チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 <日本語・書き言葉について>

2014-11-19 09:18:53 | 日本語が世界の公用語になる
  <日本語・書き言葉について>

 日本は、学問を行うことができるレベルにある『国語』を、近代の初めに確立することができた、数少ない非西洋国であります。

 そして、その国語でもって優れた小説が書かれましたが、その国語のレベルを維持することは、とても重要な課題だと思います。

 様々な歴史的条件に恵まれ、近代日本は、日本語という国語を作ることが出来ました。

 それを、日常会話と区別がつかないような書き言葉にして現地語化に退化させるのは、本当にもったいないと思います。
 日本語は、話し言葉としても書き言葉としても、日本にある程度の人口さえあれば、当然残るでしょう。

 ただ、このまま書き言葉を劣化させてしまうと、最悪の場合は『このbookをyour houseにbringします』というふうにもなりかねません。

 今は、米国が「覇権文化。」であるがゆえに、全世界で大衆は、アメリカ化している訳です。

 しかも若い教育を受けていない層ほど、グローバル化に無防備です。

 ただ、悲しいのは、日本では文部科学省や知識人までもが、国語の将来に危機感を持たず対策も立てていないことです。

 国語の教科書のあの薄さに、端的にその姿勢が表れています。

 古典のみならず、近代文学を持ちながら、学校でこれほど自国の文学を読ませない国は無いでしょう。



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