脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

孤独

2016-09-03 19:34:22 | 日記 2
夫の5回目の祥月命日、そしてお盆を過ぎ
心はからっぽなのに
次からつぎへと
さまざまなことが起きてくる。

それらをどう考えればいいのか・・・
夫がいたころは
どんなことでも夫と飲みながら話すことができた。
夫はいつでも私の思いをそのまま肯定してくれた。
だから、わたしは冷静になって
自分のとるべき道を冷静に考えることができた。

今、
そんなふうに話す相手がいなくなって
わたしは
自分の思いを持て余しているのだと思う。
だれかに「そのままでいいよ」と言ってもらいたい。
誰かに「その気持ちはわかるよ」と言われたい。

そんなことは
もうかなわない甘えなのだとよくわかっている。
自分のことは
自分で結論を出すしかないのだ。

残されて
ひとりで生きるということは
こういうことなのだと
まいにち
思い知らされる。

話し相手がいる人には
決してわからない
孤独感だ。