最近はどうも若者のファッションに疎くて、報道などで横文字の衣料用語が飛び出すと面食らってしまう。こんなニュースがあった。
山本太郎氏、国会でスパッツ姿注意される 「品位に欠ける」と(産経1月29日)
この「スパッツ」とはなんぞや、スパ!リゾート温泉の水着、まさか?苦しい時のウィキペディアで調べてみた。
下着またはボトムスの一種である。 伸縮性のある素材でできた、腰から脚までにぴったりとフィットするズボンまたは、タイツ状の衣類の総称である。
なるほど、そんなラフな格好の若者なら街でよく見かける。国会にふさわしくない?ふさわしいとか、ふさわくないかという以前の話である。普通の感覚でこうした服を国会議員がはいて登院することすら想像ができない。
さらにウィキペディアでは概要の部分で詳細に記述している。
タイツの足先部分がない形状をしている。スポーツ以外の日常的な場面で着るためのスパッツは女性向けの衣類であるが、男性用の衣料として発表され、…男性にも浸透しつある。タイツ・ストッキングと同じような素材で作った股引(ももひき)のような衣類とも言える。
「タイツ・ストッキングと同じ素材で作った股引」なるほどわかりやすい。寒い時に男たちにはこの股引がかかせないが、いくらなんでも国会内での「股引姿」はいただけない。以前女性議員がベレー帽を冠って登院して問題になったことがあったが、そんなのはかわいいほうだ。
スパッツはいて、我々は叫ぶ!原発ゼロ、秘密保護法反対、辺野古移設反対、ウォー、ウォー!。アラフォー男の姿としてはひどく空疎で寒々しい限りだ。
その点、アラサーの女性はすごい。30歳の女性リーダーらによる万能細胞開発の成果。日本のキュリー夫人?による革命的ともいえる医学的快挙。報道によると女性は研究所では白衣でなく、割烹着を常時着用しているとのことだ。日本の先端の科学にこれはよく似合う。まさに大和撫子の面目躍如だ。