<追い詰められた中国、日本はどう対応すべきか?>
南シナ海の領有権問題について、ハーグにある常設仲裁裁判所が下した裁定は、人工島を力ずくで造成し続ける中国にとっては『惨敗』と言えるものでありました。
しかし、いくら裁定を下しても、国際社会には警察官はいないため、その内容に従うよう大国の中国に強制できる国はありません…。
国際社会は、南シナ海問題の存在を広く認め、中国が国際法を無視し、力による現状変更を試みていることを改めて認識したでありましょう。
カントリーリスクが高まることで中国に投資していた外国資本が逃げ出しやすくなるなど、経済分野での悪影響がこれから出てくるが、こうした経済的なデメリットについては、中国政府はあまり予想していないかったと思われます。
こうなれば、普通の国なら多少は妥協するものだが、ますます危険な行動に走りかねないのが、共産党独裁国家である中国であります…。
こうした中国に対し、日本はどのように対応していけばいいのでありましょうか?
(続く)
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