心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

正しいことが全てか

2008-02-15 | つれづれ
                     (いろは歌一節 半紙)
                   「伊呂波仁保邊土 知利奴流於」




1996年、確かフジテレビで放送された和久井映見主演のドラマ「ピュア」
主人公折原優香を見守る記者、沢渡 徹のことばが、今も心に残っている。


  正しいことが全てか
  人を傷つけてまで
  正しいことが全てか
  俺はわからなくなった

  強い人間なんていないんだ
  みんなおびえているんだ
  でもそこからはい上がろうとしてるんだ
  何かを信じて


自分が正しいと思うことは、気がつくと声を荒げて言ってしまうこともある。

正しいと信じるあまり、相手を傷つけていることも気づかずに。
何が正しいなんて、答えはひとつじゃないのかもしれないのに。

そして、あと味の悪さは痛みを伴い、自分の弱さを噛みしめる。

強い人間なんていないんだって思いながら、
それでもやっぱり強くなりたいと心に願う   



追記:
まつこさんからのご縁で、新しくブックマークにben美術館が加わりました。
ぜひお立ち寄り下さいませ~ 



コメント (6)
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