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いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

夏はシゾールのボルサリーノで

2011-05-15 05:40:08 | ハット
さて、今年は節電の関係で衣替えも1ヶ月
前倒しで。
帽子類も今月1日に全て入れ替えました。

現在、夏の帽子はスーツに合わせる物だと
ボルサリーノのネイヴィーとブラウンの物
そしてパナマとなります。

基本的にはスーツの色と同色系のボルサリーノで
色合わせをしていますが
基本的な色が一つ足りないですね~

そう、グレー系がありません。

ということで
衣替えに合わせて
グレーのボルサリーノを購入しました。

グレー色のボルサリーノ
意外と売っていません。
伊勢丹や三越にはないのですね~。
やはり直営店でないと、、、

ということで
いつもお世話になっている
日本橋高島屋のボルサリーノジャパンへ。

ちゃんとありました。

早速電話で取り置きをしてもらい
後ほど売場でフィティング。
私の帽子のサイズは58cmですが
フィッティングしてみると
あれれ、、、かなり大きく感じます。

ボルサリーノはひとつひとつ手作りの為
実は個体差が結構あります。
ボルサリーノを購入する時は絶対
フィティングしないとダメだと思います。

ということで、57cmを改めて
取り寄せしてもらいました。



こちらは丁度いい感じで
ホッとしました。
確か同様の体験をパナマでもしたような気がし
家でサイズを確認してみるとやはり57cmでした。

ボルサリーノを購入される方は
チェックポイントです。

さて、価格は円高の関係で
昨年より10%安くなっていました。
まだまだ内外価格差はありますが
大分お手頃感が出てきたと思います。

そして素材はいつもように
麻の繊維を細かく編み込んだ
シゾールです。



そしていつもながらのロゴ。
しかし150年以上続く帽子のブランドって
凄いですよね、、、



そして賛否両論ある
表面のロゴ。
帽子の種類によっては入っていない物もあります。
私個人は、なるべくブランド名は見えない方が
好みです。
まあ、最初は気になっても
使っているうちにこのロゴは消えてしまうので
いいのですが。



さて、売場を見回すと今年の新商品が
色々展示してありました。
今年はコットン素材の
かわいいモデルなどもありました。

そしてケースに恭しく入っている
特別なボルサリーノ。



何と価格は100万円オーバー。

アリゲータのベルトと
18Kのブローチが目をひきます。
ボルサリーノ好きの方は
ひとついかがでしょうか。
限定150個です。



さて、最後に今年の春夏のカタログを
いただき売場を後にしました。



グレーのボルサリーノ
早速、被っていますが
シゾールはある程度風を通すので
今の季節からでも丁度良い感じです。

もうボルサリーノを被る事自体
私も周りも誰も違和感を感じなくなりましたが
スーツにパナマだけはまだ
抵抗があります。

いっその事
ホワイトリネンの3Pでも着れば
決まるのでしょうが
もはやそれはサラリーマンの世界では
ないですね、、、きっと。





ビスポーク クラシックベレー

2011-02-12 05:41:58 | ハット
ブラックウオッチ計画は着々と進行します。

ライラック病のドレスシャツに続き
今度は帽子です。

ブラックウオッチといえば
ロイヤル・スコットランド連隊。
この隊にはベレーを被っていた
部隊もありました。

ということで
やや無理矢理ではありますが
ブラックウオッチのジャケットに合わせる
帽子ならベレーという結論に。

そして
いつものパーソナルテーラーで
ビスポークしたのが
このクラシックベレーです。



素材は何と
ヴィンテージ タスマニアンウール&カシミアです。
色は写真ではわかりませんが
実はダークネーヴィです。

ビスポークするにあたっては
頭を何カ所が採寸しました。
よってサイズはピッタリです。

(ベレーを被っている写真は
 私ではなく、らみこさんなので
 ちょっとサイズ感は違います)

そのままではつまらないと思い
アンティークのボタンをバッジ風につけています。
そのせいもあり、被るととーっても
アーミーチックです。

ベレーの被り方にはコツがあり
総帥曰く

「思い切って斜めに被り
 一方を膨らませ、片方は前に垂れるように
 押しつぶす」
とのことです。

その手のサイトでも色々な被り方が
紹介されていますが
上記の被り方が一番かっこ良いようです。

そして裏地です。

ブラックウオッチの裏地は
ライラックのシルクにする予定なので
同色系のレーヨンにしました。



いや~こうなると
もう完全なるコスプレですね~。

ということで
ブラックウオッチ計画は
どんどん進みます。

帽子の次は、、、




ジェームス・パーディのハンチング

2011-01-10 06:10:57 | ハット
バタクハウスカット梅田店でオーダーしていた
ジェームス・パーディの別注ハンチングです。



昨年出来上がって受け取った物です。
以前ご紹介したフィールドコートの時
注文した物です。

(フィールドコートは注文していませんが、、、)

ロンドンの老舗銃砲ハンティング店だけあって
クラシックな作りです。

帽子の内側は吸湿性を考え
コットン100%の生地で
仕上げられています。



生地はヘビーオンスのツイードです。
色はアースカラーの
いかにも英国カントリーという感じの
グリーンをベースに赤とバーガンディの
2本ストライプが入った物です。

作りは英国製だけあって
帽子の内側にも厚手の芯地の副素材を作った
非常にしっかりした作りです。
流石老舗ですね~。



さて、このハンチング
コーディネイトを手持ちのワードロープから考えると
ツイードのジャケット+アウターは
スポーティなレザーコート
又は、カバートコートというのも良さそうです。

ハンチングはあまり被らないと思っていましたが
気付けば、ゼニアのウールやコーデュロイの物など
もう4個になってしまいました。

帽子もどんどん増えますね~。

この帽子に合わせて
いつかジェームス・パーディの
フィールドコートも作ってみたいと
思ったのでした。

あぶない、あぶない、、、




ハンチングをベレー風に

2010-12-26 06:13:08 | ハット
先日出来上がったフランコ・プリンツィバリの
ジャケットに合わせて、帽子を購入しました。

ジャケットはハウンドトゥースですので
やはり黒がよろしいかと、、、

CA4LAなど、色々探しましたが
これが意外と自分の気に入る物が
見つからず
結局地元近くの
町田の帽子ショップで
見つけた物がこれです。

KANGOLのハンチングで
素材はウールです。
手触りはざっくりした感じで
防寒にも役立ちそうな素材です。



当初はベレーで考えていましたが
カッコいいベレーって本当にないですね~。

ということで
ハンチングを前後逆に被り
ベレー風にと相成りました。

帽子全体のラインも
奇麗ですね。



そしていざ被って
合わせてみると
このKANGOLのロゴがとても邪魔です。
クラシックなスタイルにどうも合いません。

世の中、ブランドロゴこれ見よがしの
製品が結構ありますが
ロゴは見えなところにあるのが
一番カッコいいと思います。

ということで
やむ得ないので
ブラックアウトしました。



そして全体のコーディネイトは
下の写真のように。



これにアウターを着るときは
アクアスのダウンコートとかが
多いですね。

クラシックでありながら
ちょっとスポーティな装いかと
思います。

そう、、、
靴ですね靴、、、、
写真のフルブローグの靴でもいいと思うのですが
素材感を合わせるには
やはり黒のスエードが良さそうです。

チャッカやサイドゴアだと
カッコいいですね。

しかしそろそろ
家庭内事業仕分け作業が入りそうなので
暫くおとなしくしていようかと、、、




ジェームス ロックの帽子

2010-08-01 05:54:52 | ハット
ジェームス ロックの帽子です。
1676年創業の老舗中の老舗ですが
日本ではあまり扱われていません。
ということで
先日、イギリスのジェーム ロックのオンラインで
直接購入しました。

いつも思うのですが
イギリスからの直接購入は商品が到着するまで
ドキドキしますよね~。
ちゃんとした物が届くか?
というより本当に届くのか心配になります。
今回は全く問題なく
オーダーから到着まで約1週間で届きました。




とにかく初めて購入する時は
向こうのスタッフと
メールで何回かやり取りして
そのメールのレスポンスや内容を見て
判断すると少しは安心出来ます。

ジェームス ロックはとても
親切な対応でした。

さて、今回購入したのは
夏向けのジャケットなどに合わせる
帽子です。

きっかけは、いつもお世話になっている
パーソナルテーラーがトリルビーの帽子を製作したのですが
そこはビスポーク、入手困難な為
又、メラメラとしてしまい
ジェームス ロックにオーダーした次第です。

さて、この帽子はモナコというモデルで
素材はコットンです。



サイズもピッタリで良かったのですが
カタログの写真と違っていたのは
リボンの処理ですね~。

カタログではリボンがサイドで折り返すようになっていますが
到着した帽子は一般的なリボンの処理になっています。
まあ、こちらの方が手が込んでいると言えなくも
ありませんが。



夏用の帽子としては
ボルサリーノのパナマを持っていますが
こういった、軽快なモデルがひとつあると
装いのバリエーションが広がって良いと思います。

ブリムにはステッチが入っていて
幅もミディアムサイズです。
又、素材のコットンが
リネンを思わせるよなコットンですので
夏には良いと思います。



今回は
家内用にも帽子をオーダーしました。

こちらの素材はシルクです。
後ろのリボンがかわいいですね。



被るとこんな感じです。



もちろんモデルは家内ではありません(笑

さて、来週後半は夏休み。
早速、この帽子を活躍させようと思います。




そして見つけた物とは

2009-12-13 04:59:14 | ハット
そして信濃屋さんの帰りに見つけたのは
クリスティーズのソフト中折れ帽です。

特に何の目的もなく横浜高島屋に寄り道しました。

ここの帽子コーナーは実は穴場で時々面白いものが
入荷しています。
何の気なしに覗いてみると
何とオリーブ色の帽子が何種類か置いてあります。
オリーブ色のソフト中折れ帽は正直初めて見ました。

ひとつはイタリアのボルサリーノ
そしてもうひとつが今回購入した
クリスティーズです。

両方試着したのですが
ボルサリーノはとてもエレガントな雰囲気
素材はとても柔らかいラビットのフェルト製です。

これに対してクリスティーズは
さすが英国、ロックの帽子もそうですが
質実剛健、どちらかと言うと英国紳士がキリリッと被るような
雰囲気です。
素材もボルサリーノに比べると固めでしっかりした作りです。

気づけば手持ちの帽子はすべてボルサリーノですし
以前より気になっていたクリスティーズでしたので
今回購入してしまいました。

クリスティーズは1773年創業の英国の老舗帽子専門店です。



トップハット(シルクハット)が登場したのが1797年ですから
さらに遡ること20年以上前から創業していたことになります。
英国の老舗帽子店ではジェームズロックが有名ですが
これと双璧をなすとも言われています。

内側の作りですが、ボルサリーノは内張りがないタイプでしたが
こちらはしっかり内張りがあります。
しかもトップの裏側の部分はビニールでカバーされているので
汚れ防止にもなりそうです。

(ボルサリーノはカバーがありませんので
 使っていくと内側の特にトップの裏の部分の
 ロゴとかはすぐに消えてしまいます。)



実はこの帽子
先日信濃屋さんで購入した
ローデンコートに合わせる為に
購入しました。



白井氏からは同色同素材のチロルハットがお薦めと言われたのですが
そのカジュアルな雰囲気とあの羽根付きの帽子を被る勇気は
流石にまだなかったので
この帽子を偶然見つけられたのはラッキーでした。

因みに
昨年はクリスティーズではこの色の展開はなかったとのことです。

これである程度、コートと帽子のコーディネイトが確立しました。

ネイビーのアルスターコート → ネイビーのボルサリーノ
ライトグレーのアルスターコート → グレーのボルサリーノ
ブラウンのカバートコート → ブラウンのボルサリーノ
グレンチェックのステンカラーコート → グレーのボルサリーノ
ローデンコート → オリーブのクリスティーズ

まあ、もちろん、あえてこれを崩すことも
ありますが・・・

冬はやはり
コート、マフラー、帽子、手袋ですね。
ステッキはまだ未熟なので
将来にとっておきます(笑)。

ネイビーのボルサリーノ

2009-10-18 05:14:25 | ハット
ボルサリーノ、結局いきました。
最近、直営店になった日本橋高島屋で購入しました。

ネイビーは本当にいいのがなかったので
まあよかったかなと思います。

価格帯的には兎毛の素材ですので
中級レンジなんですが
今、持っているボルサリーノでは
一番高いものになりました。
他のボルサリーノと違うところは
少し素材が固い感じで、逆にいうと
形をセットしやすいので
使いやすいと思います。

インナーはこんな感じです。



内張りは写真でわかりにくいかもしれませんが
ネイビー色、ベルト部分は黒の革です。



ボルサリーノでは良くあることですが
サイズ58で購入しようとしましたが
かなり大きく今回は57のサイズで購入しました。

ボルサリーノを購入する際は
サイズについては
個体差がかなりありますので
通販で購入するのはかなり危険です。
必ず試着しての購入をお薦めします。

そしてリボンには例のロゴです。
たまにロゴがないモデルもありますが
やはり入っていた方がいいですね。



今回、メンテナンスキットもいただきました。



被り心地はいつものボルサリーノです。
とても軽いですね。

これで冬物のボルサリーノは
ネイビー、グレー、ブラウンと定番色が
一通り揃いましたので
今後はしばらくは購入しなくて
よさそうです。



ちなみに黒はあまり好きではないので
購入しないかな・・・

スーツ又はコートの色に合わせて
コーディネイトすることになりますが

ネイビーのスーツの時 
→ ネイビー又はグレーのボルサリーノ

ブラウン系のスーツの時
→ ブラウン又はグレーのボルサリーノ

グレー系のスーツの時
→ グレー又はネイビーのボルサリーノ

といった感じでしょうか。

夏物も3つありますので
ボルサリーノが合計6個って
よく考えると恐ろしいですね・・・



ボルサリーノのクリーニング

2009-10-10 05:39:31 | ハット
夏用のボルサリーノ
クリーニングに出していたのですが
やっと先日返ってきました。

クリーニングに出したのが
約3ヶ月前でしたので
夏の後半には間に合うかなと
思っていましたが
考えが甘かったです。

既に衣替えも終わり
ボルサリーノも先日衣替えしましたので
来年の夏、又、活躍してもらいましょう。

かかった費用は9,000円。
日本橋高島屋内のボルサリーノ直営店で
お願いしたのですが
百貨店経由と比べて
1,000円安いです。

クリーニングの内容は帽子のクリーニングと
内側のライニング、外側のリボンを
交換してもらいました。



リボンにはちゃんとボルサリーノの文字も
入ります。



でも夏場は使っているうちに
汗とかで直ぐに消えてしまうですよね~。

クリーニングの出来上がりが
正直言って不安でしたが
光沢も失われず、これなら十分です。

後は納期がもっと早ければ
いいんですけどね~。

ネイビーボルサリーノ

2009-09-22 05:00:32 | ハット
このところネイビーのボルサリーノを
探していますが
一番イメージに近いボルサリーノがみつかりました。

冒頭の写真がそうですが
実はお世話になっている販売員さんにお願いして
携帯で送っていただいた写真です。

色合いが写真通りとするなら
イメージにバッチリですね。

気のせいかブリムがやや標準的なモデルより
狭い気もしますが
実物を見て判断しようと思います。

イメージどおりなら
購入して又、こちらにアップしたいと思いま~す。

秋冬に向けて

2009-09-19 04:58:46 | ハット
秋冬に向けて、段々そわそわする季節に
なってきましたね。

まずは今年はボルサリーノから行こうかと
考えています。
今、実は色々なお店を見てまわっています。

現在、持っているボルサリーノは
秋冬モデルとしては
折りたためるタイプのダークブラウンと
CA4LA限定モデルのグレーのボルサリーノです。

冒頭の写真は茶色ですが
このタイプのネイビーがいいなと思い
探しているのですが
実は意外にネイビーってないですね。

私のイメージしているネイビーは
藍色より少し明るい感じですが
今まで見たところでは
ほとんど黒に近いネイビーしか
店頭に並んでいません。

たまにこの色ならいいなと思うと
ブリムの広いタイプだったりします。

まあこうやって探したりするのが
実は新しい店舗の開拓になるので
楽しかったりするのですが・・・

まだ、ボルサリーノ関係で未開拓なお店で
行かねばと思っているお店はの筆頭は
トラヤ帽子店です。
それと横浜の信濃屋さんですね。

又、そちらも行ったら
ご報告します。