脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

闘病

2013-12-21 23:23:27 | 私の思い 3
夫が脳腫瘍と診断された当初、
私は娘の手術の付き添い
遠い東京にいて
外出もままならず、
情報は携帯のネットで得られるだけだった。

毎晩、娘を寝かせつけてから
暗闇の中で
携帯を見つめていた。

当時は
なんでもいいから、情報がほしかった。
けれど、
得られる情報は
夫の腫瘍が悪性であることを示すものばかりだった。

夫が自宅療養するようになってからは
ネットを見る時間もなくなった。
私は
夫が自分でネットで調べるのではないかと
恐れていたが
文字を読むことが難しくなっていた夫は
一度もパソコンに触れようとはしなかった。


私は
もっと
末期の闘病について学んでおくべきだった。

誤臙性肺炎の恐ろしさ、
口腔内清拭の大切さ、等々
知識として知っていたことを
もっとしっかり自覚すべきだったのだ。


いろいろなことを思うと
悔しくて
切なくて
どうしようもなく・・

いろいろなことが
今、
現在進行形で
溢れてくる