今日、勤務先で利用者さんが発作を起こされた。
久しぶりの、大きな発作だった。
時間にすれば、3分弱。
でも
とてもとても長い時間に思えた。
その苦悶の表情は
夫の発作の時にわたしを引き戻す。
ドクターは
くりかえし
「発作で死ぬことはないから」と言われた。
「発作をこわがらないで」とも。
でも、
発作の間
夫はどんなにか苦しかっただろうと思う。
車いすになって
ドクターから
いよいよ
「末期」と宣告されてから
不思議に発作の回数は減った。
肺炎で苦しい呼吸の下で
あの発作の苦しみを味わうことがなかったことだけが
唯一の救いだ
発作の時
周囲の者にできることはわずかしかない。
刺激を与えないように
危険がないように
ただ見守ることしかできない。
病魔の前で
まったく無力な自分を思い知らされる。
もしも神様がいるなら
どうぞ
この発作の苦しみを
すこしでも
減らしてくださいますように
久しぶりの、大きな発作だった。
時間にすれば、3分弱。
でも
とてもとても長い時間に思えた。
その苦悶の表情は
夫の発作の時にわたしを引き戻す。
ドクターは
くりかえし
「発作で死ぬことはないから」と言われた。
「発作をこわがらないで」とも。
でも、
発作の間
夫はどんなにか苦しかっただろうと思う。
車いすになって
ドクターから
いよいよ
「末期」と宣告されてから
不思議に発作の回数は減った。
肺炎で苦しい呼吸の下で
あの発作の苦しみを味わうことがなかったことだけが
唯一の救いだ
発作の時
周囲の者にできることはわずかしかない。
刺激を与えないように
危険がないように
ただ見守ることしかできない。
病魔の前で
まったく無力な自分を思い知らされる。
もしも神様がいるなら
どうぞ
この発作の苦しみを
すこしでも
減らしてくださいますように