毎年、愉しみにしている事があります。
そう、4月と10月にフランコ氏とお会いする事。
それに合わせ、毎回スーツをオーダーしています。
しかし今春は来日しないとの事。
う~ん、困りました。
今回、バタクハウスカットでオーダーした
コードレーンのスーツは良いと思いますが
落ち着いたクラシックなスーツも欲しいところ。
一生物の冬のスーツと違い
夏物はどうしても消耗品になるので
入れ替えも含めて1着は購入が必要です。
さて、ちょっと伊勢丹を覗いて見る事にしました。
当日は別館でセールを実施していました。
ロングホーズでも買おうかな~と
軽い気持ちで覗いたのですが
スーツもかなりの数が並んでいます。
通常は既製品はちょっと、、、
と敬遠していたのですが
そうい言えば、以前イザイアとベルベストの一部のモデルは
自分の体型にもフィットする物があったな、、、
という事を思い出しました。
今回もベルベストはありますね~。
試しに何着か試着したところ
フィティングで何とか及第点の物も何点かあり
結局、冒頭の写真のスーツを購入する事となりました。
伊勢丹別注のベルベスト
ジャケット イン ザ ボックスのダブルブレストモデルです。
イタリア・パトヴァのベルベスト。
勿論、縫製もかの地で行い、生地もイタリアの物になります。
但し、パターンは日本人に合わせて引き直された
所謂ベルベストと伊勢丹のコラボレーションモデルです。
ネーミングのジャケット イン ザ ボックスとは
「仕立てのいいジャケットを箱に入れて販売する」
というのが意味合いから来ています。
このスーツ、その言葉通りに
箱に入るほどの柔らかさで仕立てられた
パッドレスの薄芯地一枚仕立て仕様のスーツになります。
今回の生地はドレッシィな落ち着いた
チェック地の生地。
一枚仕立てだとカジュアルなニュアンスになりがちなところを
ちゃんとクラシックなスーツとして成立させています。
特徴的なのは大きなラペル。
これが全体をクラシックなラインに纏めている
大きな要因だと思います。
ややカッパリング気味とも言える
とても柔らかいラペル。
固い日本のスーツの比較すると
雰囲気がありますね。
トラウザースも最小限の裏地になっています。
(クリックしてみて下さい)
そして後ろ身頃。
肩のラインを見て頂くと分かりますが
いかにも柔らかそうな
薄いパッドで仕上げられた
軽快な仕上がりになっています。
しかしあくまでテーラードなスーツという状態は
キープしています。
ここら辺はフランコプリンツィバリの
レジュリッシモモデルを連想させる作りですね。
既製品ですが袖はアンフィニッシュになっているので
今回も本切羽で仕上げてもらいました。
さて、この仕立て
どの程度オンビジネスで行けるかな?
と思いましたが
実際に着用してみると
とてもクラシックな印象。
大きめのラペル、やや長めの着丈
そしてダブルブレストということもあり
クラシックな大人のスーツとしての顔を
充分持っていると思います。
着心地は、まるでスーツを着ていないような
軽やかな印象。
ドレスシャツとタイをシックな印象に纏めるのが
上品な着方であり、本来このスーツが生きる
正しい着方だと思います。
ベルベスト
多少のモード感はありますが
クラシックな良いスーツだと思います。
そう、4月と10月にフランコ氏とお会いする事。
それに合わせ、毎回スーツをオーダーしています。
しかし今春は来日しないとの事。
う~ん、困りました。
今回、バタクハウスカットでオーダーした
コードレーンのスーツは良いと思いますが
落ち着いたクラシックなスーツも欲しいところ。
一生物の冬のスーツと違い
夏物はどうしても消耗品になるので
入れ替えも含めて1着は購入が必要です。
さて、ちょっと伊勢丹を覗いて見る事にしました。
当日は別館でセールを実施していました。
ロングホーズでも買おうかな~と
軽い気持ちで覗いたのですが
スーツもかなりの数が並んでいます。
通常は既製品はちょっと、、、
と敬遠していたのですが
そうい言えば、以前イザイアとベルベストの一部のモデルは
自分の体型にもフィットする物があったな、、、
という事を思い出しました。
今回もベルベストはありますね~。
試しに何着か試着したところ
フィティングで何とか及第点の物も何点かあり
結局、冒頭の写真のスーツを購入する事となりました。
伊勢丹別注のベルベスト
ジャケット イン ザ ボックスのダブルブレストモデルです。
イタリア・パトヴァのベルベスト。
勿論、縫製もかの地で行い、生地もイタリアの物になります。
但し、パターンは日本人に合わせて引き直された
所謂ベルベストと伊勢丹のコラボレーションモデルです。
ネーミングのジャケット イン ザ ボックスとは
「仕立てのいいジャケットを箱に入れて販売する」
というのが意味合いから来ています。
このスーツ、その言葉通りに
箱に入るほどの柔らかさで仕立てられた
パッドレスの薄芯地一枚仕立て仕様のスーツになります。
今回の生地はドレッシィな落ち着いた
チェック地の生地。
一枚仕立てだとカジュアルなニュアンスになりがちなところを
ちゃんとクラシックなスーツとして成立させています。
特徴的なのは大きなラペル。
これが全体をクラシックなラインに纏めている
大きな要因だと思います。
ややカッパリング気味とも言える
とても柔らかいラペル。
固い日本のスーツの比較すると
雰囲気がありますね。
トラウザースも最小限の裏地になっています。
(クリックしてみて下さい)
そして後ろ身頃。
肩のラインを見て頂くと分かりますが
いかにも柔らかそうな
薄いパッドで仕上げられた
軽快な仕上がりになっています。
しかしあくまでテーラードなスーツという状態は
キープしています。
ここら辺はフランコプリンツィバリの
レジュリッシモモデルを連想させる作りですね。
既製品ですが袖はアンフィニッシュになっているので
今回も本切羽で仕上げてもらいました。
さて、この仕立て
どの程度オンビジネスで行けるかな?
と思いましたが
実際に着用してみると
とてもクラシックな印象。
大きめのラペル、やや長めの着丈
そしてダブルブレストということもあり
クラシックな大人のスーツとしての顔を
充分持っていると思います。
着心地は、まるでスーツを着ていないような
軽やかな印象。
ドレスシャツとタイをシックな印象に纏めるのが
上品な着方であり、本来このスーツが生きる
正しい着方だと思います。
ベルベスト
多少のモード感はありますが
クラシックな良いスーツだと思います。
今年は節電でクールビズも1ヶ月前倒し
5月1日から実施という企業も多いようです。
今回のようなスーツですが
ご自身の職業、そして何より
どんな方と接するかによって
着用が適切かどうか変わってくると思います。
接するお相手の方が
堅い職業の方、あるいはそういった価値観の方
経営層の方、そして初対面の場合は
このスーツは適切でないと思います。
逆に内勤の方
服装のドレスコードが比較的自由な会社
例えば商社やIT系などは
会社にもよりますが
こういったスーツもありだと思います。
但しドレスシャツとタイの選びは
慎重さが必要です。
一歩間違うと下品なイメージになりますので
あくまでシックに纏めるのが肝要かと。
あわせるシャツやタイを重厚なものにすると、スーツが浮いてしまいますので、リネンのシャツやニットタイで軽やかにまとめるのが無難でしょね。
ニットタイはいいですね~。
ビスポークした
ロードアランも合いそうです。
色々トライしてみようと思います。