大好きな邦画「ジョゼと虎と魚たち」の原作「ジョゼと虎と魚たち」を
田辺聖子が書いてると知って読んでみる。
この原作からあの映画が生まれたと思うと奇跡。
原作より映画の出来がいいと思ったのは初めてかもしれない。
田辺聖子の文章は嫌いじゃないけれど。
映画ではひっかからなかったけれど
本では心にひっかかった言葉。
「魚のような恒夫とジョゼの姿に、ジョゼは深いためいきを洩らす。
恒夫はいつジョゼから去るかわからないが、傍にいる限りは幸福で、
それでいいとジョゼは思う。
そしてジョゼは幸福を考えるとき、それは死と同義語に思える。
完全無欠な幸福は、死そのものだった。」
まさにクンニの挿絵に赤面。
田辺聖子が書いてると知って読んでみる。
この原作からあの映画が生まれたと思うと奇跡。
原作より映画の出来がいいと思ったのは初めてかもしれない。
田辺聖子の文章は嫌いじゃないけれど。
映画ではひっかからなかったけれど
本では心にひっかかった言葉。
「魚のような恒夫とジョゼの姿に、ジョゼは深いためいきを洩らす。
恒夫はいつジョゼから去るかわからないが、傍にいる限りは幸福で、
それでいいとジョゼは思う。
そしてジョゼは幸福を考えるとき、それは死と同義語に思える。
完全無欠な幸福は、死そのものだった。」
まさにクンニの挿絵に赤面。
で、アキ男さん、田辺さんの本読んだことがないと書いていたから、オススメしようとして書き忘れてた。
あんな短編から、あの映画が出来るってすごい想像力だね。
うん、作品の中の世界感を大切にしたまま
あの映画は飛躍したんですね・・・
次は「感傷旅行」を読もうかと思ってます。