前厄ということで
もう今年も3月だけれどお祓いしてもらうことにした。
前厄でなかった去年でさえ
財布を2度も落とすという災難?不注意に見舞われたというのが背中をあとおし。
三が日に初詣して混んでたという理由で参拝せずに、
おみくじひいたら凶だったのも仏さまから警告なのかと。
それにしてもあたしは神仏にお金を払うというか、
それを管理してる人間にお金を払うということにどうしても抵抗があって
気が進まないのもあった。
神仏に心を近づけるというか
自分の心に近づくというか
そういうことにお金は関係ないのではないかとも。
というわけであたしはもしお祓いの金額がお心付けというルールであったら
3000円か、いや1000円か、いや実は100円でもいいのではないかと混乱するところだった。
幸いにもあたしが行ったお不動さまは最低料金3000円と決まっていたのでほっとしたくらいで。
小さいころから、この街にかれこれ30年住んでいて
何百回も来たことがある、遊び場でさえあった、
お不動さまにお金を払ってお祓いしてもらうのは初めてで
「御席」と書いてるところに座ると特別な気がした。
マイクを使って司会兼メイン読経ぽい黄色袈裟の坊主が息継ぎするところも見えたし
水色袈裟の眼鏡坊主が角笛を吹くタイミングに緊張してるのも見えたし
背中のすぐ後ろで叩かれてる太鼓の音は心臓に届いてきたし
無料席にいるひとの熱心にお経を口ずさむ姿も見えた。
そのうちちょっと偉そな紫袈裟坊主が
お不動さまの前のマイクで
有料厄祓いの願い事と名前を読み始めた。
「商売繁盛 ・・~建設、病気平癒 ・・名前」といった具合で
あたしの名前が呼ばれたときは
3000円しか払ってないせいか
「厄難消除 ・・名前、同じく・・名前、同じく・・名前」といった具合に
「同じく」として片付けられた。
そんなもんか。
ところでお祓いしたいものを翳すところの焚かれてる火の粉が
メラメラと天に昇ってく様もまたノーマルに美しいもので
「禍福はあざなえる縄のごとし」と言うのだから
厄年は禍に見舞われてこそ、これから福に恵まれるのではないかと思いつつ
自分の運命に真摯でいようとか
厄祓いしたから大丈夫だという前向きになれる気持ちをあたしは3000円で買ったのだとか思うことにした。
もしかしたらこういう謙虚じゃない気持ちがいけないのかもしれない。
ところでお祓いのあとに満を持しておみくじをひいてみたら
今度は吉だった。
運気微増。
家に帰って母に今日お祓いしてきたと得意げに言ったら
びっくりした顔をして母は
「あんた、そんなこと信じてたの?」
と窘められた。
この親にして、あたしありだ。
もう今年も3月だけれどお祓いしてもらうことにした。
前厄でなかった去年でさえ
財布を2度も落とすという災難?不注意に見舞われたというのが背中をあとおし。
三が日に初詣して混んでたという理由で参拝せずに、
おみくじひいたら凶だったのも仏さまから警告なのかと。
それにしてもあたしは神仏にお金を払うというか、
それを管理してる人間にお金を払うということにどうしても抵抗があって
気が進まないのもあった。
神仏に心を近づけるというか
自分の心に近づくというか
そういうことにお金は関係ないのではないかとも。
というわけであたしはもしお祓いの金額がお心付けというルールであったら
3000円か、いや1000円か、いや実は100円でもいいのではないかと混乱するところだった。
幸いにもあたしが行ったお不動さまは最低料金3000円と決まっていたのでほっとしたくらいで。
小さいころから、この街にかれこれ30年住んでいて
何百回も来たことがある、遊び場でさえあった、
お不動さまにお金を払ってお祓いしてもらうのは初めてで
「御席」と書いてるところに座ると特別な気がした。
マイクを使って司会兼メイン読経ぽい黄色袈裟の坊主が息継ぎするところも見えたし
水色袈裟の眼鏡坊主が角笛を吹くタイミングに緊張してるのも見えたし
背中のすぐ後ろで叩かれてる太鼓の音は心臓に届いてきたし
無料席にいるひとの熱心にお経を口ずさむ姿も見えた。
そのうちちょっと偉そな紫袈裟坊主が
お不動さまの前のマイクで
有料厄祓いの願い事と名前を読み始めた。
「商売繁盛 ・・~建設、病気平癒 ・・名前」といった具合で
あたしの名前が呼ばれたときは
3000円しか払ってないせいか
「厄難消除 ・・名前、同じく・・名前、同じく・・名前」といった具合に
「同じく」として片付けられた。
そんなもんか。
ところでお祓いしたいものを翳すところの焚かれてる火の粉が
メラメラと天に昇ってく様もまたノーマルに美しいもので
「禍福はあざなえる縄のごとし」と言うのだから
厄年は禍に見舞われてこそ、これから福に恵まれるのではないかと思いつつ
自分の運命に真摯でいようとか
厄祓いしたから大丈夫だという前向きになれる気持ちをあたしは3000円で買ったのだとか思うことにした。
もしかしたらこういう謙虚じゃない気持ちがいけないのかもしれない。
ところでお祓いのあとに満を持しておみくじをひいてみたら
今度は吉だった。
運気微増。
家に帰って母に今日お祓いしてきたと得意げに言ったら
びっくりした顔をして母は
「あんた、そんなこと信じてたの?」
と窘められた。
この親にして、あたしありだ。
なるほど、たしかそちらは本厄だよね。
エンターテイメントなら、あそこもけっこうおすすめです。
エンターテイメントショーとしての厄払い、一度体験してみたいよね。
自分の立ち位置を振り返る節目としての意味、があるのかなーと感じます。
ちょっと損した気分・・・
早速今朝、セキュリティカードを忘れるという災難に。
あと9ヶ月。。
(って考えると、あっというまな感じですが・・)
いいことありますよーに(  ̄ー ̄)