いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ついに英国大使館

2012-07-16 06:02:34 | その他
THE CAMPAIGN FOR WOOLイベントの一貫
そして長谷川喜美さんの「SAVILE ROW」の出版を記念して
スライド&トークショーが開催されました。

場所は遂にきました英国大使館!
そう、日本の中のある意味英国です。
感慨深いです。

さて、厳しいセキュリティチェックを抜け
会場に入ると約100席程の席が用意されていました。

三越伊勢丹の紳士統括部門の方の
オープニングスピーチ。
そしてトークショーでは
「SAVILE ROW」著者の長谷川喜美さん
IWSノミニーコンパニーリミテッド日本支社長の
井上氏との対談。

「サヴィル・ロウに代表されるテーラリングと
 素材としてのウール」と題して
トークショーが展開されました。



トークショーではサヴィル・ロウに代表される
テーラーのクラフトマンシップや
最近のウール素材の傾向などについての
興味深い話が展開されました。

トークショーの間は
今回出版される本の美しい写真のスライドなども上映され
とてもエレガントな雰囲気でした。



私も「SAVILE ROW」は発表と同時に申し込みましたが
本の到着が待ち遠しいですね。

そして、二部では
信濃屋の白井俊夫氏とSHIPS鈴木晴生氏との講演。
テーマは「英国映画に観るブリティッシュトラッドの源流」。
白井氏、ボウタイも決まり
今日も一段とカッコいいですね~。



そして晴生氏も
印象的なタイがとてもエレガントです。



講演では英国の映画及びTVドラマ
「The Shooting Party」と
「BRIDESHEAD REVISITED」が題材として使われました。

「ザ シューティング パーティ」は1913年秋が舞台ですが
ハンティングの時も常にタイドアップしたツイードジャケットや
フィールドコート姿がとてもカッコいいです。
そして「ブライズヘッドふたたび」では
華麗な貴族の生活を舞台とした
これぞブリティッシュトラッドの装いというTVドラマ。



着こなしについての白井氏と晴生氏の
わかりやすい解説を交えながら
あっという間に時間が終了してしまいました。





これはプライベートな上映会だったら
恐らく夜通し出来るのではないかという
面白い内容です。

そして、その後はレセプションパーティ。
約半数の方は顔なじみの方でしたので
とても愉しく過ごせました。



勿論、二次会に行ったのは言うまでもありません。

英国大使館での英国のテーラーや
英国映画を題材とした
ブリティッシュトラッドの装いについての講演。
そしてパーティではベリー・ブラザーズ&ラッドの
シャンパンとワイン。

正に英国づくしの
素敵な一日でした。