<ぐらつくユニクロ神話、最高益でも日米に死角?>
英語を社内公用語にしている会社は『倒壊』という「思い込み。」があり、5年前から、サムスン・楽天・ソフトバンクと共に「ユニクロ。」を目の敵にしてきたが、「ユニクロ神話。」とも言われる急成長に陰りが見え始めていますよ。
10月8日に発表した2015年8月期の連結決算は、営業利益が会社予想を350億円以上も下回り、翌日の株価は10%下落して、時価総額は5000億円も吹っ飛びました…。
原因は、国内事業が『軟調』に転じたことと、米国の赤字幅が「想定外。」だったことであります。
国内は、夏以降の販売不振が原因で、6~8月期の既存店売り上げ高は、前年同期比4.5%減と「急失速。」でありますよ…!
ユニクロは円安による原価上昇を理由に、約2割の秋冬商品を平均1割値上げするため、5000円以上のジーンズや7000円以上のウルトラライトダウン委は、「割高感がある。」との声も上がる。
実際に客数は『減少』傾向が続いており、客がイメージする“ユニクロ価格”からのかい離は限界に近づきつつありまする…。
一方、柳井社長が海外で最優先に位置付ける米国は、アパレルの最大市場であり、ユニクロも40店以上を展開すが売れ行き不振が続き、「赤字幅。」は事前の想定より拡大している。
今後は出店を抑制し、スクラップ・アンド・ビルトで大都市に基幹店を出すといいます…。
ただ、大都市はブランド向上につながっても家賃が高いため、早期の黒字化は難しい。
成長中の中国も景気減速の足音が聞こえる中、先行きの不安を打ち消せるのか…!?
ユニクロは、予定通り(私の想定)、岐路に立っているんじゃあ、あ~りませんかね??
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