店周辺をぐるっと一回り、成増って飲み屋さんも多い街のだなぁと思いながら、12時50分頃に11人で構成された行列の一員へと。約25分後に入店し、このペースなら3連食も可能かな?などと考えていると、未だ店外で19人がラーメンの配膳を待つ13時21分に宣告となりました。
冷やし塩油そば、中盛り。潔い見た目です。注文は、塩ラーメンの食券を購入し、助手役を務める息子さんに麺量を聞かれた際「冷やし油そば、中盛りでお願いします。」と。
水道水で締められたことと油が回し掛けられたからか、艶やかな表面。具は全て丼底に隠れています。
そのまま口に含むと、確かに油が絡んでいることが確認出来ました。ただ、何味の油だったかまでは・・・
表面はツルっとして、噛み切ろうとする行為に対して反発する力が強く、シコシコ感が際立つます。
塩ダレは分量が少ないからかブラックペッパーの効きは優しめ。塩の主張も見た目の黒っぽさのとおり、醤油の存在と拮抗して控えめでした。
チャーシューは短冊切りに。冷えていてもしっとりとして軟らかさは健在。
コリコリメンマ。
水分を吸ってペニャペニャになった海苔。
ネギと鷹の爪は多めに入れられていました。
レンゲも使ってよくかき混ぜました。
先週食べたとしおかの油そばに比べて、塩とブラックペッパーの力が抑えられた故の角の取れた塩味が印象に残る味付けに感じました。
忘れずにスープ割りをお願いしました。すると、麺があっという間にプツンッと千切れる状態の軟らかさに変化しました。繊細なんですね。
塩ダレに魚介の豊かな風味が加わり、油そばが全ての基礎となる絶品スープの特長が全面に出た塩ラーメンに。
12分程で完食。油そばを注文すると、スープ割りを頼むことで2種類のラーメンを楽しむことが出来、お得感があります。次回は、温かい油そばを。
帰りの電車を携帯で調べてるだけで
「他のお客さん待ってるんだよ」
とチンピラ店員に怒られました
皆さま是非行かないでください