106時間目のエ(ア)ロは
103時間目と同じインストラクター。
1週間に1回だけの彼女との逢瀬に胸がときめく、
インストラクターのグレーのタンクトップを縁取る、
恋するピンク色。
彼女は実は男性ではないのだろうかとか
実は性同一性障害ではないのだろうかとかいう願望が妄想になって渦巻く。
エ(ア)ロが終わったあとに
今日もヴァーチャルな彼女との交わりが気持ちよかったと放心してると、
そこへ居合わせてた、
54時間目の木曜イケメンインストラクターに初めて話しかけられた。
かれこれ半年くらい、すっかりご無沙汰な木曜日の彼は
「最近木曜来ないですね」と聞いてきた。
はぅー、イケメンなのに
あたしの顔を覚えててくれたのだーと舞い上がる、舞い上がる。
「ちょっとレベルが高くてついていけないのですよー」と甘い攻撃をかわして答えると
イケメンインストラクターは
「あれは慣れですから、大丈夫ですよ」と眩しく笑った。
粉砕・・・
イケメンインストラクターとしては
いくらでも参加人数を増やしたいだけなのだろうけれど
こんなふうにピンポイントで来てくださいと言われれば
行かずにはいられないわけで
彼のクラスにおばさんが多いのはこういったまめな営業の賜物なのだろう。
早速来週から木曜に行こうかと思ってしまった。
恐るべしイケメンインストラクターの営業スマイル。
103時間目と同じインストラクター。
1週間に1回だけの彼女との逢瀬に胸がときめく、
インストラクターのグレーのタンクトップを縁取る、
恋するピンク色。
彼女は実は男性ではないのだろうかとか
実は性同一性障害ではないのだろうかとかいう願望が妄想になって渦巻く。
エ(ア)ロが終わったあとに
今日もヴァーチャルな彼女との交わりが気持ちよかったと放心してると、
そこへ居合わせてた、
54時間目の木曜イケメンインストラクターに初めて話しかけられた。
かれこれ半年くらい、すっかりご無沙汰な木曜日の彼は
「最近木曜来ないですね」と聞いてきた。
はぅー、イケメンなのに
あたしの顔を覚えててくれたのだーと舞い上がる、舞い上がる。
「ちょっとレベルが高くてついていけないのですよー」と甘い攻撃をかわして答えると
イケメンインストラクターは
「あれは慣れですから、大丈夫ですよ」と眩しく笑った。
粉砕・・・
イケメンインストラクターとしては
いくらでも参加人数を増やしたいだけなのだろうけれど
こんなふうにピンポイントで来てくださいと言われれば
行かずにはいられないわけで
彼のクラスにおばさんが多いのはこういったまめな営業の賜物なのだろう。
早速来週から木曜に行こうかと思ってしまった。
恐るべしイケメンインストラクターの営業スマイル。