会った事もない人の話なんですが、
親族からの伝え聞きによると、
5月に転倒して、腰を打った高齢者が、
それまで元気だったのに、具合が悪くなり、ある日救急車で運ばれてそのまま寝たきりになり、
そのまま、先日8月31日に亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
しかし、私には腑に落ちないのです。
高齢になると、何かと持病があるため、体調悪化や寝たきりや死の原因を、医師は治しようのない事で、歳のせいや、その原病のせいにされがちだけど、
私は、脳脊髄液減少症も隠れていると思うから。
そんな事、仕事で忙しい中、入院している病院に通う家族に言ったって、どうにもなる事でもないから、入院中は言わなかったけど。
特に高齢者の場合、転倒で腰をうち、そこから具合が悪くなったといっても、
腰のX線検査で、腰の骨が折れてなければ、異常なしで終わりでしょう。
高齢者にわざわざ、髄液漏れの検査をしようとする医師なんて皆無でしょう。
よって、私は、寝たきりの高齢者の脳脊髄液漏出症はそのほとんどが見逃されていると思っています。
子供の患者の親のように、家族が調べて医師に「脳脊髄液減少症ではないですか?検査してください!」とか騒いで訴えてくれたり、専門医を探し出して患者を遠方の専門医にまで連れて行くような、娘息子なんていないでしょうから。