思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

インビクタスを見てきました

2010-03-09 01:36:00 | ラグビー・思い出話

1995年、南アフリカで開催されたラグビーW杯を題材にした映画

「インビクタス 負けざる者たち」を見てきました。試写会は途中退席したので

続きが楽しみ。平日に休みをもらえたので単独行動です。

行き先は札幌シネマフロンティア。JRタワー7Fの劇場にしました。

JRタワーは、今年7周年をむかえたそうですね。

エレベーターと直通のフロアは、ポップコーンの香りでいっぱい。

「最新の映画館は、どちらかといえば遊園地の感覚?」

時代の流れを感じました。

 

私が見たのは比較的小さな「11」番の会場。

中央近くの席を希望して座りました。背後には20人くらいの観客。

自分の前には誰もおらず、気分は貸切。集中できました。

感想については、詳しく書くとネタバレになり

まだ見ていない方がかわいそうなので小出しにしますが、

思っていたほど泣けなかった映画でした。

 

最初のつかみ部分は強烈。中ほど進み、心うたれるエピソード満載。

でも最後の展開がやや単調。決勝のオールブラックス戦、

ラグビーに否定的だった人達にも祝福されて優勝。

実際のフィルムが出て、懐かしい選手がでて、

15年前の感情をよみがえらせていても、「ほろり」のレベル。

「映画は最後がむずかしい。」とでも言いましょうか。

「優勝おめでとうとして、終わらせたのがほろり。」だったと感じます。

厳しい練習や環境の中、南アフリカが勝つのは感動的。

でもストーリー上の展開、楕円のおもしろさに触れた黒人の子供達が

最初に出てきた白人の子供達と、同じ芝生で一緒にプレー出来ていたら

「大泣き」レベルだったかもしれません。

 

「汗がしみた綿のジャージと主役のマット・ディモン。カッコ良すぎ。」

「オールブラックスがはいていたスパイク。当時はミズノだったよね。

ミズノのオールブラックスカレンダー捨てないでよかった。」

「試合部分はロムーにこだわりすぎたかな?」

「最後の選手写真。フィルムの時代だったけれど、それはそれで

味があっていいなあ。」

感想が次々浮かび、今もワールドインユニオン95の音楽が

頭の中から離れない私。まずは見られて良かったです。

まだの方は、ぜひご鑑賞をどうぞ。

 

インビクタスの余韻があるので 写真は元・南アフリカ代表

NECグリーンロケッツのヤコさんにしました


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