金曜日に、久しぶりに馬見丘陵公園に行ってきました。
花菖蒲まつり期間中で駐車場は満車かもしれないなと、アドレスで行きました。
でも行ってみたら、まつりは土日の2日だけでした。
園内にはコクチナシの芳香が漂っていて、
水分広場近くでは、珍しい真っ白のホタルブクロが咲いていました。
そして園内各所では、もうシモツケと、
ハギが咲き始めていました。↓
はじめから鳥見は期待していなかったけど、やはりバーダーさんの姿がないので、ほぼ丸ボウズは確定です。
出会ったのはシジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・コゲラにヒヨドリの面々だけ。
とはいえ鳥見の未練断ちがたく、ひょっとしてキビタキはまだいるかもと、トチノキ橋に向かいました。
しかし行ってはみたものの、いつもうるさいヒヨドリの声もなく、静まり返っていました。
ちょうどそこへ、向こうから長いレンズを抱えたバーダーさんが来られました。
見れば、前にオオルリやキビタキの情報を教えてくれた方でした。
「何かいましたか?」とお聞きすると、にっこり笑顔で、「全然なにもいませんわ」と言いながら、帰って行かれました。
その声のすがすがしいこと。
ということで鳥見はすっぱり諦めて、今日の主目的の菖蒲園に向かいました。
でも途中、一本松古墳では、馬見では珍しいムクドリを撮ったりしながら。( 諦めてないね~ ) (^^;)
古墳の丘一面に咲いているクローバーに、ツマグロヒョウモンの♀が蜜を吸いに来ていました。
アサギマダラとともに、好きな蝶です。
我が家のスミレの葉を丸裸にしてくれますが。(^^;)
菖蒲を見るのは、連れ合いと一緒に見た2017年以来です。
期待通り満開でした。
まつりの前日なので人は少なく、ゆっくり鑑賞できました。
菖蒲園の周囲の歩道に沿って、ヒペリカムが鮮やかな黄色の花を咲かせているのも5年前と同じでした。
色とりどりの菖蒲を見ながら、つれあいと回ったコースを辿っていたら、5年前の記憶が懐かしくよみがえってきました。
彼女と馬見丘陵公園に通い始めたのは2005年からです。
その頃は人が少なく、右麻痺になったつれあいが杖歩行の練習をするのにうってつけの場所でした。
帰宅して数えてみたら50回以上通っていました。
これからもその記憶を携えて、四季折々の花と鳥たちに会いに行こうと思います。