朝ドラの「とと姉ちゃん」
戦後の物が無い時代に着物や浴衣をリメイクして洋服を作るという
ちょうどそんなタイミングに刺激されて、私も我が家にある浴衣を広げてみた~
母と娘の浴衣が一枚ずつ、私の浴衣二枚
夫と私のそろいの浴衣一組
どれも母が仕立てた手縫いの浴衣・・・
そしてタンスからまだ仕立てていない浴衣地が見つかった
たぶん30年はタンスの中で眠っていたと思われる浴衣地
母が買ったものなのか今では誰にも分からない
この浴衣地を利用して直線裁ちのワンピースを作ってみようかな
色合いが渋くてこれなら私にも着れそう
生地は綿とポリエステルの混紡素材でシャッキリしている
見頃部分とスカートは一体で、前後とも着物の幅二枚を中央ではぎ合わせている
袖ぐりも着物幅いっぱいで折り返してから脇縫い
カットしたのは襟ぐりと肩線を少し下げている
脇の裾を少しカットしただけの、ほぼ直線裁ちして縫う
着物の幅を一杯に使っているので、縫い代の始末が無くて楽
着物の幅4枚が前後の見頃になるので、このままだとゆったりし過ぎ・・・
ウエスト部分で前後ともタックを3本ずつ寄せてみた
何度も仕付けしては着てみて、自分の胴回りに合わせてみる
中心の左右に3本ずつ、前後計6本のタック
ただし脱ぎ着が楽なように、タックを寄せ過ぎないように注意しながらミシンをかける
これならすっきり着られそう~
家で着る時はこのままベルトなしで、涼しく着られるように裏地も付けていない
ベルトをすれば近くへの買い物位には着て行けそう~
裏地をつけていないのでペティコート(アンダースカート)を履いています
さすが直線裁ちは早く縫えるけど、朝ドラのように2時間で仕上げることは出来ない
昨日の午後から始めて、今日の午後と計5~6時間はかかっている
先日羽織からリメイクしたワンピースは、7/3に羽織をほどき始めてから、仕上がったのが7/18なので随分日数はかかっている
ブログだけ見た方はあっという間に作ったかの印象を持ったようですが、じっくり時間をかけています
私の性格からすると、始めると一時もそれだけに集中してやりたくなり、他のことはどうでも良くなるタイプ
最近はこの性格を戒めて、ちゃんと料理もするし他の家事もやりつつ、余った時間にするように心掛けています
昨日今日と涼しかった二日間を利用して、なんとか着られる物が出来上がって良かった~