2020年のオリンピック開催地が東京に決まった。
状況は刻々と変化していくし、エントロピー増大の法則ではないが、モノゴトは時間経過とともに複雑化していく。
わかりやすい大きなテーマが設定されたことで、これから日本は2020年に向かって心理的にも社会的にも変化していくのだろう。
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↓このエントリで消費者心理はマクロな経済環境に影響を受けていて、AKB48を取り巻く状況も変化してるというテーマが提起され、コメント欄が賑わっていた。
お父さん応援ソング作ってほしい
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/27a5292f33a2a043820d395e85945e02
実は、↓このエントリを1年前に書いた時には、既に状況の変化を感じていた。
チーム4を組閣でいじるべきでもないし、JPN48もいらないということを、今一度説明してみる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/32bcca4fef220cd7ac0819eb84bf620c
(これは私の感覚的な話だ。)
当Blogでのコメント欄が盛り上がるのに反比例して、アクセス数のベースは下がる一方だ。
ターニングポイントは前田敦子がAKB48を卒業する少し前くらいからだったと思う。
明らかに勢いが落ちたし、アクセスの傾向も変わった。
消費者の心理的状況は刻々と変化しているが、とりわけ大きな変化であったと思う。
以前は、何かスキャンダルが起きる度に跳ね上がったアクセス数だが、今はそれほど変化しない。
以前から述べているが、AKB48第1章の終演とともに、問題意識はAKB48から個々のメンバーに移った。
多くの人がAKB48自体への興味を失っており、AKB48コミュニティの中でさえ、AKB48全体や組織について語ることは流行らないのだ。
だから、経営陣がその社会的、心理的な状況の変化に対応しようとすること自体は自然であるし、
それゆえに、その状況に危機感を持つ私を含めたコメンテーターが当Blogで熱弁を奮うのも、当然の帰結だ。
当Blogで理念や組織に関する話題が盛り上がるということは、同時に、それだけAKB48がそこから離れていっているということでもある。
両者は表裏一体なのだ。
この状況を憂う人々が時に荒らし的に暴れまわることも同様である。
そういう意味で、下記のコメントで指摘されていることは半分正しいと思う。
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何度も言うが、この状況の中でいくら「組織を変えよう!」と叫んでも共感は得られない。
準備がないからだ。
派手な一発逆転を夢見るのは人間の性だが、いくらやっても有効な活動にはならないだろう。
今やるべきことは、明日への橋頭堡を築くことだ。
そして、それが新しい動きに繋がるように、ひそかに土壌を作り変えることだ。
「茹でガエルの寓話」を逆に利用するのだ。
その地味で地道な活動を継続すること、それが王道である。
状況は刻々と変化していくし、エントロピー増大の法則ではないが、モノゴトは時間経過とともに複雑化していく。
わかりやすい大きなテーマが設定されたことで、これから日本は2020年に向かって心理的にも社会的にも変化していくのだろう。
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↓このエントリで消費者心理はマクロな経済環境に影響を受けていて、AKB48を取り巻く状況も変化してるというテーマが提起され、コメント欄が賑わっていた。
お父さん応援ソング作ってほしい
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/27a5292f33a2a043820d395e85945e02
実は、↓このエントリを1年前に書いた時には、既に状況の変化を感じていた。
チーム4を組閣でいじるべきでもないし、JPN48もいらないということを、今一度説明してみる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/32bcca4fef220cd7ac0819eb84bf620c
(これは私の感覚的な話だ。)
当Blogでのコメント欄が盛り上がるのに反比例して、アクセス数のベースは下がる一方だ。
ターニングポイントは前田敦子がAKB48を卒業する少し前くらいからだったと思う。
明らかに勢いが落ちたし、アクセスの傾向も変わった。
消費者の心理的状況は刻々と変化しているが、とりわけ大きな変化であったと思う。
以前は、何かスキャンダルが起きる度に跳ね上がったアクセス数だが、今はそれほど変化しない。
以前から述べているが、AKB48第1章の終演とともに、問題意識はAKB48から個々のメンバーに移った。
多くの人がAKB48自体への興味を失っており、AKB48コミュニティの中でさえ、AKB48全体や組織について語ることは流行らないのだ。
だから、経営陣がその社会的、心理的な状況の変化に対応しようとすること自体は自然であるし、
それゆえに、その状況に危機感を持つ私を含めたコメンテーターが当Blogで熱弁を奮うのも、当然の帰結だ。
当Blogで理念や組織に関する話題が盛り上がるということは、同時に、それだけAKB48がそこから離れていっているということでもある。
両者は表裏一体なのだ。
この状況を憂う人々が時に荒らし的に暴れまわることも同様である。
そういう意味で、下記のコメントで指摘されていることは半分正しいと思う。
ここにコメントしてる人達は、自分達を切り捨てられたくない顧客の立場としてしか意見が言えないのだから、運営は参考にできないのではないか。
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何度も言うが、この状況の中でいくら「組織を変えよう!」と叫んでも共感は得られない。
準備がないからだ。
派手な一発逆転を夢見るのは人間の性だが、いくらやっても有効な活動にはならないだろう。
今やるべきことは、明日への橋頭堡を築くことだ。
そして、それが新しい動きに繋がるように、ひそかに土壌を作り変えることだ。
「茹でガエルの寓話」を逆に利用するのだ。
その地味で地道な活動を継続すること、それが王道である。
◯(私が今批判しまくっている)運営は、「理念や組織について語らせること」を促していました。その証拠は、小林、濱野、宇野、中森、田原総一朗、、、。
◯ あの施策は、あえて見立てればAKBに最も乗り遅れたレイトマジョリティの40~50代おっさんをこっちの道に引きずり込む最後の刈り取り。ひいては組織全体に社会的権威を少しでも付与したいという思惑だったのでは。
◯ あの論者たちの議論は、我々にとってほとんど解明し尽くしたAKB組織の特異性を知らず理解できていないレイトマジョリティを啓蒙した。たかみな、まゆゆ、指原、横山、ぱるる、柏木といったおっさん論者らのメジャーな推しメン(面白いくらいに運営推ししかおらんな!)を試食させる意味合いはあった。けど、議論が今流行らないというなら、あの論壇全体効果発揮しなかったのですかね?
◯ 「経営陣がその社会的、心理的な状況の変化に対応しようとすること自体は自然」というのは良いですが、握手券を増刷し、握手の回転を上げることで変化に対応しているんだとすればいただけませんね。この数日で運営が打った施策は、”地方全握への投入メンの拡大”と、”個別1次3枚は1メン限り指定可”です。
その施策の私の感想は「また刷ったのか。本当にSBIと同じだな。運営の発想が北尾CEOと同じだから、そのうち子会社(支店)に対して不平等株式交換するに違いないな。」と「マクドナルド原田みたいな回転率の引上げだな。大島、みるきー、玲奈の時間あたり収益率をさらに上げる気だな」です。
※ genkiさんから握手論まだ聞いていないし、対話は終わってませんぞ
◯ 組織理念に対する議論が深まらず、個別メンにしか関心が向かわない新しいAKBの土壌って、今の”山本、渡辺その他5名程度”のNMBの土壌にそっくりですね。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/5813267ad1a4fb6ee4379aca829a953a
>あの施策は、あえて見立てればAKBに最も乗り遅れたレイトマジョリティの40~50代おっさんをこっちの道に引きずり込む最後の刈り取り。ひいては組織全体に社会的権威を少しでも付与したいという思惑だったのでは。
そうです。
本文で述べておりますが、構図は当Blogのそれと同じだと思います。
盛り上げなければならないと思って手を打つわけです。
が、それは一方で、彼らの手を借りなければならない状況でもあるということです。
(半分は単純に面白いからだと思いますが)
> 「経営陣がその社会的、心理的な状況の変化に対応しようとすること自体は自然」というのは良いですが、握手券を増刷し、握手の回転を上げることで変化に対応しているんだとすればいただけませんね。
それが良いことだとは思わない、という点について当Blogではほぼコンセンサスが得られていることですが、それが主流派になることは難しいのではないか?ということです。
つまり、こういうことです。
「運営ですら主流派ではなくなった。」
消費者心理をコントロールする力が運営にはもうありません。
それは「理念」に対する姿勢を変えた時に勝負がついているわけです。
だから、当Blog内における議論にとっても、運営にとっても、新しい橋頭堡を築くことを考えるしかない、と私は思います。
もはや巷にゴマンと存在する平凡(ジリ貧)企業の経営と、まったく一緒ですね。誰もが考える典型的な事なかれ主義、逃げの経営。そして運営・メンバー・ファン(顧客)ともに、その黙認派(消極的容認も含めて)が主流になったのだから、大枠としてはステークホルダーの方向性が合致している。それで何とかなっている。だから敢えて現状路線を変えて冒険するつもりもない。
各ステークホルダーの多数派がそうなった以上、「イノベーターとしてのAKB」は使命を終えたと同義でしょう。AKBの原動力のはずの理念やイノベーションを求める勢力が、今や「ノイジー・マイノリティ」側になった。イノベーションのムーブメントしてAKBに熱くなったファンは急激に消滅中であり、AKBにその役割を期待することをあきらめた感がします。イノベーションの欠片も感じないやり方で、AKBがイノベーションとは真逆の方向へ進むことをファンも含めて多数派の現状なのであれば、満足できる身内だけで「もう勝手にやってれば」という感じです。
今回の「TOKYO 2020」は、未来に向けた本気の理念、この日本・東京で絶対やらせてほしい、大会を成功して見せる、その熱い想いが世界に伝わる素晴らしいプレゼンだったと思います。これまでの活動の積み上げ(地力)とハートが、当初冷めていた人たちの気持ちも動かしたのではないでしょうか。AKBにエネルギーを注ぐのが虚しくなりました。日本人としてもっと大きな、「TOKYO 2020」に向けた大きな理念・テーマ・イノベーションを刺激する新しい何かに取り組んだり、あるいはそういう勢力(どんな分野でも良い)を探し、支援・応援したほうが、未来が切り開けるのではないか、そんな気分になりました。
たかがAKB、されどAKBだったのが、今の流れでは本当に「たかがAKB」になってしまいそうです。
↑訳は少し変ですが、参考にそのプレゼン全文を見つけました。
大舞台での演説としては、個人的には小泉首相の所信表明や郵政解散以来、本気の信念や理念が伝わる熱いものを感じました。
AKBもこのくらいの気持ちを伝えてほしい、AKBはそういう集団だったはずですが。
>AKBはそういう集団だったはずですが
よしりんファンさんは、主や私ともちょっと思想や主張が違うかなと思っていましたが、上の2つで違いが決定的に現れた。
今の運営を叩きまくっている私が言うのもアレですが、よしりんファンさんのこのコメを読んだ瞬間に、別のアーティストの”ヲタへの当て付けソング”の歌詞が浮かびました。秋元康もRESETみたいなメンへの当て付けと併せ、こういうヲタへのあてつけ歌詞を書いて、新公演に散りばめそうだなと。
http://j-lyric.net/artist/a000723/l000ac7.html
※私がよしりんファンさんにそう思っているという意味でなく、今の運営はそう思っていそうだという想像です
被災地の子どもは無料でやってくるAKBに感激し、劇場に通えない地方のピンチケ世代はドームツアーや全握のお約束の”会いたかった”や”ヘビーローテーション”を聞けて歓喜する。これは、たくさんのキズと屍と犠牲者の末に達成した成功で、運営にとっては今までのAKBが間違ってなかったからこそ、見れている光景です。
”そういう風に喜んでくださるたくさんのお客様のために、貢献するのが何が悪いのか?”って感じなんでしょうね、戸賀崎さんあたりは特に。イノベーションのジレンマ。
イノベーションは流血を伴う。もう血は流したくないんでしょう、運営は。
平嶋を獄門さらし首にした時のtgskの男泣きが最後の理念順守。増田やでの切腹がメン主導では最後ですかね。あれを組織として続けろというのも人道的に酷すぎるが、続けなきゃならんでしょう。
今の成功、今喜んでいるお客さんを切り捨てられませんものね(それだけじゃダメだろというのは、ここのコメンテーターの大半(全員とは言わない)の意見)。
レイトマジョリティを悦ばせるのと、イノベーター育成を完全に別物として同時並行すりゃいいのですが。
①ネ申テレビが6週に渡って(?)チーム4合宿
②AKB48 33rdシングルに「Type4」が追加発売決定
の2本でした。これ2つとも評価です。
①について
私は”研究生ゴリ推しについて”のエントリ記事で、http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/b55a64026e1922bc05c7692b4c95bf48
>ボール拾いをさせましょう。受け身を取らせましょう。素振りをさせ続けましょう。
>特別扱いしてゴリ推すなら、長嶋監督が松井秀喜にしたように、その素振りをゴリ推せばいい。
>メディア工作する金と資源を今持ってるなら、その素振りを全部映像でリアルにさらせばいい。
と提案しましたが、ようやく運営も理解した模様。
残念なのは6週やる割には、1泊2日であること。ヲタを惹きつけるような、悲壮な絵や痛々しい特訓になるのだろうか。チーム4(へ)の求心力と挙国一致を高める上で、この試行は良い。
本当は入山加藤を徹底的に鍛え直す(痛めつけた上で試練から這い上がる絵を取る)のが、”推し直し”に有効なはずなのですが。
②
「また刷ったのか」の要素も確かにある。実際に、タイプ増には、将来の全握握手券増刷に向けた布石の側面もあるだろうし、実際に将来もっと刷るのだろう。
ですが、初代チーム4のためにtype4を設定しなかったこと含めた一連の4劣後扱いが、初代4の正規チームとしての位置づけを損ない、名実ともにエセ研究生体制を固定化したという反省が運営にきっとあるだろう。
そうなら”失敗から学習する組織”となっていただく上で、必要な一歩ではないかと。徐々に昇格さすのでなく最初から16人(指導者込み)体制とするのと併せ、教訓を活かす意思は認められて、この運営ならまだ良いですよ。
主もこの2件評価するのでは?
コメントを躊躇っております(笑)
エントリーと関係ないのですが
閑話休題として。
昨日松村が120分もの生コメダを敢行しましたが、
興味深い話題がいくつもありました。
その中で軽い感じでの自己サゼスチョンですが
何と運営側に入ってみたい、的な発言が出て
軽い驚きがありました(笑)
48は長年続くグループですが、
(他アイドルグループ含)
こういう意思を対外的に示したメンバーは
過去恐らくいなかったと思います。
もちろん松村は特殊ですが、未来的には
こういう人材が現れることが
今後のグループの発展的展開へのヒントを
内包していると思いました。
お久しぶりです。
マジな議論が多くてちょっとコメントしづらいですか?(笑)
もうちょっと軽い話題も話していかないとかな。
最近また忙しくて・・なかなか手が回らない状態です。
SKE48は勢いがありますね。
反対される方もいますが、少なくとも松村を抱えることができるSKE48の強さは認めたほうがいいと思っています。
弱みが強みに変わることはよくあることで、それは弱みが視点の転換を迫るからですね。
理念のような一つの価値観を大事にしながらも、それに反しない形で他の価値観と共存できる組織的な土壌が非常に大切になるかと、思います。
新チーム4の話について。
>主もこの2件評価するのでは?
はい。
新チーム4を結成した時点で意図を理解しているつもりですので、見守る気持ちの方が強いです。
新チーム4の価値を決めるのは、新チーム4であるということを考える機会をメンバーに与えるのはよいことだと思います。
電通のやる事をやすすは止められないし、
劇場の組閣に電通は口を出さない。
つまり、お互いに失策だと思っても止める方法自体がない。
メンバーを処分するという策を打ちたいと思う人がいないから処分されないだけで、
処分しないという策を打ってる訳ではない。
というのが、私の見解。
ファンは運営の失策を批判するけど、そもそも失策という概念のない運営組織だからAKBは売れた。
過去から失策しないようにしようなどと学ぶ必要はない。
今してる事は失策というより、利の見える策が多いから醒めるのだけじゃなか。
乃木坂はライブ中、万歩計をつけて歩数ランキング発表とか、
何の意図もない企画をしてて象徴的。
ソニー役員はAKBの握手券をソニーで販売したいと思ってるはず。手数料の利益率は高い。モー娘の獲得には成功した。
でも、現場運営は、利益を出す気はない。売る気はあっても。
コンセプトがないのがコンセプト、
つまり目的がないというのは好景気下でのトップダウン組織のあり方としては正解かもしれない。バブルっぽくて楽しい。
歴史に学ぶなら、実際に48を倒しそうになった時に、48を倒すのが目的だといい始めたら終わるでしょう。
それこそ、公式ライバルというのはコンセプトではなく、電通の都合に過ぎない。
マイナビに前田敦子を、リクルートに乃木坂を、同時に売る為の魔法の仕組みなので、ソニーは忘れるべき。楽しく楽しく。