<日本経済、「100年に1度。」のチャンス>
アルフレッド・マーシャルは、「経済学者になるには、冷徹な頭脳と温かい心の両方が必要である。」と教えたと云われています。
経済学の存在理由は「人々の生活を豊かにすること。」のはずであるのに、目下のところ、経済学は経済学者が「飯を食う。」ための象牙の塔的な学問になってしまっています…。
しかも現在は、権威のある(?)経済学者が間違った(アベノミクス)経済政策を提唱し、国家がそれを採用してしまっているのです。
世界の中央銀行も、リーマン・ショックを歴史の教訓として生かすことをせず、とくにFRBは危機のたびに、緩和策を打ち出してきました…。
そのため投資運用担当者(トレーダー)たちは、過度なリスクを平気で取るようになり、他人の資金で大きなリスクをとり、成功すれば巨額の報酬を手にする一方で、失敗すればFRBや政府が税金で穴埋めしてくれるので大したことはないと見くびっています。
実際に、FRBが2008年から2011年10月にかけて量的緩和によって金融市場に資金を大量供給(4兆5000億ドル)したのにつづき、日銀が2013年4月から、ECBが2015年3月から量的緩和を開始し、金融市場では資金があふれ返り、現在のリスク資産バブルは世界レベルに拡散しています…。
さてあるシナリオによれば、12月のある日、ワシントンDCのある場所の密室で世界経済を一変させることが決まり、その数日後のNY株式市場は、8月のパニック以上の暴落に陥るだろうとしています。
そしてこれは、2016年夏の「想像を絶した大暴落。」の前兆であるというのですがね…!??
1973年1月の1067ドルから1974年の570ドルの下落を、2015年5月の18000ドルに当てはめると6000ドルという計算になります。
以後、世界経済は長きに渉る「デフレ期。」となりますが、すでに1991年から20年間の経済調整を『完了』している日本経済にとっては、まさに「100年に1度。」という絶好のチャンスとなるのだろうと考えておりますよ…。
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