心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

迷ったときは目の前のことから

2008-02-02 | つれづれ
                         (はがき)



先日、S先生と、大学4年のY君としばし人生談義。

この4月から大学院に進むY君の目下の悩みは、自分は好奇心旺盛で
興味が尽きず目移りしてしまい、何をしたらいいのか選べない、ということ。

まぁ、まだ22歳。
何も興味がないより、あった方が人生楽しい。

でもきっと、何かひとつを一生懸命つきつめて行くと、不思議とやりたいことが
どこかでちゃ~んとつながってくる。 これ、多少の経験からくる実感

一人の人間の興味、たとえば芸術、科学、建築、スポーツ・・と場面は違っても、
思考や嗜好、思想の根っこは意外とひとつだったりする。
その根っこを信じていれば、出会いを呼び、自然と居場所を見つけられるはず。

そう、だから迷ったときは、まずは一番気持ちの手前、目の前にあるものから、
始めてみてはどうかしらん。

・・・って、Y君に話してみた 

「虻蜂取捕らず」
二つのものを同時に取ろうとして両方とも得られないこと。
欲を出しすぎると失敗することのたとえ。 ( 大辞泉より)

はたまた、二兎を追うもの一兎をも得ず。

でも、いいなぁ・・ まだ22歳。
私の22歳なんて、今思うと、まだな~んにも見えてなかった・・なぁ。

あ、今もまだ・・  な~んて言ってられない年になりましたが。。。

だから、改めて自分にも。








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