脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

昨日の NHKチョイスで感じた危険な誤解

2024年09月16日 | マインドコントロール

チョイス@病気になったとき

チョイス@病気になったとき

患者の経験談をもとに、健康への選択肢を紹介する「チョイス@病気になったとき」。予防から早期発見、治療や日常生活の対策まで、どれがベストかは、実は人それぞれ。例え...

チョイス@病気になったとき - NHK

 

女性が、出産前から頭痛に悩まされて、
日常生活もままならなくて、

それが出産後に悪化した場合、
やはり一度は脳脊髄液漏出症を、
産婦人科医師には疑ってほしいと思う。

けれど、産婦人科医師のほとんどは脳脊髄液漏出した女性にどんな症状が起こるのか全く知らないと思う。
頭痛専門医ですらそういう人が多い。

だって産婦人科も頭痛専門医もすべてが知っていたなら、
頭痛のNHKの番組で、一切髄液漏れの事が出てこないなんてありえない。

妊娠前から髄液漏れてる女性は、妊娠後期に一時的に症状がやわらぎ、
出産後にまた悪化します。

その理由は、おそらく、コレだと私は思います。


だけど、こんな事、産婦人科医も頭痛専門医のほとんどが知らないし考えない。

番組に出てきた人は、もしかしたら髄液漏れてるのに、強い痛み止めの薬で誤魔化されているだけかもしれないのに。

もし、脳脊髄液漏れてたら、髄液漏れたまま、痛み止めの薬を一生飲んだり、高価な注射薬を買い続け自己注射という、経済的、精神的負担を追い続けなければならないのか?と思うと、患者が気の毒だと思った。

女性の脳脊髄液漏れは1ヵ月のうち半分は寝込みます。生理周期で悪化したり軽快したりします。
しかし、そのことをほとんどの医師が知りません。
産婦人科医が知りません。
頭痛、専門医が知りません。

脳脊髄液漏れの専門医ですら、男性脳外科医ばかりですから、
女性の患者は生理や性器に関わることを、非常に話しにくく口にしない患者が多いと思われます。
そのためますます男性脳外科医にはこれらの女性患者の実態が伝わっていかないのだと思います。
伝わらないからないものとされていると思います。
これは非常に危険なことです。

なぜなら、出産後の女性が日常生活もままならない症状を抱えながら子育てをする事は、身体的精神的にに非常に困難で、しかも、周囲にその苦しさが理解されない、支援されないと、絶望して生きていることさえ辛くなるからです。

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