指原莉乃ソロシングルと乃木坂セカンドシングルが5月2日に同日発売(AKBまとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51809232.html
うまい・・実にうまいと思う。
絶妙のバランス感覚だ。
一部で盛り上がるだろう。
だが、私は心配だ。
乃木坂46の方が。
これでいいのか?
2月に1stシングルを出して、まだたいして認知もされていないのに5月に2ndシングルは時期尚早ではないのか。
短期的な話題性で注目を集めようなどと、なぜそう急ぐ必要があるのか。
活動の幅を広げるためにも、楽曲が必要だからなのか?
考えられるのは、前にも述べたように、ひたすら物量によるパワープレイで正面突破という作戦をとっているからだ。
何の戦略性もない、それが戦略なのは1stシングル発表時にわかった。
『ぐるぐるカーテン』をもらった。全握に行くことにする。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c26177b3bade4a64ca0f494c49d68569
一つひとつの楽曲を大切に育てるよりも、パワープレイで一気に突っ走るつもりのようだ。
心配にならなければうそだ。
公式ライバルとしてすぐに追いつきたいからなのか、利益を少しでも早く回収したいからなのか、前のめりになり過ぎて、中長期的な視点が置き去りにされているのではないのか。
乃木坂46はどこに向かおうとしているのか、誰か教えて欲しい。
本当にこのまま突っ走る気なのだろうか・・。
★★★★★★
以下、乃木坂46のファンとの会話
私:
乃木坂46がさしこのソロに発売日(5月2日)をかぶせてきた件で、乃木坂46の戦略について想うところを語っては頂けないでしょうか?
私には短期的な利益に目が眩んだのかくらいの理解しかできないのですが、どういうことなのでしょうか?
ご意見をお聞かせください。
乃木坂46ファンのAさん:
正攻法を用いた従来のマスアイドル的な展開だけだと話題性にかけると思います。
AKBとファンの取り合いをしてもしょうがないですし。
多分、今の乃木坂46の実力では地道に活動しても20万~30万枚クラス。
多分今年は、話題性を増やすために色んなAKBの出てるところにぶつけてくるんだと思います。
対決色を濃くしていってマスにどんどん取り上げてもらう。
乃木坂単独よりもAKBとあわせて相乗効果を狙う。
私:
ふむふむ。
乃木坂46ファンのAさん:
さしこソロとぶつけると何が起きるか。
さしこファンと乃木坂ファンがお互いに意識して総選挙のようなことになるかと。
ファン心理を煽って売り上げUPを狙えます。
乃木坂は、負けると一瞬下がるかもしれません。
しかし、トータルで見た場合には、ファンは応援したくなる気持ちを煽られると思うので、展開の仕方によってはプラスにも持ち込めると思います。
さしこは買っても負けても美味しいですし。
要は、AKBが設立時に感じていたことを、乃木坂はトップアイドルと争って負けて学ぶ、ということです。
私:
ファン心理を煽って、ファンのコミットメントを引き出すと同時に、売上UPを狙う。
また話題性からマス方面展開を強化する。
ということでしょうか?
私は、パワープレイをし続けてもブランドを消費するだけで、持続性が心配なのですが、その点いかがでしょうか?
便益がそれを上回るということでしょうか?
乃木坂46ファンのAさん:
その懸念はわかっています。
今のままだと持続性はないでしょう。
便益も上回ることもないかもしれません。
でも、ブランドを消費するだけの部分は少し違うことが言えるかもしれません。
なぜなら・・
乃木坂46自体は新しいこと何もしてないですから!
私:
なるほど!
いわゆる「失うものはなにもない」みたいな話だったのですね。
「挑戦」と「無謀」の境目みたいな作戦だと理解しました。
しかし「失うものは何もない」というのは「過去に得たものがないから失うものは何もない」という意味で使われることが多いのかもしれませんが、その場合「未来に得るであろうものを失う」ことも忘れてはいけないのではないでしょうか。
もちろん未来は不確実なものですから、どんなものが得られるのかを保証するものはないのかもしれませんが、ただ、だからといって進むべき方向性を持たなくていいという話ではないのではないでしょうか?
実にソニーらしい底の浅い戦略ですね。
私:
>要は、AKBが設立時に感じていたことを、乃木坂はトップアイドルと争って負けて学ぶ、ということです。
すみません、↑この部分をスルーしていました。
成長を促すのに使うということでしょうか?
要は、単にブランドを消費するだけではないと。
乃木坂46ファンのAさん:
そうです。
乃木坂とAKBはお互いを刺激しあうべきです。
ブランドを消費したらその分成長してほしいのです。
というか正直に言うと「負けて」学んでほしいのです。
ただ、デビューしたばかりのメンバーに対する過剰なプレッシャーが心配です。
まだ下積みも浅い中、ミリオンアイドルを相手にしろってわけですから。
実際に、過密スケジュールの中で倒れたり過呼吸になるメンバーもいます。
プロとしては乗り越えてほしいですけど、まだまだ若いので才能や可能性を枯渇させないように大人がしっかり成長させてあげる必要があると思います
私:
なるほど。
つまり、外に敵を作って乃木坂46という組織にガバナンスを働かせる算段とうことですね。
そういえば、乃木坂46プロジェクトが発足した時に私が主張していたのが、まさにそれでした。
ただ、それはAKB48側から観た場合の話をしていたのですが、今回は乃木坂46側から観てのお話ですね。
公式ライバルとは言うものの、実際にはAKB48から見て乃木坂46は取るに足らない存在ですから、AKB48側からみたら外敵に成り得ないです。
しかし、もし乃木坂46側からみてAKB48をライバル視することができれば、乃木坂46でのガバナンスを働かせることはできる。
つまり、そういうことですね。
しかし、はたして乃木坂46のメンバーたちは、適切な形でAKB48をライバルとして見ることができるのでしょうか?
まるで中小企業がAppleのような企業をライバル視することのように思えますが、その点いかがでしょうか?
この後も続いただのが、まとめる時間がないので、今はここで一時停止です・・・