風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

仏壇に供えてあった桃と、野菜スープで救われた話。

2023-08-18 21:11:12 | 海外生活



水曜日の夜から、恐ろしいくらいの嘔吐と下痢が続いた。
下痢の方がまだマシなくらい。
嘔吐が苦しくて、もう出るものがなくて、水しか出なかった。
でも脱水症状にならないように、また、喉がやたら、乾いたので水だけは飲んだ。
水を1滴飲むたびにトイレに駆け込んだ。
ずっと、一晩中、トイレにうずくまっていた。
救急車を呼ぶことも考えたが、結局、救急に行っても何時間もほったらかしにされたいた夫や、私の生徒さん達の話を聞いて、無理だと思った。
それに、ずっと四六時中、トイレにうずくまっていなければならないので無理だった。

朝方、5時頃、やっと立ち上がって、台所に行った。
仏壇のお供えの桃が1つあったのが目についた。
喉が、からからだったので、ジューシーな、この桃を切って食べた。
救われた~と思った。
それから、仏壇にお祈りして、その後、ピタッと、下痢も、嘔吐も治まった。
まことに不思議だけど、母やご先祖様が、守ってくれたのかなと思ったりする。

私の親友(現在、北海道旭川在住)が、昔、私が、胃腸炎で苦しんでいた時に、作ってくれた
野菜スープを思い出した。
ポテト、人参、玉ねぎ、キャベツを細かく千切りにして、塩味だけで作ってくれた野菜スープ、
何とも胃に優しいスープだった。
この時は、彼女の作ってくれたスープに救われた。
彼女は本当に優しい人だった。今も優しい彼女。
障害者の旦那さんの世話をしながら、一生懸命、家計を支えるため、仕事もしている。

夫に頼んで、この野菜スープを作ってもらった。
ミキサーで、スムーズにして、煮込んでもらって。
美味しかった。
昨日は、最初の一口、二口食べただけで、胃が苦しくなったけど。
今朝は、残っていた、スープを食べて、またお昼に、スープを作ってもらった。

優しい味。病気の時に、パートナーがいることの有難さを、つくづく感じた。
医者にも、何でアポイントが取れないのか、クリニックに抗議に行ってくれたけど。
やはり無理だった。
後ろに並んでいる赤ちゃん連れの女性が「、A&E(救急のクリニック)に行った方がいいですよ」と、アドバイスしてくれたらしい。
クリニックのスタッフは、一切、そういうアドバイスはしてくれない。

今日も、まだ体調が不全で、頭痛が酷い。Paracetamolを飲むといつもは、治るんだけど。
明日には、もう少し回復することを願う。

皆さまからの応援、コメントお待ちしております。


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