脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

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2014-08-27 03:57:04 | 私の思い 3
心の痛みを止めるおくすりはないんだな・・・


足のけがで病院へ行き
痛み止めと抗生剤を処方された。
薬局で、薬を受け取って、そう思った。



心療内科に行っても
カウンセリングを受けても
けっきょく
自分の痛みを話すだけで
痛みはすこしもへらない


それはそれでいい、とおもう


かなしみや
いたみは
「負」の感情ではないと思うから


いちばん
いちばん
たいせつなひとをうしなったんだから
かなしみや
いたみがきえないのはあたりまえのこと


できないことばかりになってしまったけれど
それもしかたのないこと


それでも
いつまで
夫のいない世界で
生き続けなければならないのだろう・・・と思う。
かなしみや
いたみから逃れたいのではなくて
夫がいないという状況が受け入れられないのだ、と思う。

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