脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

宴が終わり、豪雨・・・

2014-08-17 20:21:21 | 私の思い 3
お盆が終わった。
13日から4日間、義姉・娘・孫が滞在してくださり、にぎやかに過ごした。
毎年、20人以上の来客があり、
みんなお酒には強くて、酒宴が一日中続いた以前に比べれば
わずかな人数だが、
それでも、普段の生活とはかけ離れたにぎやかな日々だった。

以前から痛めていたひざをこの春、再び痛めてからは
まったく正座することができず
「しゃがむ」ことすらできなくなった。
そのため、拭き掃除もできなくなり
家の中の掃除も、草とりもできなくなった。
一番困るのはトイレ掃除で
便器の奥に届かない。
高いところも
踏み台への昇降が不安で
換気扇の掃除もできないままお盆を迎えた。

夫の命日から一週間、
夫の父親の命日である14日に毎年お勤めをお願いしている。
以前はこの日に親戚がたくさん集まったが
今年は
夫の友人、義弟、義姉家族、
我が家もあわせてたった8人。
仏壇の前には
義姉や義弟が供えてくださったお花。
わたしの姪や夫の友人たちからのお供え。
でも、夫のもとには届かない、と思う。

義姉とは夜遅くまで夫の思い出を語り合った。
義姉のつらかったお話もうかがった。
どれだけ話しても、話はつきない。



そして、連日の雨。
昨夜から今日はことのほか激しく
あちこちが通行止めになった。
避難準備情報もだされ
川の水もすごかったが
さいわい、大きな被害はでず
いまのところ少し小降りになっている。
川の水位も下がってきている。



日々
いろいろなことがおきる。
明日からは
日常生活。
どんなおもいも
心の奥にしまいこんで
日常の生活は流れていく。


いつまで
こんな生活を続けなければならないのだろう。
夫のいない生活に
なんの意味があるんだろう。