あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

白川の流れに沿って歩く

2012-04-10 14:42:46 | Weblog
早春のある日、「街中を歩く」ツアーに応募して、
未だ知らない街中を歩いてきました。
先生1人に生徒3人。個人授業のようで何ともったいないこと!
いちばん印象に残ったのは、白川に架かる「行者橋」でした。



一本橋、阿闍梨橋ともいわれ、千日回峰行を終えた比叡山の阿闍梨修行者が
市内で最初に渡る橋。
この細い石橋をやんちゃな小学生が自転車で渡るのだそうです。

下を流れるのは白川。
ではこの川は何処から始まって何処へ出るのか。
比叡山に始まる白川は琵琶湖疏水に入り、仁王門通から街中を曲がりくねって
鴨川で合流します。ふだん街中を歩いていてもあちこちで白川に出合います。

そこで一度、その流れをたどってみることにしました。
平安神宮の大鳥居を背にしてスタートです。



川に沿って歩道が整備されており、この時期、観光客がいっぱい。
満開のサクラの下の細い石橋を子供が嬉々として渡ります。



三条通を横断して南に伸びる流れは、ヤナギ並木の美しい白川のいちばんの
見所です。



やがて大きな知恩院の古門があり、その手前に前述の「行者橋」があります。
ここから流れは西に曲がって東大路を横切り、祗園の真ん中を貫いて直角に南へ。




アオサギが佇んでいます。下を流れる白川の魚を狙っているのだけれど、
人の流れが気になって・・・。





新橋でさらに方向を変えて白川南道に沿って流れます。



吉井勇の句碑、巽橋あたりは人、人、人・・・。しだれ桜が満開です。



最後は四条大橋の北で鴨川と合流します。



これで白川の南半分がわかりました。
北(上流)の方へも行ってみたいとは思うものの、これほどの風情は
期待できないかもしれません。








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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんぼ)
2012-04-11 15:56:41
こんにちは
白川がこのような流れになっていたとは知りませんでした。このような散策なら参加してみたいです。
北の方への記事を期待しています。
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Unknown (ちどり)
2012-04-12 12:45:45
白川に親しみを感じました。いずれ、少しだけ遡ってみたいと思っています。真如堂あたりの白川はタダの小川なので、その手前あたりまでは興味があります。
疏水探索も面白そうですね。
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以前から気になっていました (akasyoubin)
2012-04-12 13:05:28
桜の季節にピッタリの小さな旅ですね。私も所々は行ったことがありますが、たどったことはありません。ところで出発点の先が気になりますね。疎水の下を通っているのですね。
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出発点は (ちどり)
2012-04-12 16:00:49
仁王門通の北側歩道の脇に白川への出口があります。そこが出発点です。
仁王門通の下を横切って写真の場所に出てきます。
時々通っていても全然気づきませんでした。
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追加です (ちどり)
2012-04-12 16:10:00
比叡山から北白川を通って流れる白川は、琵琶湖からの疏水と動物園南の疏水で合流し、大半は夷川ダムへ流れますが、ほんの一部が白川の流れとなるようです。私もベンキョウしました。
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