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心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

第七回天作会展 れぽーと

2015-07-05 | 書展・展覧会情報


のっぴきならない諸般を除けても行きたいと思っていた
今日最終日だった天作会展に、行ってきました。

会場で、偶然同門だった笙子さんにも会えて感激も倍増

最初の作品は森本順子さん。全体はこちら↓


私は勝手に、生きている時間の中で出会う人、空間、喜びや驚き、迷いや諦め・・
それらを体感しつつ、ひとつづつを丁寧に重ねていく様を感じたなり。




2点とも森本順子さん。

山口芳水氏


李炘明氏






会場の動画は山本ヒサオさん↓のfacebookへ。


2013年、横浜赤レンガ倉庫でのSho is it ! でもお目にかかった山本さん、益々のご活躍!

会場は、それぞれの、魂のぶつかり合いをびゅんびゅん感じる空間でした。
行けてよかった。すごくよかったです。

まだまだ続きは、また次回。
写真、掲載はOKと伺ったのでお断りなく掲載しています。
NGでしたら、ご一報くださいませ。

天作会ゆかりの井上有一展開催中⇒智美術館

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帽子作家 いわもとけいこさんの帽子展

2015-05-22 | 書展・展覧会情報
                    昨年のコラボ展でのいわもとさんの帽子


昨年、帽子&彫金&書のコラボ展に参加させて頂いて以来、
時々お目にかかっては熱く語り合っている帽子作家のいわもとけいこさんの
帽子展のお知らせです。

 日時:5月25日(月)~28日(木) AM9:00~PM5:00

 場所:以前拙ブログでもご紹介した、横浜山手にあるティールーム閑古鳥
    神奈川県横浜市中区妙香寺台18   電話:045-623-6343

普通の民家で、素敵な老夫婦がご自宅の1階をカフェにしています。



~帽子Life~私に似合う帽子展と題して、おいしいお茶を飲みながら
自分に似合う帽子をみつけるという、何やら楽しそうな展覧会です。

帽子は好きなんだけど、どんな帽子が似合うかわからない、
被り方がわからないといった方には、いわもとさんがきっと一番似合う
帽子を見つけてくれます。

帽子Lifeのはじまりをご一緒できたら幸いです、と語るいわもとさん、
帽子探しは、新しい自分と出会うということでもあるのよ、と


以前町田市玉川学園にあるアトリエにお邪魔したときの写真です↓
アトリエでは、初心者の方でも帽子が作れる教室もあります。

その時に撮った、いわもとさんが創られた帽子たち。


平日の開催ですが、初夏の風が漂うくつろいだ空間で、
新しい自分さがし、いかがでせう 


JR根岸線石川町駅より徒歩15分位だったかと。
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HANA USUI | ERÖFFNUNG | 13. Mai | Bildraum 01 追記

2015-05-16 | 書展・展覧会情報
ウィーンで個展を開催中の笛吹花(HANA USUI)から会場の模様の画像が届いたので
追記します。

そうそう、今回の個展のタイトルは「黒い雨」だそうです。
会期は5月13日から6月20日まで。

オープニングにはイタリア大使もいらして下さったり、
ニーダーエステライヒ州の美術館の館長さんが作品解説をして下さったそうです。

「オーストリアも被爆したチェルノブイリのことなども絡めて
超熱のこもった解説をしてくれて、みんなに私の思いもつたえてくださってありがたかった。」と。









画像はHPより拝借

来週はラジオのインタビューもあったり、9月にはベルリンでも個展が企画されているそうで、
今後益々活躍の場を広げ、日本ではできないことを、
どんどん思いっきりぶつけていってほしいです 

画像はHPへ⇒ 会場の様子 オープニングの様子

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HANA USUI | ERÖFFNUNG | 13. Mai | Bildraum 01

2015-05-14 | 書展・展覧会情報
Hana Usui, Schwarzer Regen, Öl und Tusche auf Papier, verbrannter Rahmen, 2014


go to ⇒ Bildrecht


拙ブログでも何度かご紹介している、同門だった笛吹花さんの
ウィーンでの個展のご案内です。

現在ウィーン在住で、現代美術の作家として活躍、美術館収蔵の作品も多く。
今回は日本の戦後70年ということで、テーマはヒロシマ。
画像は作品の中の1点。


以下、花さんからの作品へのコメントを記します。
(花ちゃん、ほぼそのまま載せます )

 きのこ雲やドームなどで表現したくなかったし
 広島は学生の時に行ったっきりだったから、丸木美術館も訪ねて
 いろんな本や漫画を読んだり映画を見たりして、ずっと私なりの表現を探していた。

 ひとつは黒い雨。2014年に作ったのと、4メートルの長さの作品を追加。

 もう一つは井伏鱒二の黒い雨の中にでてくる、亡くなった女性の乳房の間に
供えられた2,3本の雑草の花。
 萎れて乳房にもたれかかって泣きぬれているよう、というのが頭の中で
画像を結んだので、その花を抽象化した作品。

 もう一つは、髪の毛。ヒロシマ以外にも福島で被災した女の子が、
 被災したことでお嫁にいけないって小さな心を痛めていたり、
 原発銀座の敦賀出身の女性が甲状腺に問題があって結婚できないなど、
 女性の幸せを奪う放射能ということで女の命ともいわれる髪の毛をモチーフに
 9点シリーズを作った。

 もう一つは、ハエ。
 変な考え方かもしれないけれど、亡くなった人たちから生まれたハエを、
 大量殺戮された人たちの化身と考えて幅45センチ、長さ20メートルの紙に
 何万匹と油絵具で描いて羽ばたかせた。

 背景を墨で入れたんだけれど、その背景に、黒い雨の中で主人公が読む
 お経の三帰戒、開経偈、讃仏偈、阿弥陀経、白骨の御文章を、
 ほとんど読めないように背景に溶け込ませて書いた。
 お葬式はおろか、お経をあげられることもなかった人たちへの鎮魂だと思って。

 あとは、かぼちゃ。
 調べていくうちに、模擬原子爆弾、パンプキン爆弾というのがあったと知って、
 映画の黒い雨の中でも、お隣の家から爆風でかぼちゃが飛んできたり
 終戦の翌年餓死した版画家の谷中安規がおかぼちゃ様って
 大好きなかぼちゃを育てていたことなどもなんとなく私にとって
 戦争を象徴する野菜だったので、カボチャシリーズも描いてみた。

 こんな感じで仕上げたんだけれど、普段展覧会で使う真っ白な額が合わなくて。
 2014年の黒い雨も額をバーナーで焼いたんだけれど、
 今回もひとつの額は全部、4つの額は内側だけをバーナーで焦がした。

 
作品に向かう姿勢に、強い意志とメッセージを感じて敬服。
ウィーンまで馳せ参じて、この目で作品を拝見したい衝動に駆られています。

改めて作家とは、作品とは、と考えさせられ、
私なぞ、てんであまちゃんであると今更ながら痛感。

この状態で、わたしも6月の個展に臨むのだから・・ではあるけれど、
今できることを精一杯やるしかないわけで 

ドイツ語だからよくわからないけど、13日から始まっています。
現地の方で、興味を持たれた方はぜひお出かけくださいませ。


詳細は⇒こちらへ   笛吹さんのHPは⇒こちらへ

Hana Usui widmet die Ausstellung Schwarzer Regen dem Gedenken an die Atombombenabwürfe
auf Hiroshima und Nagasaki vor 70 Jahren.
Weitere Informationen unter:
www.bildrecht.at/news/hana-usui-eroeffnung-13-mai-bildraum-01

Dauer der Ausstellung: 15. Mai – 20. Juni 2015
Öffnungszeiten: Di – Fr 13 – 18 Uhr, Sa 11 – 16 Uhr

Bildraum 01 | Eine kulturelle Einrichtung der Bildrecht GmbH
Strauchgasse 2, 1010 Wien
+43 1 8152691 | bildraum@bildrecht.at


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もぐら庵 遊びの印展

2015-05-13 | 書展・展覧会情報

ユーモアたっぷりの書画や篆刻などで楽しませて下さる
もぐら庵こと、池田耕治さんの個展が今日13日から松屋銀座で始まりました~。

 ■会期:5月13日(水)~19日(火)
 ■会場:松屋銀座 7階遊びのギャラリー


陶芸家藤澤重夫さんとの京都での二人展に、もぐら庵の名の通り
謎めいた出で立ちで突然お越し下さり、楽しいお話やアドバイスを頂いたり

今回2年ぶりとのこと、伺いたい気持ちではおりまするが
6月に続けて2つの展覧会があり、まだ作品制作苦戦中でして・・
でもでも、目途がたったらぜひお邪魔したいと思っています。

詳細はもぐら庵さんのHPへどうぞ~

楽しい作品画像はこちらから





【もぐら庵さんプロフィール】

年齢、行動、生活、すべて不詳。
顔を見せない、人に逢わない、もぐらの暮らしにあこがれ
「もぐら庵」と号す。
奈良生駒山麓に庵を結び、風と語り、雨と唄い、風流自然を愛し、
書画、篆刻、作陶三昧暮らしの、自称遊印家。

とありますが、会場ではたぶんお目にかかれると思いますよ~。
以前は、その場で注文したら印も彫って下さいました~。
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賀墨展~今日まで

2015-05-04 | 書展・展覧会情報
 
4日まで第50回賀墨書展開催中です。

画像は出品されていらっしゃる麗川氏の ブログ より拝借 
画像クリックで拡大します↓

  

■~5月4日(月)14:30まで

■横須賀市民ギャラリー 横須賀文化会館3F

会場までのアクセスはこちらから  地図 クリックで拡大します⇒ 
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賀墨書展と石渡鵞遊展のご案内

2015-04-26 | 書展・展覧会情報

ここ数年お邪魔している賀墨書展、今年は50回記念展とのこと。

賀墨会は、城所湖舟氏主宰。
書TENでご一緒させて頂いている麗川氏も出品されています。

これまでの展覧会の模様は⇒こちらから (ずずいと下まで~)

会場の横須賀市民ギャラリーまでは、横須賀中央駅から徒歩10分、
海の気配を感じながら、のんびりとした風景の中を歩くのも気持ちがいいです。

今年はどんな作品を拝見できるのか、楽しみです。

 ■5月1日(金)~5月4日(月)10:00~17:00
 ■横須賀市民ギャラリー 横須賀文化会館3F


会場までのアクセスはこちらから  地図 クリックで拡大します⇒ 


そして、書友の石渡鵞遊さんの個展。



杉並建物応援団の代表もされていて。
古きよきものを愛してやまない鵞遊さんの、愛蔵品と書をコラボしたというコレクション展。

今回の会場奈可多楼は、イラストレーターのなかだえりさんのアトリエで、
2014年 築約50年の木造モルタルの元スナックだった建物をリノベーションされたそう。

建物内部の様子はなかださんのHPのプロフィールでご紹介されています。

地図はクリックで拡大⇒


昨年の個展の模様はこちらから
これまでの個展、それぞれの趣のある会場も素敵です⇒ここから


今週から早くもゴールデンウィーク、たぶん私は6月の蘭秀会書展と
初めての個展の作品制作漬け~

苦しみながら楽しみます 
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2015 現日会代表書家展 Part4 レポート

2015-04-17 | 書展・展覧会情報

19日(日)まで銀座鳩居堂で開催中の、現日会代表書家展 Part4 に昨日、お邪魔しました。
作品のサイズは色々でも、同じ大きさのパネルが一堂に展示された会場は圧巻でした。


左から 林幽峯峰氏「大象」 三宅剣龍氏 「和」  高橋蒼玄氏「一切心」


まだ会期中ですが、書TENメンバーの方々の作品をご紹介させて頂いちゃいます 



まずは越智麗川氏の「行行」。今回もやっぱり素敵 



線、空間、余韻から滲み出るスケール感、存在感。
凛々として懐深く、情味に溢れあたたかく 

2009年、「次代を担う43名の新進作家展」 にお邪魔したとき、
素敵~と感じた作品を拙ブログでご紹介させて頂き。

その時の素敵だなぁと感じた思いは、今もずっと変わらず、
作品だけではなく越智氏のお人柄にも益々  です。

そしてお隣は、木原光威氏の「かたすみの三葉の花なり」



おおらかで大胆、拙のようでいて品格のある表情が素敵です。


伊地知星夏氏の 「こころ落ち着けば水の音」は山頭火の句。
たおやかな時間の流れを感じます。




中谷翠泉氏 「歴」。



空間の中心に求心的に書かれた線のせめぎ合いは、
「歴」の文字に込められた思いなのかしらんとか思いながら。


谷合双辰氏の「満つる力は破るる力 牡丹の芽」



これまで拝見してきた作品と雰囲気が違うのは、墨や紙の違いだけではなく
この句の力強さゆえかしらん。

書は何を書くかが決まればほとんど作品はできたようなもの、といつだったか木原氏が。
書き手の思いが強ければ、作品から放出されるエネルギーも熱く。

岡村雞守齋氏の「雪」



新潟在住の岡村氏、いつも暮らしのそばにあることばを選ばれているような。
私が書く「雪」とは説得力が違うのでして

それぞれの方の個性ある作品を拝見しながら、
私の暮らしはどんなで、何を伝えたいのかとかとか考えてみたりして。

今の私が詰まった作品が書けたらいいなぁ 

改めて、この方々とご一緒させて頂ける光栄に感謝をしつつ
もっともっと真摯に、まだまだ知らない自分探しをしていきたいと思いました。

表具の違いも楽しめる60名の方の作品展は、あさって19日まで開催中です
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つながりの方々の展覧会のお知らせ

2015-04-13 | 書展・展覧会情報

桜が満開~と思っていたら、ここ数日の冷たい雨ですっかり舞い散り、駐車場の車が桜模様に。

例年だと4月は、書道教室の年に一度の蘭秀会書展がありますが、
今年は抽選に漏れちゃいまして、2か月遅れ、6月5・6・7日に開催予定です。

その翌週10日~21日は初めての個展もあり~なのに、作品はこれから。
相変わらずスタートが遅いという悪習が治らずでして 

さてさて、今日は書つながり、ブログつながりの方々の展覧会のお知らせです。

まずは、現日会代表書家展 Part 4。
書TENでご一緒させている方々の7割が所属されている現日会。

その中の伊地知星夏氏、岡村雞守齋氏、越智麗川氏木原光威氏
谷合双辰氏、中谷翠泉氏が出品。

 ■日時:4月14日(火)~19日(日) 11:00~19:00
 ■会場:銀座四丁目 鳩居堂4階画廊


そして岡本光平氏主宰のCACA現代アート書作家協会の インテリア書展。
大谷美游氏、同門だった白子谿雪氏も出品。







そして、ブログつながり -こんども人間やろか- のどっかんママさんこと、
森本順子さんが参加される四人展。




 ■日時:4月19日~25日 11:00~18:00 最終日16:00
 ■会場:大阪市北区西天満4-6-24 現代クラフトギャラリー


地図はクリックで拡大⇒ 


森本さんの作品を集めたYou tube~どれも、素敵過ぎ 
じっくりごゆっくりご覧くださいませ~
















ご紹介しているだけで、モリモリ~っと気合い入りました~

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第12回醜美舎展れぽーと

2015-03-25 | 書展・展覧会情報

22日まで銀座かねまつホールで開催されていた醜美舎展は蔵元訓征氏主宰。
臨書作品と自由な創作作品が並びます。

それぞれ作品をクリックで拡大します。

   
蔵元訓征氏 

   
柿田辰巳氏   水内温子氏  (お名前あとで追記します)

  
「光」 (お名前あとで追記します) 

  
若松春翠氏「大吉」

同じサイズ、同じ形式で並ぶ臨書作品。
以前は私もいろいろな臨書をしていたのに、最近は木簡、隷書、甲骨・金文ばかり。。
教室では隣の席の母組が、米芾や顔真卿、趙子昂などを臨書していて、
嗚呼・・落ち着いて臨書に没頭したいなぁと改めて 

画像クリックで拡大します↓
 


毎年、蔵元先生はじめ陽気で楽しいメンバーの方々との一杯も楽しみに
お邪魔しているのですが、今回は駆け足観覧で残念でした。
毎日飲んでるから疲れたよなんて仰いながら、相変わらず満面の笑みの蔵元先生に
お目にかかれて、なんだかHappyな気持ちになりました~ 

過去の展覧会の模様→醜美舎 ">醜美舎HP とここここからも


作品を創り続ける中で、表現したい、伝えたいという強い思いがないと
観る者に、刺激も感激も感動も喜びも届けられないということをしみじみ 

ある人が、私は感性がないから・・とよくぼやくのだけど、
感性は筋肉と同じだと思う。

感じること、そして感じたことをことばや形にしていく作業を繰り返したら
感性の筋肉がムキムキしてきて、感じることがもっと楽しくなるはず。

自分は感性がないと思っている人は、そのやり方やきっかけがわからないだけ

え?そうなの? じゃあそのヒント、教えて~という方がいらはいましたら、
是非一度、インテリアの書の教室に遊びにいらして下さいませ~
あちらのブログはすっかり更新が追いついていませんが、
新しいこと始めたいと思っています

お問い合わせはコメント欄か、左バー上になる「メッセージを送る」をクリックして
お気軽にどうぞ~ 

コメントは非公開で受け取れます。 
メッセージを送るからの方は、連絡先アドレスもお忘れなく~

・・っていきなりのご案内、春なので、私もまた新たな感性探したいです 
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