心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

いそぐ雲を見送る

2011-03-02 | 山頭火・放哉・良寛

                   (半紙1/2

 

久々に山頭火。

絵手紙教室でSさんの作品を参考に書いた「寒い雲がいそぐ」

 

この句は、冬の句というより、寒い雲が急いでいるわけだから

春を予感している句ね、と 

 

急にぽかぽか陽気になったかと思ったら、また寒さがぶり返し。

ここら辺は既に春一番も通り過ぎ、三寒四温の始まり始まり~。 

 

何ごとも練習と本番があるというか。

春もウォーミングアップをしているのでせう 

 

日々に感激も変化もなく暮らしてしまうと、

季節の変わり目なんか、どうでもよくなってしまうような。

 

日常を、なるべくならば面白がりながら、

人生の変わり目には、いそぐ雲を見送る勇気を持ちたいものですう 

 

先週末お邪魔したN先生宅の、満開の紅梅。

大木のその姿を見ていたら、時の流れに感慨深く 

 

 

コメント (6)
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