昨日、昭和記念公園でハクウンボクが咲いていましたが、片倉城跡公園へ行く途中の公園でも咲いていました。花の咲く様子が白雲の様だとのことで名付けられたとおり白い綺麗な花です。
片倉城跡公園では
湿地でキショウブ(黄菖蒲)がだいぶ咲いていました。ヨーロッパ原産でアヤメ科の多年草。明治時代に観賞用として導入された。
湿地の奥にタニウツギ(谷空木:スイカズラ科の落葉低木)が咲いていました。
林下では
オカタツナミソウ(丘立浪草)が少しですが咲き始めていました。シソ科の多年草で花の咲く様子を波頭に見立てたもので丘に咲くということ。
エゴノキにオトシブミの揺籃(落とし文)が出来ていました。エゴツルクビオトシブミ(エゴ鶴首落とし文)という昆虫が葉を巻いてその中に卵を産み付けたものです。落とし文とは、昔、巻紙の手紙(恋文や人目をはばかる手紙)を渡したい人の近くにわざと落として拾わせる置手紙のこと。この揺籃が地面に落ちたものをその巻き手紙になぞらえたもの。
ご参考までにエゴツルクビオトシブミの雌かヒメクロオトシブミの何方か分かりませんが挙げておきます。オトシブミとはこんな昆虫です。
今日出会った昆虫は(はっきりしない同定が多く申し訳ありません)
ヒメシャクの1種。この仲間は同定が難しい。名前の通り小さな尺蛾です。
フタテンオエダシャク:オエダシャクはエダシャクの仲間で後翅の先が尖っているのが特徴。
シオヤトンボの雄
ホンサナエの雌。中型のサナエトンボ。ここは近くに池があるとはいえ生息地ではない丘陵地ですから同定違いかもしれません。違っていればご指摘ください。
ヒメアカホシテントウ:これももしかするとナミテントウかもしれません。違っていればご指摘ください。
ダイミョウセセリ
帰路ナツミカン?の花が咲いていました。ミカンの花が咲く季節です。我が家ではヒメユズの花が咲いています。
以上