脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

優しさに…

2012-06-29 21:43:59 | 私の思い 2
たくさんの
苦しいことがあったから
あなたはきっと優しくなった



たえまなく
涙あふれる日々なれど
君の優しさ我を包めり



言うなれば
雛鳥のごと汝が愛に
包まれてきし弱き我なり



さはあれど
包まれてきし優しさを
我ももちたし君のごとくに


人は人
我は我なり
哀しみの底にてみゆる光もあらむ

かなうなら2

2012-06-29 19:01:29 | 日記 2
昨夜、
お寺に法要の打ち合わせに伺った。


お仏壇のことは夫任せで
何もわからないので
何をどう準備すればよいのか
事細かに教えて頂いた。

そのあと、当然ながら、夫の思い出話になり……


そういえば……


結婚してから
一度も
食事のことで文句を言われたり
怒られたりしたことがないんですよね…という話題になって……


なんて幸せな人生を送らせてもらったのかと
あらためて
感謝の涙があふれた。


特に
娘が生まれてからは
さまざまな親の会の役員をさせて頂いて
帰宅が遅くなったことも
超手抜きの食事のことも度々だったけれど
一度も何か言われたことはなかった。
それどころか
いつも
率先して手伝ってくれたし、
明らかに味付けを失敗したときでも
「大丈夫、食べられるよ」と言ってくれた。
そして残さず食べてくれた。



かなうなら
もう一度だけ伝えたい
君と歩めて幸せでした