150

記念すべき150時間目のエ(ア)ロは
午前中に大好きな140時間目と同じインストラクターのクラスを149時間目に受けたあと

午後に彼女が戯れに後ろの参加者に混じって参加してたので
近くで踊ることができた。

緊張。

最近出たばかりのVAAM新製品が冷蔵庫に入りっぱなしだから
今日飲めばよかったなんて彼女の話に、あたしの耳ダンボ。

終わったあと今日は最近好きな曲がかかってたので
担当してたインストラクターに曲名を聞きにいこうとしたら

大好きなインストラクターしかいなかったので
うきうきしながら彼女に聞いてみた。

どの曲かわからないから今日使ったCDを「かけちゃおっ」と言って
あたしのためだけにかけてくれた。

ハッピーフィットネス11の「Beautiful Girls」という曲。
猿っぽい感じ。

ついでに欲が出て、もちょっと絡みたくなって
図々しくも年を聞いてみたら同い年だった。

そんなどこにも落ちてる共通点に親近感沸きまくり。

「今年は31（アイスクリーム）ですねー」なんて言われて
綿ほこりのよに舞い上がる。

ほんとは飲みに誘いたかったのだけれど
これ以上深入りすると

今度こそ本気で彼女を好きになってしまいそな予感がするのでやめといた。

144

今日も夢一夜の邪魔だ、あっち行け男はエ(ア)ロに来てた。

エ(ア)ロ中はまた話す機会もなく
無理して話すこともないだろうと思い、着替えて帰ろうとしたところ

邪魔だ、あっち行け男はトレーニングルームの出口のところに座っていて
まるであたしを待ってたかのよに

あたしが出ようとしたら席を立って行ってしまった。

あたしがあとに続いて帰途につこうとすると
邪魔だ、あっち行け男は後ろをちろちろ振り返るので

これは今日こそがまさに話しかけるタイミングだと思い
ずっとずっと心の中だけで温めてきた台詞を邪魔だ、あっち行け男にかけてみた。

「おつかれさまです。
　午前も午後も来てるんですか？」と。

鏡越しではなく初めて見る邪魔だ、あっち行け男の顔は
石川遼をちょうど気持ち悪くした感じ。

一度言葉を交わしてしまえば
あとはほんとに坂道を転げ落ちるだけで

駅までの道のりを
今まで聞きたくても聞けなかったことを矢継ぎ早に聞いた。

邪魔だ、あっち行け男も大分あたしのことを観察してたらしく

いつもYONEXを着てること、
バドミントンと書いてあるユニフォームを目撃したこと、
筋肉がバドミントンしてるひとぽいこと、など指摘された。

邪魔だ、あっち行け男は27歳、
そしてなんと日銀勤務。

出会い系なバドミントンの世界広しと言えども
日銀勤務の男には今まで会う機会なんかなかった。

希少。

駅前の邪魔だ、あっち行け男の家の近くで
また来週と言ってさよならしたあと

なぜ連絡先を交換しなかったんだろうとか
なぜ連休中に飲みにでも誘わなかったんだろうとか
ひと通り後悔してから

いやいや、１回目のコンタクトとしては適量だったと思い直した。

ここはこれまでのミスを活かして慎重になってもなり過ぎることはない。

もしかすると、もしかしちゃうのか。
出るか、人生の９回２アウト２ストライク満塁で、まさかの逆転満塁ホームラン。

か、フォアボール押し出し。

もう時間はあまりないのだけれど。

140

140時間目のエ(ア)ロは
108時間目と同じインストラクター。

区切りのいい数字は彼女のためにとっといた。

彼女の名前がはじめて表示されてた。

雅子。
雅子。

雅子。

彼女のフルネームを口の中で何度も何度も大切に舐めまわす。

今日はエ(ア)ロのあとダンベルのクラスだった。

彼女は３キロ、
あたしは試合直前に肩や腕を痛めたくないので500グラムのダンベル。

ちょうどいい負荷に
彼女が「軽過ぎないですかー」と笑いかける。

笑い返す。

近づきたい。
触りたい。

一夜

こんな夢を見た。

138回は鏡越しに目が合ってるだろう、
邪魔だ、あっち行け男にあたしからキスするという夢。

夢の中までも強欲なことに
邪魔だ、あっち行け男の隣にはこれまた好意を寄せてる誰かがいた。

邪魔だ、あっち行け男の心が手に入ってる上に

よく知ってるひとだけれど誰だかわからない、その好意を寄せてる誰かの気も
あたしは引こうとしてた。

特筆すべきは
「あ、この邪魔だ、あっち行け男とのキスはまたブログのネタになるわ」
と夢の中で思ったこと。

どこまでブログのために生きてるんだか。

邪魔だ、あっち行け男とのキスは正夢になるだろうか。

138

あたしのエ(ア)ロ、120回目目に登場した、
邪魔だ、あっち行け男。

邪魔だ、あっち行け男には週２回も遭遇するというのに
相変わらず話しかけられない。

あたしはもうすっかり邪魔だ、あっち行け男に興味津々で
こんな状態を続けたまま何も行動に移さないで後悔はしたくないので
今日こそ話しかけようと毎朝思う。

邪魔だ、あっち行け男は最近アリーナで踊ってる。

あたしはアリーナに行く勇気はないので
たいてい２列目のインストラクターのちょいと左後ろに陣取る。

邪魔だ、あっち行け男の腕の鮫肌が見える位置だ。
汗が光る。

エ(ア)ロの最中に
このぽっちゃりめな腕にぎゅっと抱かれたら、とさえ妄想してみる。

インストラクターの動きを凝視してると
ときどき邪魔だ、あっち行け男と鏡越しに目が合いそうになる。

水分補給の時間にタオルで汗を吹いてると
少しだけの勇気で話しかけられそな空間がそこにある。

でも恥ずかしくて目を合わせないよにする。

そして今日も話しかけられない。
トゥーシャイシャイガール。

もう時間がないというのに。

120

あたしのエ(ア)ロ、80回目目に登場した、
邪魔だ、あっち行け男。

彼は毎週土、日に来てるのでちゃんとステップを踏めるよになったものの
背が高いくせにほぼ中央２列めに陣取るので
インストラクターが見えなくて相変わらず邪魔だ。

会場にはあまり若いひとがいないせいか
ときどきあたしに話しかけようかなオーラを出している気がするけれど

一向に話しかけてこないので
まだしゃべったことはない。

先週土曜日朝のエ(ア)ロで
いつものよにまた邪魔だ、あっち行け男に話しかけられず

エ(ア)ロの帰り道にスポーツセンターの近くのスーパーに
乾かした牛乳パックを持っていこうとしたら

ちょうどスーパーから出てきた
邪魔だ、あっち行け男にまたニアミス。

スポーツセンターがスーパーに、
日常が非日常に、
舞台を変えるとそれはもう特別なことのよで。

今週土曜日朝のエ(ア)ロで
いつものよにまた今日も邪魔だ、あっち行け男に話しかけられないだろうと思っていたら
彼はお休みだった。

いると思ったあの人が、いない・・・瞬間。
そして、その動揺。

そして今日あたしは朝まで仕事だったので
昼まで眠ってから
いつもと違う午後のエ(ア)ロに行こうとして

この時間は邪魔だ、あっち行け男はいないだろうと思っていたら
彼は来ていた。

朝のエ(ア)ロが午後のエ(ア)ロに、
日常が非日常に、
舞台を変えるとそれはもう特別なことで。

いないと思ったあの人が、いた・・・瞬間。
そして、その驚き。

これは恋？
恋なのか。

話しかけられそで話しかけられないところから
なんだか意識してしまうよになったじゃないか。

非日常の偶然にあたしは弱いのに。

これで邪魔だ、あっち行け男が話しかけたそうというのが
あたしの気のせいだったら、それはとても滑稽なこって。

118

土　エ(ア)ロ40
日　バドミントン試合
月　ベーシックエ(ア)ロ　→バーミヤンで北京ダック　
火　ローハイコンボⅠエ(ア)ロ　→バーミヤンで北京ダック
水　バドミントン練習　→バーミヤンで北京ダック
木　パワーヨガ　→バーミヤンで北京ダック
金　エ(ア)ロ30　→バーミヤンで北京ダック

・・・と今、東東京で一番筋肉痛から遠いあたしだと豪語していたら

今日のエ(ア)ロでダブルカールしたとき
太ももの前部分に実は激しく筋肉痛が存在してることに気づいた。

今日一日全く筋肉痛を感じなかったというのに
昨日のパワーヨガで使った、普段の生活では全く使わない筋肉がこれほどにも痛い。

恐るべし、ウオーリアB・・・

三歩

軸足は右足でマーチ中

４リピーターすると
軸足が左足になってる不思議。

エ(ア)ロの七不思議。
何度考えてもわからない。

114

風邪ひいてかれこれ５週間。
はじめのうちは咳しか出ないからと調子こいてエ(ア)ロしてたのに

あまりに長引く咳に辟易して
大人しくしてた２週間ぶりにエ(ア)ロと思ったら

まさかのご老体インストラクター。
彼女にとってもエ(ア)ロ久々らしく

インストラクトがこの上なく遅い。
次の動きの１テンポ前には指示しててほしいのに
次の動きとともに指示する始末で会場は右往左往。

極め付けに恐ろしいほどのローインパクトに
彼女の息が上がってしまいゼーハーゼーハー。

彼女はやっつけ仕事のよにエ(ア)ロしてるよで
格好もスポーツセンターのジャージだし
使う音楽もなんだか80年代だし

ステップも進歩がなくてダサい。
レオタードを着てやるエ(ア)ロ世代なのだろか。

以前彼女が毎回やらせた、彼女が「スクエア」と呼ぶ、
足は２歩進んで90度回転して２歩進んで90度回転を繰り返し
腕は足とは逆側に三角形を描くステップがあって

またこれかよと失笑。
強度がほしい。

108

108時間目のエ(ア)ロは
106時間目と同じインストラクター。

彼女に会いたい一心でたとえ雪の中。

「こんな陽気に参加してくださるなんて
　よほど身体を動かすことが好きなのか
　よほど暇なのか
　よほどあたしのことが好きなのかですねー」と彼女の第一声。

あたしにはすべて当てはまるけれど・・・

彼女との楽しいひとときが終わったあと
今日のすごく好きな曲の曲名を聞こうと
意を決して彼女に話しかける。

好きなひとに話しかけるのは
いくつになっても緊張するものだ。

彼女はいつもの愛嬌ある笑顔で今日使ったMDを見せてくれた。

そして紙に「Maxx nrg 10」とメモして、くれた。

彼女の爪が見えた。
ガサガサしてた。
そんなところも好きだ。

あたしが好きな曲は「Lucky」という曲。

あたしと彼女とを唯一つないでる曲。
この曲を聴くたびに彼女のことをこれからも思い出すのだろう。

あたしは開けてはいけない扉を開けようとしてるのだろうか。

i'm so lucky lucky
i'm so loving loving...