旅する小林亜星

小林亜星情報満載

こんな夜にはこんな映画「カポーティ」

2006-10-26 22:58:47 | こんな夜にはこんな映画
まるで何かに吸い寄せられるよに日比谷に向かった。

何かは「カポーティ」だった。

久々に心にひっかかる映画。

映画のタイトルはある意味、
「カポーティ」というより「冷血」のほうが相応しいかも。

彼が書いた本「In Cold Blood」の邦題は
あたしだったら「冷血」ではなく「冷血の」とするだろう。

そんな生意気なことを言う前に原作を読もう。

シンプルなBGM、
ピアノの音があたしの心を再構築する。
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3P

2006-10-26 01:28:23 | 流れ星
4Pの事の顛末を
彼女から聞いてしまった。

この日いっしょに飲んだ陽男と陽男の先輩は
どちらも彼女を気に入ったらしく
激しくアタックしてたらしい。

陽男は酔っ払ってたからではなく
翌日も彼女を真剣に口説いてた話を聞いたら
なんだかあまりの格好悪さに笑ってしまった。

これで陽男のことはすっきり忘れられた。
男を見る目、なかった・・・

これでやっと本当に友達になれる気がする。
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エ(ア)ロデビュー

2006-10-26 01:20:17 | エ(ア)ロダンサー
エアロ歴10年のそのひとと
小豆島を歩いてるとき
誰もが彼の歩みは美しいと言った。

あたしは何が美しいのかわからなかった。

そのひとはエアロをするまで
こんなにきれいに歩けなかった、と言った。

来年の小豆島はきれいに歩きたいので
単純だけれどエアロを試してみることにした。

参加したのはローインパクトエアロ、初級者用。

バドミントンより激しくないのに
バドミントンより汗をかく。

走るより楽しいのに
走るより長く続けられる。

こりゃ、痩せるわと実感。

しかしなぜこれが美しく歩くことにつながるのかわからないけれど
ステップを完璧にこなせたら
もっと楽しいだろうなと思った。

ローグ。
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奈良男

2006-10-26 01:08:30 | 旅人
大阪に行くなら
ぜひ会いたいと思った、の主に電話。

ちょっと仕事で絡んだだけなのに
そのひとの声におもしろさを嗅ぎ取ったという理由だけで
会おうとしてるあたしの提案を受けてくれた。

そして10月の3連休は3日とも仕事だというのに
夜に時間をとってくれた。

声からしてすごくダンディなひとを想像していたけれど
梅田駅に現れたのは気さくそなおっさんだった。

話に油がのる前に
いきなり連れてってくれたのは
市街が一望できるからとHEP5の観覧車。

10歳年上のひとの余裕だ。

彼は生まれも育ちも大阪でこてこての大阪人なのだけれど
田舎に住みたいと奈良で暮らしてる。

観覧車の中ではムーディーな雰囲気になるはずもなく
彼の専門の生産管理工学の話や
中国駐在のお偉いさんはスナックの女性とばかり中国語を話すから
女言葉になってる話など聞く。

管理工学については聞くのも初めてなのに
とてもおもしろそに思えたのは
彼がその仕事を本当に楽しんでるからだと思う。

スタバでお茶したあと
しっぽりした焼肉屋さんを予約してくれていた。

下手したら鹿威しがありそなとこだ。
そして個室。

彼はあたしが気まぐれに教えたブログを読んでくれていた。
それはあたしに興味があるどうこうではなく
あたしという未知の人間にうまく対処するための情報収集だった。

手っ取り早く、そして無駄な情報がないよに
彼はあたしのブログを要領よく随分昔に遡って読んでくれたようだった。

きっと仕事に対しても根本的にはそんな取り組み方なのだろう。

根っからのエンジニアなのに流暢なコミュニケーションをとれるひと、
奥さんを大切にしていて、奥さんとの距離感を大切にしてるひと、
物事を的確に捉えようとして、そのためには努力を惜しまないひと、
そいう印象を受けた。

3徹した、
去年の11月の残業時間は300時間を越えた、という話を思い出して
あとからびっくりした。

3連休も毎日仕事なのに
あたしは彼からくたびれた印象を全く受けなかった。
疲れてるから早く終わらせて帰りたいという印象も受けなかった。

彼はまるで有閑マダムのよな雰囲気さえ漂わせていた。

きっと意識して仕事の匂いを消してるのだろうと思った。
それでもにじみ出てしまうストレスからくるピリピリ感は
もしかしたら奈良という自宅で癒されてるのかもしれない。

心に余裕があるひとの余裕だ。

こんなひとの下で働いたら楽しいだろうなと思った。

帰京してからお礼のメールを出すと
「初対面ということで多少の遠慮がありましたが
 二回目からは”お友達”です。」
という返信がきた。

彼が緩やかな時を刻んでいる奈良を次回は
ぜひ訪れたいと思った。
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