材であるパハ・トキージャはエクアドル特有のものだからです。パナマハットもパナマ草の素材によってグレードはまちまちですが今回のものはモンテクリスティを思わせる非常に目の細かいものです。



パナマハットは型取りがしてあり力が加わるとパキッと折れてしまいそうなものもありますが、こちららは非常に柔らかいです。オプティモと言われる帽子のクラウンの前から後ろにクリースが入るタイプではないので流石に折りたたみは出来ません。

夏でもスーツ着用の私はこの帽子は必須です。パナマハットをかぶり、去り行く夏を少しセンチメンタルな気持ちで見送りたいと思います。



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