脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

脳脊髄液減少症患者の(医原性トラウマ」

2023年08月14日 | 2022年9月からのつぶやき
ブラッドパッチ治療したら、症状改善、
はい、よかったね、めでたしめでたし。

そう、ブラッドパッチ治療した医師はそこで、患者に対する治療は終わりだろう。

しかし、患者はそれまでに、さまざまな後遺症を負っている。

体にも、心にも。

体の不調は、長年髄液漏れ続けた事に対応してきた体も、いきなり髄液漏れを止められ、バランスを崩して起きるのかもしれない。
ブラッドパッチした後で、一時的に悪化したようになる症状もあれば、
今までなかったのに、新たに症状が出てくる場合もある。

それはやがておさまってきたのだが、
その辛さに付き添って支えてくれる人たちが身近に皆無だと、
逆に周りから患者が責められる。

そら、みたことか!
お金かけて治療しても、治らないじゃないか!と。

地元の医師が、同居の家族が、遠方の血縁者が、
もう、これ以上の症状改善はあきらめて、そのままで生きろ!とばかりに、私を救おうとしてくれた主治医をけなしだす。

加えて、


髄液漏れによって動けなくて衰えた筋力、思考力、外に出られなくて衰えたコミュニケーション力。

自分だけの力、自然回復ではなかなか改善しない。
医師やリハビリスタッフの力が必要。

しかも、脳脊髄液減少症専門医と連携しながら、患者の近くの医療機関でリハビリが必要だし、対症療法で患者を支える事も、地域で必要。

なのに、

そんな脳脊髄液減少症患者の脳と体のリハビリに協力的で理解ある医師は患者の私の身近には皆無。

もう、ずっと昔から。

いくら助けを求めても無視。

髄液漏れの言葉を出しただけで、医師や医療スタッフに怪訝な顔をされてしまう。

これが脳脊髄液減少症患者の現実。

結果的に、ブラッドパッチ治療だけで、医療から切り離されて放り出される患者がほとんどだろう。

おまけに、脳脊髄液減少症の知識のない医師たちからの無理解、医療機関からの門前払い、病院でのひどい仕打ちを受け続け、家族にも支えてもらえなかった患者は、
心の傷がとても深い。

私は複数の脳脊髄液減少に無理解な医療者から、繰り返し受けてできた、心の傷が、いまだに癒えない。

助けてもらえなかった心の傷。
患者なのに、バカにされた心の傷。

ブラッドパッチをけなされ、
治療してくれた医師まで悪口を言う医師もいるしまつ。

医療者の無理解やハラスメントによって、
人を信じられない、医師を信じられない、医療を心から安心して頼れない、
医療に不信感と恐怖心を持つほどに、心を病んでしまった患者もいるのです。

そんな、脳脊髄液減少症患者に向き合い、癒すという医療行為は本当ほ必要なのに、

脳脊髄液減少症患者の心のトラウマ治療、社会復帰へのリハビリに興味関心がある精神科医は皆無だ。

なんてことだ。

医療者の無理解によって新たに脳脊髄液減少症患者の精神に深い傷を負わせておきながら、
それに向き合い、癒そうと取り組む医師も皆無だなんて。

精神科医が脳脊髄液減少症患者の、医原性トラウマに気付けないうちは、

脳脊髄液が漏れて減ると、ただでさえ、さまざまな精神症状がでるので、精神科医師にも無関係な疾患ではない、という事に、気づく精神科医も現れてこないだろう。

なんてことだ!


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6 コメント

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Unknown (キャサリンプラス)
2023-08-14 11:05:59
たぶん彼らは謝らない撤回しない認めない。古い知識のもと。

私にとっては、それは仕方がないと思えます。

同じ患者と名乗る人が事故患者を否定することに心痛めました。
昔の患者には色々な患者が混じっていると思います。
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Unknown (キャサリンプラス)
2023-08-14 15:07:45
ブラットパッチで終わりは、ありえない。
来たいなら来ての診察も、ありえない。

進行性と書かれてるブログもあるけど、ブラットパッチで塞がったからって終わるはずがない


そう思うのは、今、苦労しているから。
また消去法から始めないといけないんでしょうか
返信する
Unknown (ゆめ)
2023-08-14 16:54:07
ブラッドパッチする場所を慎重に選ばないとダメなんだと思います。
どこから漏れているのか?を突き止めて。

テキトーに腰からだけやってたのでは届かない箇所もあるし。

入れる血液の量も、多すぎても少なすぎてもいけない。


そして、その後、きちんとフォローする体制も必要だと思います。

普通の病人や怪我人のように、いつ、どこで発症しても、すぐさま手厚い医療が受けられるようになるには、
多くの医師が脳脊髄液減少症の治療に取り組んでこそ叶う事。

私は昔から現在に至るまで脳脊髄液減少症治療に取り組んでくださった医師を責めるつもりはサラサラありません。

それより、見て見ぬふりしていた医師たち、そんな症状気のせいだとか言って患者をさらに苦しめた多くの医師に、心改めてほしいです。

脳脊髄液減少症が進行性ですって?
誰?
そんな事書くのは?

私はそうは思わない。

健康な人でも年齢とともに肉体も脳も老化するから、年々あちこちいろんな症状が出てくるとは思うから、脳脊髄漏出症患者にも歳とればいろいろいろあるだろうけど。
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Unknown (Unknown)
2023-08-14 17:50:13
進行性は、どのブログと言われても
医者も推測とか、また段階的に記載してるのに
断定的に書き込まれるブログとしか言えないかな

私の身体のことは、起立性天気性鈍痛発作かな、身に覚えのあることよ。
加齢だったら加齢だったと伝えますよ。

ゆめさんが、ここで書き込まさせてくださったから髄液漏れのストレスが軽くなります。ありがとうございます。
やっぱり医療相談も通じなくて昔のまま
専門病院の看護師すら、押し問答

髄液漏れしたら年も取れないなんて、私は何を経験してきたのか
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Unknown (ゆめ)
2023-08-14 18:25:33
まあ、私みたいな、無知な素人がブログで「進行性」と好き勝手書くなら、仕方ないけど、

医師が書くのは、あまりにも、飛躍したお考えで、いかがなものか?と思いますね。
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Unknown (ゆめ)
2023-08-14 20:00:02
なるほど。
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