二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

あじつくし。味尽くし。鯵土筆。

2014-03-09 21:23:35 | 旬をゴチになる

日曜は猟が忙しいマンションのオーナーさん。
「いま帰ってきたと。入れ物を持って取りにこんですかー」と
お住まいの1階からわざわざ4階の我が家まで声をかけに
きてくれました。

まず、つくし。
も ち ろ んハカマを取って下ゆでをしたものを用意して
くれていました(笑)。奥様はとても仕事が早いのです。

次、鯵。
トロ箱いっぱいお友だちから届いたのだそうです。

わー、あじつくし。味尽くし。鯵土筆。
お茶までいただいて帰りました(笑)。

 

つくしは「穂先が開いてなくて、出来たら茎がしっかり
しとるとがいいと」 ということです。

 

アジは3匹もいただきました。
そのまま塩焼き、切り身にしてお弁当用、お刺身にして
ふるさと大分の郷土料理 “りゅうきゅう” にすることにしました。

 

塩焼き。

 

りゅうきゅう。
アジ、ブリ、タイと使う魚はどれでもよいのですが、しょうゆベース
のたれを作って “づけ” にして食べる郷土料理です。味付けは
家庭家庭でそれぞれあります。実家は万能ねぎと白ごま必須!

 

白いごはんにのせても。

 

三枚におろしたあと。鯛みたいに美味しいだしが出るのかなあと
頭と骨を使って実験(笑)。頭と骨と昆布で、おだしをとりました。
酒と薄口しょうゆで調味したら美味しい!

お椀に、はんぺんと小松菜を見場よく並べたつもりなのに
おだしを注ぎ入れたら浮いてキター。あ~れ~。

 

つくしは、卵とじ。粉山椒をふって食べました♪

大満足の美味しさだったので、もう一度言います。
鯵 土筆なだけに アジ ツクシ 味尽くしでした(笑)。
おごちそうさまでした!


 


月曜から金曜の家事

2014-03-09 14:15:02 | 立派な仕事なのだ

家の近くの御笠川の河川敷。
ここはウォーキングコースとして整備されているので人気。
週末は利用者がグンと多くなります。

今朝もまだまだ冷たい風。
橋の下に暮らしているおじさんは少々気になりますが、
季節ごとに花は咲くし、ベンチは設置してあるしで
気持ちがよいのです♪
歩く距離の目安になるkm表示もあります。

今は早春でヨモギ!
ヨモギは体を温めて、寒さの残る特に春先の冷えに
作用します。

乾燥させると“婦人科の要薬” と呼ばれる漢方の
ガイヨウが手作りできます。

摘もうかなと思ったのですが、毎日人も犬も猫もたくさん
ウォーキングする河川敷なので止めました(笑)。
草餅 よもぎ餅…食べたくなったら和菓子屋さんに走るとします。

 

朝ごはんは星乃珈琲 福岡大野城店で。
河川敷のそばだし、朝7時からやっているしで、とても
利用しやすい! よく食べるのは、トーストと生野菜が一緒に
盛られたパンサラダです。生野菜が寒々しいと感じる時は
体を温める紅茶を頼むことにしています。

 

帰宅して家事少々。
以前、スーパー主婦の方が「家事はキリがないから、適当な
ところで止めるとよ」 と言っていて、月曜から金曜に
覚えやすいルールを教えてくれました。

月曜「げ」がつく玄関掃除
火曜「火」がつく火の回り(台所)
水曜「水」がつく水回り
木曜「木」がつく床、フローリング
金曜「金」がつく家計簿 です。

このルールは、10分、15分、長くても20分とかで
済ませるのが長続きのコツ。

年初めから試してみましたが、生活に意外と合って
しまいました。教えの通り、留守をする日などは、
なるべく事前に済ませるので、なるほど上手く回ります。

このルールでいくと、食事づくり・洗濯を除いては
土日の家事は基本休み! 嬉しいルールです。

今日は日曜で休みのはずでしたが、金曜日に
家計簿つけをしていなかったので済ませました。
少し家事をしたということになりました(笑)。

 

 


季節を先取り肝(感)♪

2014-03-08 18:14:12 | 旬をゴチになる

宅配野菜でごはん作り!
2月24日~3月6日(の食レポ)です。

トマトが今季初! 入っていました。
熱を冷ます、消化を助ける食材です。

ひとつの食材には効能も複数ありますがもうひとつ、
臓に入っていく順番(帰経) も複数あるものがあります。

例えばトマトは、はじめに「肝」にいき、「脾」 「胃」
へと続きます。

このような場合、強弱で言うとはじめが強いと
習ったので、効能も帰経も先頭(の文字)を見ています。

そのトマトは「肝」によい野菜(ということになります)。
春に気をつける臓は「肝」です。

季節を先取り肝(感)!
「肝」の食べものキターということで、これを合図に
食卓やお弁当に、トマトをよく使いたいと思います(笑)。

 

サラダ玉ねぎ。フレッシュ感がたまりませーん(笑)。

玉ねぎは体、特に胃腸を温めます。温まると胃腸の
気のめぐりがよくなります。もやもやーっとした胃の
不快感だとかに作用するようです。

豚肉とで南蛮漬けにしました。
玉ねぎの辛みが体を温めるのですが、ねぎも同じように
辛みが体を温めます。一緒に使ってみました。

 

サラダ玉ねぎは茎も食べることができます。
焼くと美味しいので付け合わせにしました。メインはマグロ。
マグロは「肝」 の食材。気血を補って血を作る働きがあります。
ステーキにしました。

 

ラディッシュは消化と気のめぐり。
真鯛と菜の花を用意してサラダにしました。

冬並みに寒い日には、お手洗いが近くなります。
これは「腎」が活発に働いている証拠。
なので晩ごはんで、労わります、補います(笑)。

“補腎” の効能、真鯛を買いました。
それから菜の花。「肝」の食材です。

冬によい食材の一方で、春によい食材を組み
合わせました。最後にラディッシュで消化。
頭冴えてました(笑)。

ソースは自家製マヨネーズがベース。
マヨネーズは減油の加減が冒険ですが、今回はわりと
好きな感じにbamixできました♪
調味は粒マスタード。ふわぽた美味!

 

ブナシメジ。感情のコントロール、血液循環の調整、
それから血とペアで働くとされる気のめぐりをよくします。

血は臓でいうと「肝」です。
「肝」は血でたっぷりと潤った環境が好きなのだそうです。

女性の一生は“血”が関係することが多いので、効能に
血のある食べ物は欠かせませんね。お吸い物にしました。

 

ほうれん草。ほうれん草は補気養血によく用いる食材。
「肝」の食材です。効能は、不足した血を補うことで、
体の面では気力体力アップ、心の面では気持ちを
落ち着かせます。

五行説では「肝」(の病変)は“目” に出るとなっています。

書類が仕事のようなオット。年度末は特に目を激使い!
ほうれん草にはドライアイ、目の充血、目の疲れによい
作用もあるので、お弁当にも使いました。

ある朝のお弁当作りでは、ちょうど、ほうれん草を
ゆがこうとしていた時に写メール着信。

お弁当の先生からでした。
先生が詰めたほうれん草はポン酢くるみ和え。
くるみが黒ごまになりましたが、ポン酢で調味は真似ました。
先生、ありがとうございます♪

 

もっと血! と思ったので、ひじきを食べました。
調味はふわぽた美味の自家製マヨネーズ。
2回で使い切る量なので早々に使い回しました(笑)。

ひじきは、はじめに「肝」、次に「腎」に入ります。
繰り返しになりますが、春は「肝」、冬は「腎」に気をつける
季節。春になったり、冬になったりする今にちょうどよい
海藻だと思います。絹さやの緑で華やかになりました。

 

海藻類のことを少し。

わかめは「腎」。昆布は「脾」 「胃」 「腎」。
海苔は「肺」 「腎」の順に入っていきます。

どれも冬の色とされる“黒い色” をした食材です。
熱を冷ます、余分な水分をのぞく効能は共通です。

「脾」 「胃」は消化、「肺」は乾燥です。

海藻はほぼ「腎」によいと覚えておかれ、
腎の他に、必要だと思う効能を選ぶとよいですね。

わたしは昆布チョイスでした(笑)。
三女(習字三姉妹、わたし長女)が、富澤商店の汐吹き
昆布をお使い&プレゼントしてくれたので、早速!

昆布は「腎」+「消化」。炊きたてごはんに混ぜました。

これも肝、あれも肝、と面白いように食べた宅配野菜でした。

畑の収穫、野菜が持っている効能、効能は季節の不調に
よいということも満喫。

ブログを見てくださる方から、素敵なキャッチコピーを
いただきました。いつもありがとうございます(笑)。

iBox(宅配野菜)
http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 


春にんじんのピクルス

2014-03-06 17:14:04 | 旬をゴチになる

ガラス瓶にジャストなサイズ!
直売所で見つけたにんじんです。

 

帰宅して、薬膳としての効能を調べてみました。

春に疲れやすいのは「肝」なのですが、これは、冬の間に
溜まった毒を排出(解毒)するために「肝」がフィルターの
役目をするので、働き過ぎて疲れる、ダメージを受けやすい
ということになるそうです。

そのため、春は「肝」をケアする食材を食べて元気に
過ごすことをします。

にんじんは「肝」の血を補います。

それから春の味は酸味。
酸味は「肝」に一番入りやすいそうです。

最後に「肝」と関係する「脾」を調べてみました。
「脾」の味覚は甘味。

にんじん、酸味の酢、甘味の砂糖・・・
で、にんじんのピクルス! となりました。

酢×砂糖の組み合わせ。
甘酢にドレッシングも! いろいろ試したいと思います。

 

今日は啓蟄。

医学が発達していない時代、原因がはっきりしない病気は
体内の虫が引き起こすと考えられていたそうです。

肝積(カンシャク)という虫です。肝臓にこの虫がいる人は
怒りで顔色が変わり他人を怒鳴りたくなるそうです。

これと関連があるのかもしれないのですが、薬膳で習う
五行説、五志でも春は「怒」。(春は)怒りっぽくなる
ということを書いています。

癇癪(カンシャク)持ちとか、肝の虫とか、こんな虫も
いますよね。

ベランダで山椒の木が越冬に成功。芽吹いていました!
穏やかに過ごしたいものです(笑)。

 

 


専攻科火曜日Aクラス 3月 1回目

2014-03-05 11:55:22 | 筆文字を書こう

3月。年度の終わりの専攻科は2回あります。
昨日が1回目。研修所敷地内の枝垂れ梅。

 

講座内容は作品の創り方。
今年は紙のサイズと表装が違う2作品を創るべく書いて
いるので、のっけに添削をしていただきました。

半切の創作は問題ふたつ。

まず名前。最終画の雰囲気がどれも同じ。
はらったり、止めたりして表情を変えること。

次に舟や月といった縦に長い文字。
下に行くほど線がデブってる。

 

おや。体型を地でいっちゃったか!
講師の先生みたいに、長身にスラーッとスマートに書くこと(笑)。

 

半紙の創作は「楽」「寿」と二文字を書きます。
こちらはプチ修正で済みそうです。清書をしたら和紙のセレクト
ショップで選んだ和紙と合わせて額に入れます。

インテリアと化したイメージは完璧(笑)。
…とそんなことやらをピーチクパーチクしていたら
ぎょえ! もうランチの時間。

 

作品の創作は思い思い。
書く場所も室内の思い思いの場所です。
墨以外には顔彩を広げていらっしやる方もいます。

わたしは半切を書く人たちの通称 “下敷きの島”で書きました。
次女と三女(習字三姉妹、わたし長女)は長机で正座。
壁に向かって書いていました。

目が合うとピーパクパーチクする!と背中が言っているのですが
ときどきチラ見。二人らし~い、美し~い、相変わらず素敵♪

春探しのため寄り道。

 

帰宅して三女お手製の桜餅とお雛様最中をいただきました。
桜餅の色付けは「紅麹パウダー」だそうです。まあ素敵! 

 

次女の神戸土産とhanabiさんからいただいたロータス。
わお! デザートプレートになっちゃいました♪
2回目は2週間後。閉校式があります。皆勤賞かも~。

 

 


春のにがみはデトックス

2014-03-05 08:54:06 | 旬をゴチになる

春のにがみはデトックス、
春のにがみはデトックス、
春のにがみはデトックス。
みなさま。この効能はもう念仏のように覚えてください(笑)。


薬膳は食べて「補うこと」と「出すこと」をします。

それを季節でいうと、秋から冬にかけては補う、
蓄える季節。春、梅雨、夏にかけては出す季節です。

春は出す季節のはじまりということになります。

食材が体内に入ったときにどのように働くかということを
“効能”といいます。

ひとつの食材には、複数の効能が備わっていることが
多いので効能の強弱はありますが、春のにがみが
醍醐味の山の幸などは特に解毒の効能が多くあります。

解毒は体内に蓄積する老廃物や病邪を取り除くことを
いいます。

我が家は、下処理の手軽さから菜の花から
春のにがみがスタートします!

つぼみが小さく固くしまっているものがベスト。
葉は鮮やか、見落としがちな茎の切り口は変色して
いないみずみずしいものを。

薬膳としての効能は解毒 消腫 活血など。
炎症、おでき、吹き出物、腫れ、むくみ、血のめぐりです。

血がめぐるということは、一緒になってめぐる気もめぐります。
気がめぐればストレスによるイライラや疲労感を和らげます。

 

ゆでてひなまつりの混ぜ寿司にあしらいました。

 

混ぜ寿司の具材は生のかなぎ。
本当は白魚が欲しかったのですが、魚屋さんになかった
ので「ゆでると白魚みたいになるとばい」と言われた
かなぎにしました(笑)。ほ本当か!

 

生のかなぎ。半分はおすすめのかき揚げにして、半分は
しょうが風味で煮ていました。まあ白魚チックということで(笑)。

 

菜の花に戻ります。蒸した菜の花。蒸し鶏の仕上げの工程
(火を止めて5分ほど予熱で火を通すタイミングで同じ鍋)に
入れました。蒸し鶏は昆布やしょうがや酒で作るので、
菜の花にも香りとうま味が移ります♪

 

ゆでてチューブの和がらしで調味したお浸し。
からしの効能は宣肺 温胃など。咳や胃によいとあります。
菜の花もからしも体を温める性質なので、冬に逆戻り~な
日にもおすすめです。

 

実家の父が薬膳の勉強になるぞ! とフキノトウを送ってくれました。
ブツのまま、ブツそのものだったらどうしようとドキドキしたのですが、
さすがお父さん! 佃煮という美味なる調理済みでした(笑)。
フキノトウも解毒の効能です。

 

 


萌黄の卵

2014-03-04 22:46:02 | 旬をゴチになる

卵にも旬がある! と知りました。
それは春で、昔は「萌黄の卵」と言っていたそうです。

新しい命がきらめく、春生まれの卵。
伊都菜彩(JA糸島市)で飛ぶように売れていた卵を買ってみました。

 

薬膳としての効能は、体を潤す働きと、気持ちを落ち着ける
働き、それから血を補う働きなどがあります。
消化の良い栄養源ですね。

翌朝、先に食べたオットが、お美味しい! と言ったので
わたしも食べてみました。特に黄身! 味が濃い。
卵白も濃厚。萌黄の卵かあ。お味に出ていました。

 

エッグタイマーを買ってみました。
ゆで具合の目安になるので便利に使います♪

 

 

 


コストコのラップ

2014-03-04 22:06:15 | 立派な仕事なのだ

幅30cm、長さ、え! 231m、スライドカッターつきの
コストコのラップ。

昨年末に伺った田園都市線のお料理教室
Konami's deli主宰のKonami先生がご愛用でした。

長さにも驚きですが、ラップをスライドカッターでカットする
ということも気に入りました。

ギザギザの刃を覆うようにしてスライドカッターを取り
付けているので、安全!

先日コストコに行ったので、お買い上げ♪
取り付けてみました。

ドキッ。取り付け方法は英語。
どれどれ。イラストがあるので分かりました(笑)。

 

スーッとスライドさせたら、もう切れている。
こ れ は快適♪

Konami先生には、その他のツールの入手先も教えて
いただきました。キッチンのプチ改造計画、順調なり。
ありがとうございました!


http://konamisdeli.jimdo.com/

 

 


かぼすとレモンの薬膳酒

2014-03-02 18:04:42 | 薬膳教室

オットの出張土産は大分県の黄色のかぼす。
収穫せずにそのままにしておくと熟すし色も変わります。

酸味は丸くなり果汁もたっぷり。
これにレモンを合わせて果実酒を仕込みました。

 

果実酒に薬膳食材のサンザシをブレンドして薬膳酒に
しました。サンザシのすっぱい、かぼすのすっぱい、
レモンのすっぱいと、3つすっぱい!

すっぱいは春の味。
酸味は「肝」に一番入りやすい。
春は「肝」、肝臓に気をつける季節。

完成の頃には春のよいお酒になるでしょう♪


 

 

 


初御代桜

2014-03-02 17:37:36 | 九州・大分をDrive

春のお別れがお習字にもありました。
条幅講座で指導していただいたイケメン先生です。

出会いは昇段試験一浪の頃。
当時は一浪の原因は条幅だ!と分かっていたので
お先真っ暗な感じと、どうにか出来るようになる
という望みを持って講座に飛び込みました(笑)。

観峰流の条幅は、やわらかくて豊か、それでいて
きめ細かな書線が特徴。それには羊毛筆が最適と
いわれているのですが、これが、はじめのうちは
ふにゃふにゃしてコントロール出来ずにいました。

筆に振り回されるし、もうイヤ! 嫌い! と思って
いたのですが、今では美しく書きたい!と欲が出て
きました(笑)。まだまだピヨピヨひよこですが、
条幅が好きになったのは先生のおかげさまさまです。

春4月から先生は学生の指導をされるそうです。
次のステージでもご活躍をお祈りしています。

ご指導以外では、筆、紙、書籍、年賀状など
コレクションもたくさんご紹介、見せていただきました。
ラストの本日も素敵でした!

 

帰りに朝ごパン。

 

開店間もない時間。焼き立てをイートイン♪

 

走行中、山にピンク!

 

どれどれ。カメラを構えていたおじさんに聞いたところ
「初御代桜」だと教えてくれました。




 

偶然立ち寄った地域ですが、日本書紀にも記載のある
場所で古代水路があったそうてす。