心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

奎星会展 レポート その1

2011-03-22 | 書展・展覧会情報

                       甲骨文「臨」 掘 吉光氏 

 

去る10日、37日~1213日まで開催されていた奎星展へは、塩川素子さん と。

 

最初に、同人・無鑑査会員の方々の作品がある上野の森美術館へ。

偶然、掘吉光氏にお目にかかり、あれこれお話も伺い。

 

今年は東京都美術館が改装中のため、会場が2ケ所に別れ、作品も小さめ。

大きいのは迫力があるけど、たまにはこのサイズの作品も楽しめて。

 

ということで、何点か作品をご紹介。

前衛書のパイオニアといわれる会だけに、文字作品よりも抽象作品が多く。

   

 

 

 

     小田原正龍氏               古小高遥泉氏

     塩崎  学氏               中西 浩晹氏

     田村 空谷氏               石井 抱旦氏 

 

 

    中村 冬龍氏                小椋 紫仙氏

    八重柏冬雷氏                中原 茅秋氏

    田鹿 硯峰氏                 吉川 壽一氏 

 

吉川壽一氏は、以前NHKの大河ドラマ「武蔵」の文字を書かれた方。

豪快な風貌とは違って?色を使われる作品が多く、今回は3D画面のような立体作品。

 

田鹿氏の作品は、箱型の額のアクリル部分に、白と黒の弾む線が書かれた奥行のある

やさしい作品。

 

 

 

     小宮 真美氏            合田 春江氏

     佐伯 孝子氏            柿田 辰巳氏

     喜代吉鐡牛氏

 

 

 

       桃太郎  氏          久保田麻裕氏

       廣田  修氏          関  天空氏

        三浦 隆子氏          穂苅 春蕗氏

 

今回の桃太郎さんは作品は、いつもと印象が全然違うう。

久保田さんは、力強い!隷書。蘭秀会にもいらして下さっていて

4月の展覧会では、木簡を書かれてます。

 

 

この翌日にあの大地震。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

全国から参加されているこの展覧会、震災に遭われた方々もいらっしゃるかと思います。

 

一日も早く被災された方々が笑顔で、また書に迎える日が来ますようにとお祈り致しております。

コメント (2)
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