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心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

蒼龍白須展/「竹林會」書展のご案内

2016-04-15 | 書展・展覧会情報

すっかり桜も散り、新緑の季節。
目まぐるしい年度末の仕事+私事のあれこれで1ケ月以上も
ブログを更新できずにおりましたが、何とか乗り切って日々を重ねとります。

さて、上の画像は、もう5年も前になりますが。

第11回扶桑印社展の時の
私の書の師のご子息で、篆刻家でいらっしゃる稲村龍谷先生の作品。

その龍谷先生より、なんだか楽しいご案内を頂き。
堅苦しい書のそれとは違って、狂言の文言のようで笑っちゃうのでして。

遊び心満載の龍谷先生らしいなぁと、楽しみです 


そのご案内はこちら。
画像クリックで拡大します→     



何はともあれ、篆刻展と書展のご案内です。
(敬称略)

 ■蒼龍白須展 

  高橋蒼石 稲村龍谷 北川博邦

 ■竹林會書展
  
  石井清和  佐野栄輝   佐野光一   須田義樹 
  中野 遵  蓑毛 个一  北川博邦


 
 会期:平成28年4月26日(火)~5月1日(日)
    11:00~19:00 最終日は17:00まで

 会場:東京銀座 鳩居堂画廊 3階・4階


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第56回 現日春季書展レポート

2016-02-28 | 書展・展覧会情報
                           「無二」 越智 麗川氏

久々の書展。

私もご一緒させて頂いている10人による書TEN
そのメンバーのうち、7名が現日会。(私は今はフリーなのでして ) 
ということで、その方々の作品の中からご紹介。

まずは、書もお人柄も尊敬と憧れ、越智麗川氏の「無二」。

社会に目を向けた作品を多く書かれる越智氏。
今回の作品へのメッセージが添えられていたので記載します。

 戦火の下で逃げ惑う人々にも、貧困の中で飢えに堪える人々にも、
 病と戦い痛みに苦しむ人々にも、かけがえのない無二の命がある。

 「何のために生きるのか、何のために生かされているのか」
 生きる意味を問いながら、争わず、憎まず、妬まず、恨まず、怒らず、
 全ての人々が、積極的に生き抜くこと、生きることを全うすること、
 かけがえのない無二の命があることを喜びとなるよう祈ります。

このメッセージを拝読しながら作品に向かうと、私なりのイメージも浮かんでくるのでして。

生きるエネルギー、儘ならないねじれた現実、見え隠れする希望、
地に足をつけようと、そこに蠢く生の営み。

様々な状況の中で、生き抜く術を、それぞれが探して行こうぞよ~ってね 

この「無二」の小品も。



ひゃんひゃんひゃんと、走ってるような。
それぞれに世界があるけど、私はこちらがタイプです 


写真を撮り損なってしまったけど、同人の古屋藍水氏の作品にも
作者の思いを感じました。

 生きている 生きねばならぬ 生きられる

このことば、私も書いてみたくなりました。


書TENの代表、木原光威氏の「天地交響」。
墨の濃淡、躍動する線からは、生々しい呼吸、解放感を感じ
天地交響という言葉と、まさに響き合ってる~と、
そこに流れる音楽をしばし聴いていました。



作品アップ


そして小品。大胆にタクトを振っているような  




こちらは伊地知星夏氏。
全体が景色のような構図からは、言葉の余韻を感じます。
漢字の作品でも、こういう世界が好きです。



左:谷合双辰氏 素直に美しいなぁと思えるのでして。
        このたおやかさ、私にもっとも足りないもの

右:中谷翠泉氏 金文・甲骨文をテーマにされている中谷氏。
        強い線だからこその余白の美しさ。
        釈文は「十六夜清心」




こちらは、越智氏のお社中、山本洋三氏の作品。
今回、同人格奨励賞を受賞されたそうです。
洋三先生のブログも~ ⇒ Yoz Art Space




そして~時々書談義?を交わす、植草凌花氏の「一歩」
彼女も甲骨・金文をテーマにされています。




ここでご紹介させて頂いたのはごく一部、まだまだ素敵な作品たくさんありました。
私も刺激を頂いて、今日はまずは久々の書展レポートでございました。


現日会代表書作家展は4月5日~10日 銀座鳩居堂で開催
またその頃にご案内させて頂きます。

スマホ撮影、画像がボケ気味ですみませぬ
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(故)宮里 進 ハリボテ 【天使の行方】展のご案内

2015-11-07 | 書展・展覧会情報


すっかりすっかりご無沙汰を致しておりましたが、
皆さまはお変わりありませんかえ~

色々色々あったここ数か月、ようやくパソコンに向かう時間と気力が
戻ってきたので、またボチボチ再開したいと思っています

さてさて、6月に個展をやらせて頂いたギャラリースペース游
11月4日から始まった(故)宮里 進 ハリボテ【天使の行方】展のご案内です。

2004年、このギャラリーで個展を開催して2か月後に帰らぬ人となられた
宮里進さんの奥様が、ご主人の作品集の出版をすることになり、
スペース游のオーナーの明子さんのところにお嫁に行った作品の撮影に
お邪魔したことがきっかけで、今回、回顧展の開催となったそうです。

今日お邪魔して、会場に入った瞬間、楽しい!って気持ちでわくわくどきどきでした。





クリックで拡大します⇒



ね? 楽しそうでしょ~

会場には奥様の宮里真佐子もいらはいます。
作品への深い愛情やエピソードなど、伺えるかもしれません。

ぜひぜひお立ち寄りくださいませ~。



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撫子展 「ORIGIN~未来への道標~」のご案内

2015-10-14 | 書展・展覧会情報


この場でも何度かご紹介させて頂いているCACA現代アート書作家協会
メンバーでもいらはる撫子さんの個展が明日、15日から名古屋市内の画廊で開催されます

DMの作品は「未来」。
穏やかなまっすぐな縦の線と、ふわっと広がる左右の線の「未来」。

私にもこんな未来があったらないいなぁというような
心地よい希望の音楽が聞こえてきました 

名古屋はちょっと遠くて、残念ながら伺えそうにないのですが
たくさんの方がご来場されますよう、拙ブログでもご案内させて頂きます。


 撫子展 「ORIGIN~未来への道標~」

 ■会期:2015年10月15日(水)~10月20日(火)  
     AM10:00~PM5:00 最終日PM4:00終了

 ■会場:妙香園画廊  名古屋市中区栄3丁目14-14

 ■16日にはワークショップもあるようです

地図等、クリックで拡大します⇒


詳細はこちらでも

現代書作家 撫子 オフィシャルサイト

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第1回内野直弥書展

2015-10-09 | 書展・展覧会情報


先日の書TENに、桃太郎さん経由でいらして下さった
25歳と22歳の青年たちと、書談義なぞを。

その時に、熱く語っていた佐藤達也さん(25)と内野直弥さん(22)。

佐藤さんは東京学芸大書道専攻卒業後、教師をしながら書活動を。
また内野さんは、現在大東文化大書道科4年生ながら、初個展を
地元栃木県宇都宮市で、昨日8日から栃木県総合文化センターで開催中です。

お二人は、僕らの書展のメンバーで、
時には書の話で、殴り合いになるほど真剣勝負をしながら 
積極的かつ精力的に、書の活動の場も広げていらはるようで。

なんでも、来年にはウィーンのお城を借りて数名で書展を開催するそうです。
目は国内ばかりではなく、世界に向かっている!

メンバーになるには、条件があるそうで。
何?って聞いたら、「平成生まれであること」だそうで。

あ~残念。ギリギリ入れないわ~ん

ここのところ、諸々停滞ぎみの私も、刺激を頂いています。

初個展、なんとしても馳せ参じたかったのですが、
11日まで展示会開催中・・12日は、母が一時帰宅することになり
伺えそうになく・・残念至極、無念千万。

後日、お話を伺える日を楽しみにいたしております。

今後の活躍に目が離せない彼らの活動はこちらでも→Facebook

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書展巡りれぽーと 

2015-09-15 | 書展・展覧会情報

13日(日)は、横浜でのワークショップのあと銀座、表参道と久々の展覧会巡り。

まずは、清月堂画廊で13日まで開催されていた 浅田 聖子・宮上 誠 作品展。

少し照明を落とした中での、浅田聖子氏の書と
薩摩南蛮焼きしめの陶芸家 宮上誠氏の作品との響き合いは、格調高く
美しく、清々しく、気宇壮大、静寂(陶)の中の胎動(書)は心地よく 


会場での撮影許可を頂けましたので、ご紹介させてください。
(掲載NGでしたら、ご連絡頂けましたら幸いです  )





小品軸作品の、作品部分アップ。













ちょうどギャラリートークが終わる頃で、ご挨拶もできて感激でした。

宮上氏の器でお茶を頂き、ゆっくりお話でもというところでしたが
この日はスケジュール満載で、失礼をしてしまいました。
ううう・・ざんねん。

浅田氏のHPはこちらから

そして会場を出て徒歩2分程、同じく13日まで鳩居堂画廊で開催されていた
濱道子書展。

たっぷりとした墨量、力強い筆致、生かされている喜びを感じる躍動感、
そして、流れている時間さえも揺さぶるような圧倒的な存在感。






中央には初秋を演出。会場の空気も爽やかに。



普段より思いのほか広く感じたのは、強く生き生きとした線が、
あの空間に心地よりリズムを与えていたような。

天人合一


「独歩青天」



選ばれたことばからも、濱氏の世界観を感じます。

作品への思いなど、お話をお伺いしたかったのですが、
会場では、たくさんのお客さまに囲まれていらしたので
ご挨拶もできないままで、残念でした。

会場で頂いたパンフレット クリックで拡大します↓
  

濱氏 Facebook 

そしてこのあと、銀座REIJINSHA GALLERY で9月25日まで開催中の
墨の書き人たち FEEL in GINZA に向うも、日曜休廊 
 

ううう・・残念。
なので、表参道まで、同じく岡本光平氏率いる表CACA現代アート書作家協会の
メンバーによる現代art 書展へ。

閉幕20分前のギリギリ到着でしたが、撫子さん白子さん にもお目にかかれて。

こちらはいつも写真撮影NGなので、ご紹介できないのが残念ですが、
お近くでしたら、9月25日までの上記展覧会へお出かけくださいませ~。

そんなこんなで、朝からタイトなスケジュールでしたが、刺激満載のよい1日でした。

さてと。
いよいよ来週21日から24日まで、私も参加している書TENが始まります。
ここだけの話・・まだ小品制作途中です

全く毎回ギリギリでお恥ずかしや~。
22日13時~は、「自分を書く」と題したワークショップやります。

こちらもぜひお立ち寄り頂けましたらうれしいです

クリックで拡大→ 


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Life 2015 のご案内

2015-08-31 | 書展・展覧会情報

あっという間に夏が過ぎ、気がつくとブログの更新ができないまま
1か月半も過ぎてしまい。

皆さま、お元気にお過ごしでしたでせうか

私はというと、まぁ色々いろいろありまして。
それはまたの機会にということで、今日は展覧会のご案内をば。

東京銀座GALLERY ART POINTで4日まで開催中の
Life 2015に、先日お邪魔しました。

昨夏今年の1月に、私も参加させて頂いたこのグループ展に
今回はブログつながりの友人、SATOKOさんが出品されてまして

「再び、空高く」と題された作品は、木炭で1本1本線を重ねて描かれていて、
眼光は一見鋭いようだけど、ずっと見ていると穏やかで
静かな決意のようなものを感じました。

全体はこちら。



会場では鮮やかな色や立体作品もあり、その中でも鷹の存在感を感じました。

半紙に描かれていて、真っ白い紙ではないこともあり
鷹の白さを表現するのに苦労した、と 

会場風景




以前、ゴルフィーさんのところからリンクさせて頂いた
「鷹の選択」という動画があり。

今回の作品は、その鷹にインスパイアされて描かれたそうです。




今回はLife展、動物がテーマです。
それぞれの思いが込められた動物にまつわる作品が100点位。

ぜひお立ち寄りくださいませ~。

地図 クリックで拡大→


追記:SATOKOさんは、またさんの執事さんです 
   SATOKOさ~ん、ごめんなさーい。公開NGでしたらお知らせくださ~い

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2015書アート展 FEEL 明日まで~

2015-07-19 | 書展・展覧会情報
                         白子谿雪氏

昨日お邪魔した横浜赤レンガ倉庫1号館での2015書アート展 FEELのレポートをば。

最初の画像は白子さん。
常に新しいこと、何これ?と思わせるような作品に挑戦されている白子さん。
ここで言っていいのか・・内緒ですが喜寿はとうに過ぎていらっしゃるそうで。

麻袋を板にはりつけ、彩色しているそうで。タイトルは確か輪廻転生。
アップするとこんな感じ。



アップにした画像をご覧になった白子さんいわく「気持ち悪い~」。
いえいえ、まさに輪廻転生の、生々しさがぐぐっと迫ってきます。
私もこんなパワーが欲しいですう。。


何度かお邪魔しているCACA展、今回は1月に名古屋で開催した巡回展だそうです。
メンバーのお一人、美人で、斬新で楽しい作品を見せて下さる撫子さん
写真を撮ることを交渉して下さって、全体の様子だけですが
今回お届けできることに感謝です。


会場には岡本光平氏もいらっしゃいました~。








久々にお目にかかれた大谷美游さん♪  ちょっと画像がぼけててすみません・・
どうやって書かれたのかは、美游さんから伺いましたが、ここで伝えていいのかわからないので
ご質問などはこちらへ⇒美游さんのブログ




展覧会、協会についての詳細は、主催CACA現代アート書作家協会HPへ。

会期は明日までですが、それぞれに技法を凝らし、更にパワーアップした作品群は
圧巻ですので、ぜひお出かけくださいませ~


撫子さ~ん。昨日はありがとうございました。
画像など問題ありでしたら、ご一報くださいませ~。
facebookにも投稿しています。
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遠くて近い井上有一展

2015-07-17 | 書展・展覧会情報



菊池寛実記念智美術館で、7月26日まで開催中の
遠くて近い井上有一展も、ぜひ行きたいところ。

1991年、埼玉県立近代美術館での個展で、空襲での生きるか死ぬか、
その壮絶な体験を激しいタッチで書きなぐった作品に、鳥肌がたって。

ウナックサロンでの展覧会には母と一緒に行ったなぁ・・と懐かしく。


赤レンガ倉庫と、智美術館、どちらも明日行きたいと思っています。

English

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2015書アート展 in YOKOHAMA

2015-07-16 | 書展・展覧会情報

諸般の出来事が続いて、先日の天作会展のレポートが途中のままですが、
15日から始まっている2015書アート展 in YOKOHAMAのご案内をば。

岡本光平氏率いる、書とアートの融合を模索する集団です。
40数名の自由な発想溢れる作品群に圧倒されると思います。

同門だった白子さんも出品されているので、なんとか伺いたいところですが。。」

台風の影響も心配ですが、機会がありましたらぜいお出かけくださいませ~。

 ■2015年7月15日(水)~20日(祝)

 ■横浜赤レンガ倉庫1号館

  
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