未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

続・稽古とダイエット

2005-11-21 11:19:42 | ダイエット
1週間ぶりです。

前は、「基本動作」についてお話した。
基本動作に見る「下半身の動き」がダイエットに影響するのでは?と考えてみた。
今回は、その下半身の動きは型稽古で当然生きていると言うことを書いて見たいと思う。
あくまで、当教室の稽古内容を省みての発言であることをお忘れなく。

今日は、合気道の花形(?)稽古である「型稽古」について考えたい。
当団体では、技を掛ける人をそのまま「掛け」と呼んでいて、技を受ける人をこれまたそのまま「受け」と呼んでいる。
団体によって、呼び方は色々あるようだ。
型稽古は、その「掛け」と「受け」二人一組になって、技を掛け合う稽古である。
予め、どういう攻撃を仕掛けて、それを決められた技で対応していく、約束組手(稽古)のようなものである。

まず、「受け」
基本的に、受身が取れなくてはならない。
我々の団体は、足場が畳ではないところでも稽古を行うため、少し変わった受身をとる。(と言っても特別なことをするわけではないが)
ただ、一般の合気道や柔道でやるような、勢い良く畳を叩くような受身はとらない。
詳しくは、見学に来ていただきたいが、マット運動でゴロゴロしている感じと言った方がよいのだろうか…
身体を丸くして、しっかり頭を上げる、出来るだけお尻から倒れるように導く。
基本はこのようなところだろう。
柔道有段者の私にとって、この受身のとり方は「大丈夫なのかい?」と不安にさせるものであったが、これが慣れると結構使える。
演舞などで大胆に飛ぶことは出来ないが、力の逃がし方などは学ぶべきところがある。(個人的には、少しバリエーションは増やしたいと思うが…)
この受けがかなりきついのである。
先に書いたように、頭を上げて背中を丸める…
首と腹筋に結構力が入る。そして、寝て&起きてを繰り返すことになる。
約束事とはいえ、人によって癖やタイミング、体調によっても掛け方に違いがあるので、相手の動きを感じなければならないので、自然、とっさの対応力をつける訓練にもなっている。

次に「掛け」
こちらは、基本動作の延長である。
それが、人相手だと一人で行うほどうまく行かない。
微妙に焦りや「うまく決めてやろう」と言う心が、微妙な(微妙ではない方もいるが)バランスの悪さを醸し出す。
相手がいるので、より下半身を意識しなくてはうまく崩せず、極まらなくなる。
この下半身と上半身の動きが調和しないと、技のようで「技」ではないのである。

それが、組手となると、尚更「下半身の動き」が非常に大切だと言うことに気が付く。

組手のお話はまた後日。
コメント
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