旅する小林亜星

小林亜星情報満載

こんな夜にはこんな読書「包帯クラブ」

2007-12-15 21:15:15 | こんな夜にはこんな読書
コンセプトはおもしろそだったのに
映画の評判がいまいちだったので
原作のほう、天童荒太の「包帯クラブ」を読んでみた。

うすっぺらー。

登場人物の表現方法を突飛に見せかけておいて、
実はただ単に感情の流れは表層的で
短絡的に行動してるよにしか感じれず

それが万人受けしてしまうお伽噺に感情移入や共感できなかったから
そう感じたのだと思う。

悪寒が走った言葉。

「みんな何かの形で傷を受けている。
 全部巻いていったら、きっと日本中、いや世界中、包帯だらけになるんだろう・・・・・・。
 ふと頭の中に、包帯で巻かれた地球が見えた。」

仕切りなおしして「永遠の仔」は読んでみたいと思う。
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続・財布

2007-12-15 04:11:51 | 青春生き残りゲーム
財布を落として3週間、
新財布を購入して1週間、

嘘のよなほんとの話、
財布をまた落とした。

朝、バスに乗って会社に行った。
昼、ごはんを買いにいこうとしたら財布はもういなかった。

そのときのあたしの絶望感をどうしたら言葉に変換できるだろうか。
描写を超えた絶望だった。

自分の注意力散漫加減に。

予備用に手帳に入れてる1000円を握り締めて
バスセンターに行き、落し物の有無を確認してもらった。
収穫なし。

とりあえずコンビニで500円分のごはんを買い
対策を検討すべく会社に舞い戻った。

右手が痙攣してた。
痙攣した指で、頻繁に会ってる豊かなひとに自嘲メール。

頻繁に会ってる豊かなひとにしか
こんな恥ずかしいこと言えない・・・と思った。

もし17時まで待ってバスセンターから財布発見の連絡がなかったら

新財布に入っていた、
再発行したキャッシュカードと
再発行したクレジットカードを
再停止しようと思っていた。

とそこへ新財布に入ってた社員証の連絡先に

今度は本所警察署から連絡があった。
そのときのあたしの高揚感をどうしたら言葉に変換できるだろうか。

小躍り。

本所警察署会計課に連絡すると
再発行したキャッシュカードも
再発行したクレジットカードも
再発行した免許証も
再発行せずにすんだ社員証も入っているとのことだった。

早速財布を取りにいくと
現金はそのままそっくり残っていた。
自転車ミーコのスペア鍵も。

¥9080

財布はバスに乗った停留所に落ちてたらしい。

この世知辛い世の中で
見返りも求めず届け出てくれた名も知らぬひとに
心から感謝したいと思った。

そしてお金を大切に使おうと思った。
そして何よりもまず財布を落とさない対策を考えようと思った。

金目のものに手をつけずに返してくれたひとに
どうしたら恩返しできるかを考えた。

¥9080は戻ってこなくても仕方ないと思ったお金だ。
ならば誰か困ってるひとに寄付しようか。

いやいや、その前に財布を落とさないよな鞄を買う足しにしようか。

いやいやいやいや、その前に
前々厄年なのに

3ヶ月の間に2回もカレシにフられ
3週間に2回も財布を落としたことを真摯に受け止め

お祓いする足しにでもしようか。

それでもやっぱり何十万もの被害に遭わなかったことや
こうやって健康で仕事ができる状況で
家族のみんなが健康であるということは

財布を2回落としたことを差し引いても
有り余る幸せだと思った。

財布はあたしに何か伝えたかったのだろうか。
あたしの愛し財布。

・・・と思っていたら
迷惑駐車させてた自転車ミーコを撤去された。

あたしの愛しミーコが。
コメント (3)
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こんな夜にはこんな映画「キサラギ」

2007-12-15 03:26:15 | こんな夜にはこんな映画
みなおがおもしろいと言ってた「キサラギ」。

「天然コケッコー」のついでに
横浜黄金町の名画座「ジャック」2本立て。

もうそのネタいいよってくらい、
ほんとにほんとにおもしろかった。

そうかそうだったか、一件落着って思ってから
3回くらい転覆させられた。

極上の極楽サスペンス。

場面が基本的に動かないから
演劇のよな舞台設定なのに大胆でダイナミック。

この興奮、我慢できずにみなおにメール。
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こんな夜にはこんな映画「天然コケッコー」

2007-12-15 03:11:38 | こんな夜にはこんな映画
NHK「トップランナー」に出演してた渡辺あや。

大好きな大好きな邦画、
「ジョゼと虎と魚たち」
「メゾン・ド・ヒミコ」の脚本を書いた麗しきひと。

彼女が繰り出す台詞の魔法に常々一網打尽にされてきたので

彼女の脚本&監督作品、「懲戒免職」をぜひ見たいと
「メゾン・ド・ヒミコ」をレンタルしてきたが
「メゾン・ド・ヒミコ」特別版初回限定生産の特典だったらしく無念。

ということで彼女の脚本最新作「天然コケッコー」を見にいく。

横浜黄金町の名画座「ジャック」2本立て。
応援したくなるよな古くて、新しい映画館。

映画自体は夏帆の島根言葉が舌足らずで聞きとれず
また学芸会のお芝居を見てるよだった。

すぐにあたしの記憶から消えそな映画。
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