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あたしのエ(ア)ロ、120回目目に登場した、
邪魔だ、あっち行け男。

邪魔だ、あっち行け男には週２回も遭遇するというのに
相変わらず話しかけられない。

あたしはもうすっかり邪魔だ、あっち行け男に興味津々で
こんな状態を続けたまま何も行動に移さないで後悔はしたくないので
今日こそ話しかけようと毎朝思う。

邪魔だ、あっち行け男は最近アリーナで踊ってる。

あたしはアリーナに行く勇気はないので
たいてい２列目のインストラクターのちょいと左後ろに陣取る。

邪魔だ、あっち行け男の腕の鮫肌が見える位置だ。
汗が光る。

エ(ア)ロの最中に
このぽっちゃりめな腕にぎゅっと抱かれたら、とさえ妄想してみる。

インストラクターの動きを凝視してると
ときどき邪魔だ、あっち行け男と鏡越しに目が合いそうになる。

水分補給の時間にタオルで汗を吹いてると
少しだけの勇気で話しかけられそな空間がそこにある。

でも恥ずかしくて目を合わせないよにする。

そして今日も話しかけられない。
トゥーシャイシャイガール。

もう時間がないというのに。