旅する小林亜星

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五輪

2008-04-23 01:01:02 | カイロプラクター
エイプリルフールに「行人」という本にほのかな想い託して
件のカイロプラクターに手渡して以来初めて

カイロプラクターに会いにゆく。

カイロプラクターは特に本や付箋について言及することもなく
あたしも特に本や付箋について追及することもなく

お互いに何事もなかったよに振舞う空気がそこにはあった。

あたしは想いを伝えられただけで満足していて
少なくともあたしにとっては気まずくならなかっただけよかったと思う。

ところで長野県出身の、
しかも今話題の善光寺の近くに実家があるカイロプラクターと
オリンピックの話題になったとき

彼はスポーツ全般を見るのが好きだと言ってたので
では1988年の長野オリンピックは見にいったのかと聞いてみれば

当時はあまりにも忙しくていけなかったと言うので

高校生だったカイロプラクターは彼女と乳繰り合ってたのだろうかと
勝手に焼きもちを焼いてみれば

通ってた乗馬クラブの馬の世話で忙しかったと言うので

ではそちらのほうに進みたいとは思わなかったのかと聞いてみれば

ま、いろいろあってそちらには進みたかったけれど進めなかったと言うので

カイロプラクターの人生は
とことんとことんあたしのそれとは交叉しないのだなと改めて思った。

またそんな馬と心を通わせてただろう、
カイロプラクターの細い手にまた恋心がふつふつと湧いてしまったりするのだ。

その存在だけで、愛しいひと。
あと2回だけ。
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