審査の目的の一つに…

昨日の大宮の稽古

■少年・少女＆親子クラス
審査稽古でした。

H莉ちゃんとM咲ちゃんは、安定してきました！
来週の審査で、練習通りの動きができればまず問題なく合格できるでしょう！

そして、H莉ちゃんのお母さんは、先週に比べ自主錬をした形跡がうかがえました。
二ヶ条はかなり修正する余地がありますが、他のものについては練習したのが分かる程でした。
来週の審査も期待できるかな？

しかし、そう簡単にいかないのが審査でもあります。

普段少し緩めの私が、審査の時には笑顔が消えます。
多くの子ども達は、その変化に戸惑うようです。
事前に「審査はキビシ目だよ」といっていても、緊張が増幅してしまうようです。

ネタばらしっぽいですが、これは狙いなんです。
慣れ親しんだ雰囲気の中で技が行えるのは当たり前。
いざという緊張した瞬間に力を発揮できなければいけないんです。
いや、常に平常心が理想でしょう。

少し違う雰囲気の仮名でいかに自分が表現できるのかも審査の目的の一つなんです。

次週、皆さんの検討を祈ってます！
顔晴ってください！

　　　　



■一般部
こちらも審査稽古＆初心者・七級の審査

うちでは、正規の七級受験前に、基礎的な動きを確認する参考審査の様なものを設けています。
当方では、七級から組手が始まるので、その前に、組手が行える最低限の攻撃や動きができるようにしておきたいという気持ちから、準備のための審査を設けました。
※まぁ、それも前から書いているので、長くお読みの方はご存知かと思いますが…

さて…
最初の30分はそれぞれの審査稽古で、その後に審査を始めました。
　　

まずは、参考審査
・構え（護身・組手）
・受身（各種）
受験したA木さんは「運動苦手です！」とご本人も仰る通り、入会したての時は、どこから指示していいか分からないほど修正が難しかったのですが、今回はかなり良くなっていました。
「継続は力なり！」を感じる瞬間でもありました。
少しづつでいいので、自分のペースでステップアップしてください！
確実に成長していますよ！
お疲れ様でした。

つぎに、七級審査
今回は3名が受験
皆さん、良く稽古していましたし、その努力と真面目さは120％買っています。
しかし、先の少年・少女の所で書いたように、本番で表現ができるかどうかが重要です。

そういう意味で苦戦したのは、女性会員のM子さん！

彼女、凄く良いんですよ！
攻めの姿勢と言い、審査稽古を見ていても、成長しているのが見てとれるくらい色々吸収してくれています。

ただ、今回の審査では、若干緊張したかな？
練習中のチェックでは出来ていたことが、急におかしな動きになっていたり…
そこで、私の厳しい指摘が入ると余計に緊張したのでしょう。
ミスが何回か続きました。

しかし私は、容赦なくキビシ目というか強めの語気で注意をして、何回もやり直しをしてもらいました。

正直、普段の真面目な姿勢と、その時の完成度を考えれば、そこまでさせなくても彼女のレベルは分っていましたし、合格のレベルに達していたことも分っていましたが、だからこそ審査で表現してもらいたくて追い込みました。

私も意地が悪いですね…（笑）

何度も何度もやるうちに、スタミナも切れはじめ、集中力が切れたことによる単純な手順ミス…
そして、またやり直し…

良く頑張ったと思います！

七級は、技の完成度よりも、こういうプレッシャーに接することが大切かなぁ…と。
武道の厳しい面をこういう審査で感じてもらうのも精神修行上、意味あるものなのかな？と思ったりもします。

だからと言って、無駄にプレッシャーはかけませんよ！（笑）



とにかく…

今回受験した皆さん、お疲れ様でした。

来週は、参考審査＆五級の審査があります。

今回同様、審査稽古機関は、少年・少女＆親子クラスの時間も開放しますので自主錬をしたい人はいらしてください。

それでは、皆で合格を勝ち取りましょう！



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